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‘合計37勝’ アジア選抜の宴が広がる
大リーグでアジア選抜投手の宴が繰り広げられている。風が激しいという見方はあったが、こんなに大きなうねりになるとは現地でも予想しなかったことだ。これでアジア旋風がどこまで続くかを見守るのも興味深いになった。
今季、現地メディアでは、アジア出身の先発投手たちに関する話がかなり増えた。アジア選抜投手自体は量的に少数の割合だが、それなりの実績と商品価値を持っているということだ。昨年、ダルビッシュ有と岩隈久志が大活躍し「韓国産怪物」の柳賢振がデビュー初年度に猛活躍し再点火されたアジア選抜旋風は田中将大が去年の冬、巨額の身代金を受けて米国に進出し、さらに勢いを増した。
いざシーズンに入ると、この旋風はさらに大きくなっている。全員が活躍を見せているのがその理由だ。田中は入団から半年もたたない間に全米国野球ファンが注目する選手に生まれかわった。登板した12試合でいずれもクォリティスタート(QS)を記録し、9勝1敗平均自責点2.02というアメージングな成績を記録した。今シーズン先発全試合でQSを記録した選手は両大リーグを合わせて田中が唯一だ。
昨年度アメリカンリーグ・サイヤング賞部門で2位だったダルビッシュの活躍も続いている。首の怪我があったが、大きく影響がないようだ。11試合で6勝2敗平均自責点2.36を記録し、76⅓イニングで91個の三振を奪い、今シーズンも奪三振タイトルの有力な候補者として浮上した。名実ともにテキサスのエースとして今年もサイ・ヤング賞レースで有力な候補だという展望が支配的だ。田中とダルはアメリカンリーグ・サイヤング賞のライバルになった。
2年目を迎える柳賢振も少なくない。左の肩の痛みがあったが、復帰後4連勝を飾り、7勝2敗平均自責点3.08の好投を続けている。5月27日、ドジャースタジアムで開かれたシンシナティとの試合で7イニングパーフェクトピッチングをつづけ、メジャーリーグのファンたちの視線を集めたこともあった。昨年より1ヵ月以上早いペースで初の15勝を向かって突っ走っている。
その他先発投手たちも、各自の位置で最善を尽くしている。故障でシーズンの出発が遅れた岩隈は7試合で4勝2敗平均自責点2.66と変わらぬ技量を示している。怪我から回復したため、現在のペースを維持すれば、昨年の勝数(14勝)ぐらいは十分可能な球威ある。台湾を代表する左腕投手、陳偉殷は12試合で6勝2敗平均自責点4.13とMLBデビュー以来最多勝のペースだ。ボルチモアの先発陣を率いていく一軸である。
ベテランの奮戦も広がっている。事実上、今シーズンがMLBの最後の年になるものと思われる黒田博樹は4勝3敗平均自責点4.27で、崩壊したヤンキース先発陣を黙々と守っている。再起を狙う松坂大輔の名前も現地では着実に登場する。今シーズン先発の1勝を含め、2勝無敗防御率3.21で希望の火種を蘇らせている。
この7人が上げた先発勝利数の合計は37勝に上る。これまで朴賛浩、野茂英雄などMLBトップクラスの投手として認められた投手たちが多かったが、良い成績を出し、アジア圏の先発投手たちがこんなに同時多発的に溢れ出た年は珍しい。MLB史上アジア選抜投手の狂風が最も激しいシーズンに記録されるかどうかに関心が集まっている。
引用:ネイバーニュース/OSEN
http://sports.news.naver.com/sports/index.nhn?category=mlb&ctg
=news&mod=read&office_id=109&article_id=0002797821