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こんな「空き缶艦艇」で守るの?...独島が泣いている!
鈍足な「独島艦」、これよりも出来の悪い後継艦「馬羅島艦」
国際法的・歴史的・地理的に明白な大韓民国の領土である独島(日本名:竹島)を竹島と呼び、半世紀以上、自分たちの領土と言い張った奇妙な隣国が今年発表した防衛白書に再び独島が自分たちの土地というでたらめな妄言を追加したことが確認され、国民感情が沸き立っている。
彼らは100年前、自分たちが絶滅させたアシカを持ち出しキャラクター化して「竹島の象徴」としてアピールし、韓国が不法に占拠している島を取り戻すべきという常識的に理解できない挑発を続けている。
問題はこのような挑発が単なる政治的パフォーマンスや、ネットを通じて流れ歩く個人の意見、あるいは当該地方自治体で観光客誘致のために繰り広げるノイズマーケティングのレベルを越え、国家的レベルで行われていることと、実際にこの島を力で「取り戻す」ための準備作業が次々と進んでいるということだ。
日本の空母着々と・・・来年に軽空母、2019年には大型空母を配備
最近、産経新聞は、日本政府関係者を引用して防衛省が来年度予算案に大型揚陸艦建造のための予算を反映しており、この揚陸艦は揚陸艇と上陸装甲車、垂直離着陸輸送機まで搭載できる大型艦艇だと報道をしている。
ところが揚陸艦というのは基本的に「上陸作戦」をするために作られた船で、この「上陸作戦」というのは防御どころか攻撃をして奪う目的で行われる非常に攻撃的な作戦だ。日本は平和憲法と呼ばれる憲法第9条を通じてこのような攻撃的性格の兵器を保有することを制限しているが、最近、憲法解釈の変更を通じて、集団的自衛権を合法化させた安倍内閣は、このような憲法を軽く見ているようだ。
日本国内で流れる情報を集めてみると、防衛省が建造しようとしている揚陸艦は、一般国民が知っている艦種で言えば、つまり海岸に船首を向け、戦車と装甲車を吐いて出すような上陸艦ではなく、遠い海からヘリコプターと上陸艇を送って水平線の向こうから上陸作戦を展開する可能性がある大型強襲揚陸艦だ。兵器についてよく知らない一般人たちが見れば、間違いなく航空母艦のようにみえるだろう。
防衛省はこの強襲揚陸艦にMV-22Bオスプレイ垂直離着陸輸送機とAAVP-7A1上陸突撃装甲車、LCACエア・クッション型揚陸艇などの上陸用装備と約1,000人の兵力を運ぶことのできる能力を要求している。
普通の国の航空母艦よりもっと大きな米海軍のワスプ級やタラワ級と似たような規模と能力だ。つまり、来年1月に就役を目標に、最終の艤装工事が真っ最中の軽空母「いずも」より、ずっと大きい船ということだ。日本は、このような大きな上陸艦を、早ければ2019年までに実戦に配置するという計画だ。
こうした揚陸艦の導入理由はもちろん尖閣だ。いつ中国軍が上陸し、島を強制的に占拠するかも知れないため、島を奪還できる部隊と装備があるべきだという論理だ。日本は「離島奪還」という口実で陸上自衛隊兵力の一部を利用して、日本版海兵隊「水陸機動団」を作って訓練させており、これらを運ぶことを目的とした艦艇と装備を次々と購入している。しかし、このような強力な上陸部隊の刃が向けられる対象は尖閣諸島だけだろうか?
日本は2015年国防予算案にMV-22B垂直離着陸輸送機導入のための予算編成を終えている。2019年までMV-22B 17機で編成される航空大隊を創設すると明らかにしている。、有事の際、陸上自衛隊の水陸機動団の兵力はMV-22B、AH-64Dなどの航空戦力を載せた、新たに建造される新型揚陸艦を母艦し、諸島地域に対する空挺作戦を展開することができるようになる。
独島は船着場が狭いために航空機に乗って移動することが最も効果的だが、独島を守っている警察1個小隊の兵力はAH-64Dアパッチ攻撃ヘリコプターで簡単に制圧されてしまう、MV-22Bを乗って移動してきた兵力が独島に日章旗を掲げれば、わが国としては答えがない。日本のように強襲揚陸を行える戦力も存在しないだけでなく、海軍力が圧倒的に劣勢で、独島まで接近すること自体が不可能なためだ。
韓国が数十年間「鬱陵島東南側、船で200里~独島はわが領土」の歌を歌いながらも日本の野望から独島を守るための現実的な準備は後回しだったのとは異なり、日本は独島侵奪を向けて着実に準備してきていたということだ。
独島守護をすると言いながら、航空機も飛ばせられない「ちぐはぐな」独島艦
2005年インターネットコミュニティを通じて、独島艦の姿が初めて公開されたとき、国民たちはわが国も航空母艦を持つようになったとし興奮を隠せなかった。しかし2007年「アジア最大の輸送艦」という修飾語と共に就役した独島艦は搭載航空機もなくVIPだけ運んでいる。
当時、海軍は海軍創設以来、最も大きな船になる、この船の艦名をめぐり苦心したあげく、日本の独島侵奪の野心に対抗して韓国海軍の独島守護の意志を見せると言って船の名前を「独島」に決めた。
