スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
韓中、鈍った慰安婦対応。なぜ?
3日、朴槿恵大統領と習近平中国国家主席の首脳会談で、日本の歴史問題に対する韓中間の共同対応の可否に関心が集中したが、関連合意は出なかった。
韓中は共同声明で「歴史研究において研究機関を含めた学術界の史料発掘、調査・閲覧、研究などで相互交流と協力を引き続き強化することにした」「慰安婦問題関連資料の共同研究、コピー、および相互提供などで協力していくことにした」と明らかにした。
ごく基本的な水準の慰安婦問題に対する協力文句だけを明記したに過ぎない。
最近、韓中両国は日本の歴史挑発と集団的自衛権の行使の追求などで類似した立場を見せ、激しく反発した。
日本政府が河野談話の検証を通じて慰安婦動員の強制性を否定しようとする試みを継続すると、中国政府は「侵略の歴史を覆そうとする試み」と攻撃レベルを高めた。
また、中国は日本軍慰安婦関連資料をユネスコ(UNESCO)世界記録遺産に登録申請しながら、慰安婦問題で日本を圧迫した。
これに韓国も日本政府の河野談話検証に対抗して日本軍慰安婦白書を進めることをするなど攻勢のひもを緩めず両国が同じ船に乗った印象を与えた。
特に、朴大統領は今月2日に放送された中国中央(CC)TVとのインタビューで、日本政府の河野談話検証を批判するなど歴史問題を取り上げ、日本を強く責め立てた。
しかし、韓中のこのような日本の歴史挑発に対する強力な反発は共同対応という合意にまでつながっていない。
事実、外交関係者の間では韓中首脳会談で、対日協力に向けた具体的合意が出ないという見方が広まっていた。
韓国政府としても、韓日関係はもとより、両国とも同盟関係にある米国を意識せざるを得ないわけだ。
さらに、米国が重要視する韓米日3角協力から離脱し、中国と手つないで日本を攻撃する様相を見せるのが韓国としては少なからぬ負担になりうるという評価もある。
これに対して、政府当局者は「慰安婦問題の場合、米国だけでなく、国際社会の大きな協力が必要な部分」とし「韓中間の対日攻勢を展開するのは、外交的に良い戦略ではない」と指摘した。
引用:ネイバーニュース/マネートゥデー
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=
shm&sid1=100&oid=008&aid=0003291312