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"合体して分離する無人機"英防衛産業関連企業の'トランスフォーマー'計画
21世紀先端技術の二本の軸が脚光を浴びている。無人機と3Dプリンター、二つのテクノロジーが結合するならば?
英国防衛産業業者であるBAEシステムズが3Dプリンター技術を向上させて2040年まで無人戦闘機生産まで可能にするという野心に充ちた計画をたてているとガーディアンが6日報道した。 BAEシステムズは1999年設立された会社で、ロンドンに本社を置いている。
この会社はウェブサイト(http://www.baesystems.com)を通じて未来型ドローンの計画である「トランスフォーマー」プロジェクトを紹介した。 この計画で描かれるドローンは空想科学映画で見たことがある姿をしている。 平たい三角形胴体で外観はステルス機のように素早い。 この無人機が既存の無人機と違うものは、合体して分離するという点だ。 三角形の飛行機が3~4機ずつ結合してもっと大きい三角形あるいは四角形の飛行機となる。 「トランスフォーマー(変形した物体)」という名前がついた理由でもある。
BAEシステムズはこのようなドローンを作って偵察など軍事用で使ったり、緊急事態の小規模人命救助に活用できると考えている。 このドローンは一つに合体して活動をし、万が一、敵の領土に落ちることのような緊急時になれば一つ一つに分離し「自らを無力化」とする。 一種の「自殺」をするわけだ。 もちろんこれもまたまだ遠い未来技術のシナリオだ。
さらにこの会社のエンジニアは故障すれば自ら修理する「自己治癒型」ドローン技術も構想している。 こういったドローンには「サバイバー(生存者)」という名前をつけている。 ドローンは中に軽量接着性液体を内蔵して、あらかじめ入力しておいたプログラムで損傷部位を再生することができるようにする方式だ。 この他にも太陽光を利用し、自ら充電する「ダイレクトエネルギーシステム(DES)」も研究している。
トランスフォーマーの特徴は既存の組み立て式工程でない3Dプリンター技術で作られるという点だ。 まだドローンを印刷することができる程の高度な性能を持つ3Dプリンターはないが、3Dプリンター技術は日ごとに発展している。 会社側は既存の武器生産ラインに劣らない3Dプリンター技術を向上させることに注力しているとしながら「スーパーハイテク3Dプリンター」を利用したドローン製作が2040年には可能だと見通した。 BAEシステムズはこのような技術開発に昨年1億1700万ポンド(約2000億ウォン)を投じた。
この会社の未来技術担当マネジャーのニックはガーディアンに「2040年の航空技術が正確にどんな形態かは予測するのが難しいが、今日の技術がどこに向かって行くのか方向を提示するという点で意味のあるプロジェクト」と話した。
引用:ネイバーニュース/京郷新聞
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid
=sec&sid1=104&oid=032&aid=0002498155