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柳賢振・田中・ダルビッシュ「第2のアジアルネサンス」が開く
朴贊浩と野茂時代以降、もう一度アジア投手の全盛期が到来し、今シーズン、メジャーリーグはそれこそアジア選手の独擅場だ。
今季、大リーグはそれこそアジア選手たちの独擅場で「アメリカン・ドリーム」を成し遂げため、太平洋を渡った選手たちは、メジャーリーグ最高の名門チームで大活躍し、世界の野球界に新鮮な衝撃を与えている。 まるで彼らの足跡は1990年代末、野茂英雄と朴賛浩が開いたアジアルネサンスを再び迎えた「第2のアジアルネサンス」と表現しても十分だ。
大リーグをそれぞれのやり方で爆撃中のアジア投手の活躍度を見る。※記録は4日現在のもの
柳賢振(27·大韓民国)
アメリカ西部地域で最高の名門クラブと言えばこの1チームしか思い浮かばない。厚いファン層と市場性などで独歩的なニューヨーク・ヤンキースと対抗できるチームという話を聞くLAドジャースだ。このドジャースで朴賛浩以降、再び韓国投手の威力を発揮している選手がすぐに柳賢振だ。
柳賢振は大リーグデビュー初年度だった昨季からすでに14勝、平均自責点3.00を記録して新人王4位に位置づけられるなど、その技量を披露した。2年目の今シーズンも10試合に出場し6勝を記録、平均自責点3.09で変わりのない活躍を続けている。
特に柳賢振は2014大リーグのオーストラリアの開幕シリーズに先発登板し、米国本土の開幕戦だった3月31日のサンディエゴ・パドレス戦、LAドジャースのホーム開幕戦だった4月5日の対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦など、大事な試合を任されるようになった。
また、先月22日、ニューヨーク・メッツとの試合で6回2アウト後にホームランを許すまで、ドジャース歴代3位に該当する33.2回遠征試合無失点記録を立てた。
非常に驚いたのは先月27日に開かれたレッズ戦。当時、柳賢振は7イニングをパーフェクトで抑え、アジア選手初のパーフェクトゲームを狙ったものの、8回表安打を許して悔しさを飲み込んだ。
柳賢振があと2イニングだけパーフェクトで抑えれば150年余りの歴史の中でメジャーリーグ史上24回目で、ドジャース史上49年ぶりにパーフェクトゲームが出るところだった。メジャーリーグの歴史を開くところまで来た柳賢振だった。
田中将大(26・日本)
1月22日、メジャーリーグは衝撃に陥った。メジャーリーグで一球も投げてもいない田中に「最高の名門球団」であるニューヨーク・ヤンキースが、投手歴代契約5位に該当する7年1億5,500万ドル(約1,586億ウォン)を提示したためだ。衝撃的な契約により期待よりは懸念が多かったのが事実だった。
しかし、田中への懸念の視線を歓呼に変えるまで長い時間は必要としなかった。田中は11試合を投げ圧倒的な投球内容でヤンキースが何故、彼にそこまで求愛をしたかを証明している。
田中がデビュー後11試合で挙げた成績は8勝1敗平均自責点2.06である。最多勝は、メジャーリーグで共同2位、平均自責点は全体4位に上がっている。11試合の間、クォリティスタート(6イニング3失点以下)に失敗した試合は一回もなく、最低でも6イニング以上を投げてくれるのでブルペン負担を減らしてくれた。
田中が最も輝かしい活躍を繰り広げたのは、5月15日、ニューヨーク・メッツとの遠征試合。地域ライバル・メッツとの対決で注目を集めたこの試合で田中は三振8個を加えた4安打無失点でデビュー8試合ぶりに完封勝ちを収めた。これは同じ日本人投手の松坂大輔、ダルビッシュ有などもやり遂げなかった完封勝ちであり、ヤンキースの選手で初めて・メッツ遠征で完封勝ちを獲得した希有な記録だ。
5月だけで5勝1敗平均自責点1.88を記録しながら疾走している田中は1981年フェルナンド・バレンスエラら(LAドジャース)以来、33年ぶりに新人王とサイ・ヤング賞の受賞を同時に狙う選手として注目されている。
ダルビッシュ有(28・日本)
ドジャースとニューヨーク・ヤンキースに比べてネームバリューは下がるかもしれないが、テキサス・レンジャーズは最近、4年間で少なくとも90勝(年平均92.5勝)をし、ワールドシリーズに2度も上がったメジャーリーグ内で指折りのチームだ。
秋信守と同じ釜の飯を食べているダルはすでに昨シーズン13勝9敗防御率2.83の成績でサイ・ヤング賞2位に上がった投手だ。現代野球で300奪三振を狙うことができる唯一の選手と評価されているほどで、メジャーリーグ内で彼の名声はしっかりしている。
今シーズンも10試合に出場、5勝を収め、平均自責点2.08で田中に続き、防御率5位に上がっている。9イニング当たり奪三振(K/9)は10.77個で大リーグ全体2位(1位スティーブン・ストラスバーグ10.90)。「現代野球で300Kが可能な最後の砦)という言葉がもったいなくない。
事実ダルはすでに数回にわたって偉大な記録を更新するところだった。昨年のヒューストン・アストロズとの開幕戦でアウトカウントをひとつ残した9回2アウト後にパーフェクトゲームが霧散する惜しさを味わったことがあり、先月10日にはボストン・レッドソックスを相手に9回2アウトまでノーヒットノーランを達成していたが、あと一人を残して安打を打たれノーヒットゲームを作り出すことができなかった。メジャーリーグ史上9回2アウト後にノーヒッターが、2度も失敗したのはダルビッシュを含めて、わずか3回ほどしかない残念な記録の連続だった。
もうダルビッシュが狙うのはアウトカウント一つを残して逃したノーヒットノーランやパーフェクトゲームと惜しくも1位を逃したサイ・ヤング賞(投票2位)である。そしてこのシーズン277個の三振を奪い、2002年のランディー・ジョンソン(334個)カート・シリング(316個)以来、行方不明になった300Kの名声をつなぐことが出来るのは彼だけだ。
引用:ネイバーニュース/スポーツ韓国
http://sports.news.naver.com/sports/index.nhn?category=
worldbaseball&ctg=news&mod=read&office_id=100&
article_id=0000122678