新ブログ:ホル韓ヘッドライン(クリックすると新ブログへ移動します)
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率直に言って驚いた たとえオランダがファン・ペルシなどの主戦を送り出してなかったとしても ヨーロッパ予選を破竹の勢いで1位通過し、ブラジルワールドカップ優勝候補のオランダを相手に2ゴール差を追いつけるとは思わなかった ザッケローニが率いる日本代表チームが小さな異変を起こした 16日、ベルギー・ゲンクにあるクリスタル・アレーナで行なわれたAマッチで日本はオランダと2-2の引き分けをおさめた 前半13分はファン・デル・ファールト、39分はロッベン続けざまに点を取られた日本は前半44分に大迫勇也、後半15分に本田圭佑の連続ゴールで引き分けを演出した 戦力差がかなりあるうえに、10月の東欧遠征でセルビアとベラルーシを相手に不甲斐なく崩れた日本がオランダを相手に善戦するとは予想できなかった おそらくワールドカップ本戦で会うトップシードのチームを想定した評価試合として、経験を積むことに注力するものだと思ったが予想外に日本が本当によく戦った た
前半は実力差が顕著に表れた 日本は13分に内田篤人が平凡な浮き球をヘディングで処理し、ボールを奪ったファン・デル・ファールトに先制ゴールを与えてしまった それ以降、日本は左サイドのイェレマイン・レンス、右サイドのロッベンを前面に出したオランダの攻撃に蹂躙された印象が濃かった オランダは最大限に自陣でボールを回し、決定的瞬間には相手のゴール前にボールを出して何度もチャンスを作った 日本はボールの保持すら難しいほど苦戦した 結局日本は39分にロッベンに追加点を奪われた ロッベンは専売特許で2点目を決めた 実際、このときは大量失点で崩壊するのが規定事実であるように見えた だが前半終了直前に挽回ゴールを炸裂させ、雰囲気を反転させたのが功を奏した 前半44分に主将の長谷部誠からのパスを受けた大迫勇也がペナルティボックス内で右足のノンストップシュートをしてゴールネットを揺さぶった そこから日本はやってみるだけのことはあるという自信を持ったようだった ザッケローニ監督は後半開始と同時にベンチに待機させていた香川真司、遠藤保仁を投入して真っ向勝負を選んだ 後半は驚くほどだった 前半とは様相が正反対だった 日本がオランダを圧倒し始めた それも自分たちの長所であるパスでオランダを押さえつけた もちろん日本がパスゲームに長けているのは有名である アジア内では追随する方法がないと感じるほどだった だが日本のパスゲームには限界があるという評価が支配的だった 特にフィジカルで上回っているチームとの真っ向勝負では気楽にできないという印象が濃かったが、そのような評価を完全にひっくり返した 15分に本田が炸裂させたゴールはパスプレーの真髄といっても過言ではない 中盤で遠藤が右サイドにロングボールを渡すと、すぐに内田、香川、本田がパスをやりとりし、ペナルティボックス内で本田がオランダの守護神ヤスパー・シレッセンが触ることのできないゴール隅への同点ゴールを決めた 以降も日本が試合を圧倒した 32分も7月の東アジアカップの韓国戦で大活躍した柿谷曜一朗のシュートで逆転できそうだった やはり、驚くほど精巧なパスプレーによるシュートだった オランダは日本のパスプレーにまったくと言って良いほど圧迫ができないくらい苦戦した 予想外の攻撃に慌てたのか、反撃をすることすらまともにできなかった 思い通りにやれるようになった日本は、オランダを相手に前から圧迫を繰り広げて攻勢を強めた それ以上得点が決まらなくて引き分けに終わったが、日本が事実上勝ったと思えるほどオランダを相手に印象深い試合を展開した。