しかし、独島艦は、一般大衆が期待した航空母艦としての機能はおろか現代的な立体上陸作戦も遂行できない不完全な姿で登場してしまった。
独島艦と同じ揚陸艦は普通3階のデッキ構造になっている。最上層はヘリなどの航空機が離着陸できる飛行甲板、2階はヘリコプターを格納して整備できる甲板、一番下はLCACや上陸機動装甲車を搭載するための用途で使用される。
しかし、独島艦は、このような空間分離を行わず飛行甲板のすぐ下の階に上陸用装備積載スペースがある2層構造になっていて正常な航空機の運用が不可能だ。このため独島艦は、航空母艦のような甲板を持っているが、航空機の運用能力は他国の同クラスの艦艇よりかなり劣るレベルになってしまった。
また、独島艦は建造費を節約するため、他の海軍艦艇とは違って、ガスタービンエンジンを排除してディーゼルエンジンのみを搭載しており、最大速力も23ノットに過ぎない。似たような船体を持つの日本の「ひゅうが」が30ノット以上の最大速力を持っているのと比較される。こんなに遅くては、30ノット級の韓国型駆逐艦と共に作戦行動を共にするのも難しい。
特に機動戦団は、名前のとおり機動力が非常に重要だが、鈍足な独島艦はこの機動戦団とともに作戦することに制限が多い。独島守護の意志を込めて、独島艦を作ったが、予算を惜しんだため、いざ独島守護のため、機動船団と一緒に動くことができない不思議な船が出てしまったのだ。
馬羅島艦も、2020年に完成する前から「古物」に転落
海軍は2020年に独島艦の2番艦を戦力化するという計画を持っていて、現在関連準備作業に着手した。まだ公式的な艦名は決まっていないが、「馬羅島艦」という名称でよく知られたこの船は1番艦と戦力化時期と15年ほど差があるだけに、これまで独島艦で起こった問題点を解決した改良型として登場するものと伝えられたが、最近、海軍関係者が明らかにした「馬羅島艦」の姿は、衝撃そのものだった。
2005年独島艦が登場して以来、15年ぶりに登場する2番艦は独島艦と事実上、同型である。
独島艦の慢性的な問題で提起された複層格納スペースは考慮さえなっておらず、速度性能も独島艦と同一に設定された。このような構造であるならば、有事の際、F-35Bなどの戦闘機の運用はおろか、まともなヘリ運用も難しい。このような事実をあまりにもよく知っている海軍が「馬羅島艦」を独島艦と同型で建造しようとする理由は何だろうか。
事実、海軍は急速に海軍力を強化している北朝鮮や独島、離於島をめぐり、韓国の海洋安保を威嚇している日本と中国の潜在的脅威について深刻に受け止め、これに対する対応策作りに苦心している。このため「馬羅島艦」は、有事の際、航空母艦に改造されるように規模を拡大し、細部の性能も向上された改良型で準備していた。しかし、このような海軍の足を引っ張ったのは、でたらめな「規定」だった。
「独島艦の性能の20%を超えるな」という、とんでもない法規
防衛事業法と軍需品管理法上「新規事業」ではなく「量産」という概念で建造する「馬羅島艦」は作戦要求性能が独島艦の20%を超過できない。例えば、独島艦の満載排水量が18,800トンなら、後続艦の満載排水量は22,936トンを超過してはいけないということだ。スピード性能も独島艦の最高速力が23ノットなら後続艦の最高速力は27.6ノットを超えられない。
独島の後続艦を有事の際に、日本の「いずも」やイタリアの「カブール」のような軽航空母艦として運用するためには、少なくとも27,000トン以上の満載排水量と30ノット以上の最大速力、そして複層構造の格納庫を持つようにしなければならないが、関連法令が足を引っ張り、2020年代に建造する艦が2000年代初期に登場したのと同様の形状で建造されると言う、とんでもない状況が演出されているということだ。
これと関連し、海軍の実務陣は「未来の安保脅威と国民感情に合わせて有事の際、軽航空母艦の役割を果たすことのできる艦艇を建造するためには、新規事業の形で行かなければならないのに、これを実行しようと思えば、妥当性の検討から中期計画の反映など、原点からやり直さなければならないため、事業が5年以上見送られる可能性がある」「関連法規の改正と予算の拡充などをために多角的に努力しているが、簡単でない」と苦情を吐露している。
韓国が規定に縛られて一世代遅れた後続艦の建造を準備している間に、中国は米国に匹敵する超大型航空母艦2隻を建造しており、日本は軽空母4隻はもちろん、大型揚陸艦まで準備している。
独島を守るのは海軍一人だけの役割がない。今は国民が関心を持って乗り出さなければならない。日本の行動に憤慨し「独島はわが領土」を叫ぶその情熱を少しだけを切り離して、きちんと独島を守ることができる船を作るため、海軍の孤軍奮闘に国民が力を与えるなら、少なくとも力がなくて独島を奪われる不運な未来を見なくて済むのではないか?
引用:ネイバーニュース/ソウル新聞
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=
sec&sid1=100&oid=081&aid=0002449467
発電機停止で漂流までが伝統行事。