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マレーシア航空機、ウクライナでミサイル攻撃…295人死亡
マレーシア航空のボーイング777旅客機が17日、ウクライナ東部地域でミサイルによって撃墜され、乗客と乗務員295人全員が死亡したものとみられる。 墜落場所はウクライナ政府軍と交戦中である親ロシア分離主義反乱軍が統制する地域で双方は相手が撃ったミサイル攻撃をうけたと主張した。 オバマ米大統領をはじめとする国際社会は「旅客機攻撃は残酷な事件」と指摘し、事件の原因を早急に明らかにしなければならないと強調した。
◇ミサイル攻撃をうけ295人全員が死亡と推定
AP通信など外信によれば、マレーシア航空MH17便は同日昼12時15分、オランダアムステルダムから出発してマレーシアのクアラルンプールに向かっていた。 この旅客機は同日午後5時25分にロシアの領空に進入する予定だったが、途中でウクライナ東部ドネツク州に属する都市シャフチョルスク付近に墜落した。
ウクライナ内務大臣の顧問はフェイスブックに掲載されたコメントを通じて搭乗客全員が死亡したと明らかにした。
マレーシア航空会社は午後5時15分、ロシア国境から約50キロ離れたウクライナの上空でMH17便と管制塔の交信が途絶えたと明らかにし、旅客機は高度1万mの上空でレーダーから消えた。マレーシア航空の事故旅客機に280人の乗客と15人の乗組員が乗っていたと確認した。 ウクライナ政府はマレーシア旅客機がミサイルで攻撃をうけて墜落したものと見ている。ウクライナの大統領は旅客機の墜落が「事故や災難ではなく、テロ行為」と非難した。
◇ウクライナ政府・親ロシア反乱軍「相手が撃墜」…反乱軍誤認撃墜説も
ウクライナ政府と反乱軍は相手が旅客機を撃墜したとし、責任を押し付けている。
ウクライナ大統領広報室は「政府軍は同日、空中の目標物に向けてどんな攻撃もしなかった」とし反乱軍に嫌疑をまわし、政府軍スポークスマンも「今日、政府軍のヘリコプターや戦闘機が発進したことはない」と明らかにした。 顧問は「マレーシア旅客機は反乱軍がロシアから供給されたブーク地対空ミサイルに撃墜された」と述べたとインテルファクス通信は伝えた。
反乱軍が独自に宣言した「ドネツク人民共和国」の第1副首相はウクライナ政府の発表を否定し「旅客機はウクライナ政府軍が撃墜した」と主張した。 ドネツク人民共和国の首相は自分たちが保有しているミサイルは上空3km程度までしか届かないとし「事故機が運航していた上空10km地点まで到達する武器がない」と主張した。
しかし「ドネツク人民共和国」のソーシャルメディアサイトVKドットコムではドネツク人反乱軍がマレーシア旅客機をウクライナの輸送機と誤解して撃墜したという主張が提起された。ドネツク反乱軍の指揮官であるイゴール・キルキンは「私たちが(ウクライナ政府軍輸送機)アントノプ(AN)-26をさきほど撃墜した」「(ウクライナ軍に)我が領空で飛行しないよう警告した」と、述べたといったソーシャルメディアは伝えた。 キルキンがウクライナ輸送機を撃墜したと明らかにした地域はマレーシア旅客機が墜落した地点と同じである。
またドネツク州に隣接した東部ルガンスク州の分離主義者らが自ら宣言した「ルガンスク人民共和国」広報室はマレーシア旅客機がウクライナ空軍機によって撃墜されたと主張した。
ウクライナ大統領は、国際民間航空機構(ICAO)とオランダ、マレーシアの代表などが参加する事故調査委員会を立ち上げることを提案しており、反乱軍も事故収束や調査のために、一時休戦をして国際調査団をドネツク地域に受け入れる準備ができていると明らかにした。
◇搭乗者国籍多様…外交部「韓国人搭乗しているかどうか確認中」
襲撃された旅客機の乗客の中には外国人も多数含まれていたとみられる。
ウクライナは米国人23人が飛行機に乗っていたと話した。オバマ米大統領は米国人搭乗者を確認中だと述べた。 フランス政府はフランス人が少なくとも4人が乗っており、オランダ政府も自国民の搭乗者がいたと伝えた。
韓国人乗客があったかは現在確認されていない。
韓国外交部関係者は「一応当該航空路線に韓国人が搭乗した可能性は大きくないが、万が一の事態に備えてオランダとマレーシア所在の大使館を通じ、韓国国民の搭乗者がいるかどうかを確認中」と述べた。
マレーシア国籍の航空会社であるマレーシア航空では、今年に入って2件の超大型航空事故が発生した。
3月の乗客と乗務員239人を乗せてクアラルンプールを離陸して中国北京に向かっていたMH370便がインド洋に墜落して失踪したのに続き、わずか4ヵ月後に再び大事故に巻き込まれた。
マレーシア旅客機がミサイルによって撃墜されたのが事実である場合、31年前に発生した大韓航空(KAL)旅客機爆破事件の再現という点で大きな波紋が予想される。
1983年9月1日、ニューヨークから出発してアンカレッジを経由、ソウルに向かったKAL 007便ボーイング747旅客機は、サハリン上空でソ連戦闘機のミサイル攻撃を受けて墜落して乗客と乗務員などの搭乗客269人が全員死亡した。
引用:ネイバーニュース/聯合ニュース
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111
&rankingType=popular_day&oid=001&aid=0007020348&date=
20140718&type=1&rankingSeq=101&rankingSectionId=104
米「ロシア製ミサイル」と結論を出した…公式の立場には慎重
米国情報当局は17日、ウクライナとロシアの国境地域に墜落したマレーシア航空の旅客機がロシア製ミサイルの攻撃を受けたものと結論を出したとされている。
旅客機を撃墜したミサイルはロシア製の移動式の中距離防空システムである「ブーク」(Buk)ミサイルではないかと軍事専門家たちは見ている。
しかし米国政府は、これを公式に確認せず、慎重な立場を堅持している。
CNN放送は、米国高官の話を引用してマレーシア旅客機が墜落する直前、地上から地対空ミサイル用レーダーの操作が検出され、旅客機が墜落したポイントで強い電波を検出したと報道した。
ブルームバーグも軍・情報機関関係者たちの言葉を総合して、この旅客機がウクライナ東部地域でロシア製移動式の対空ミサイルに攻撃されたと話した。調査がまだ初期段階だが、これまで出た証拠では旅客機が東欧において広く使われるSA-11ガドフライとして知られたロシア中距離対空ミサイルの攻撃を受けたという点を裏付けている。
ブーク(ロシア語で「ブナ」という意味)と呼ばれるこの武器はトラックにのせて移動し1970年代の旧型のミサイルで最大高度25キロにある目標物まで撃墜することができ、民間航空機を撃墜することも可能だと米国のメディアが伝えた。
旅客機の撃墜は、一般的な移動式防空ミサイルが届かない高度10キロ地点を運航中だった。ウクライナ内務大臣の顧問は「旅客機が(親ロシア)反乱軍が撃ったブーク地対空ミサイルに撃墜された」と主張した。(引用はここまで)
引用:ネイバーニュース/聯合ニュース
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=
shm&sid1=104&oid=001&aid=0007020430