韓国のネット掲示板に「日本、そうりゅう級のスターリング機関をリチウム電池に交換し、潜航時間を大幅に延長」というスレッドがあったので紹介します。
写真引用:海上自衛隊HP
日本、そうりゅう級のスターリング機関をリチウム電池に交換し、潜航時間を大幅に延長
ロイター:http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0GT06220140829
防衛省がより隠密性高い潜水艦建造へ、リチウム電池を搭載
防衛省は、2015年度から隠密性のより高い潜水艦の建造に着手する。鉛蓄電池に代えてリチウムイオン電池を搭載し、長期間の潜航を可能にする。浮上回数が減ることで、これまでよりも敵に発見されにくくなる。
日本は中国の海洋進出をにらんで潜水艦を16隻から22隻体制に増強中。14年度に続いて15年度も1隻建造する計画で、概算要求に644億円の費用を盛り込んだ。14年度予算に計上した建造費517億円から100億円以上高くなる。
費用を膨らませる主要因は、新たに搭載するリチウムイオン電池。従来の潜水艦は、浮上中にディーゼルエンジンで航行して鉛蓄電池に充電、潜航中は蓄えた電気を動力源にしている。さらに潜航期間を伸ばすため、空気を必要としない推進機関「AIP」を積んでいる。
鉛蓄電池とAIPを設置している空間に大型のリチウムイオン電池を積むことで、これまで最大2週間程度だった潜航期間が「格段に伸びる」(防衛省関係者)という。建造費や維持管理費を含めた、15年間使用した場合のライフサイクルコストは、現行の1000億円よりも安くなる見込みだという。
日本のディーゼル潜水艦は静穏性や潜航能力に優れているとされ、オーストラリアが導入に関心を示している。
潜航持続能力は、 スターリング機関(2週間)<リチウム電池<水素燃料電池の順です。
引用:bemil.chosun.com
http://bemil.chosun.com/nbrd/bbs/view.html?b_bbs_id=
10040&num=80774&pn=3&compn=2#rpl_s
韓国の反応
01.韓国人
リチウム電池へはどうやって充電するの? 出航する前に一度充電すればOKになるの?
02.韓国人
ちなみにこれは、そうりゅう級の後期型。そうりゅう級の後期型はリチウムイオンバッテリーのみでAIP機関などは積まないようだ。
03.韓国人
AIP機関は絶対に無くならない。タイトルにはスターリング機関と書いてあるが、正しくはAIP機関です。
04.韓国人
まだ建造もされていない国産3000トン級潜水艦が保守的な技術を採用したため従来のバッテリーを積んでいるが、日本の潜水艦がリチウムバッテリーを採用しているということは、韓国も十分検討しないといけないでしょうね。
05.韓国人
笑わせる。水素燃料電池とリチウム電池の分野で世界1位は韓国なんですよ。
06.韓国人
スターリングはメリットは非常に優れていますが、大きさが非常に大きい。したがってAIP機関を日本が独自に開発する水素燃料電池に置き換える予定だったのですが、水素貯蔵合金の単価が予想よりとても高価で計画を放棄した状態です。そのためAIP機関を搭載していた空間にリチウム電池を詰め込むということなんでしょう。
07.韓国人
日本がスターリング機関を取り除く理由は、輸出の為なんだよ。元々そうりゅう型のスターリング機関は、スウェーデンからの輸入品で、権利が日本にはないので、そうりゅう型をオーストラリアに輸出する際に障害になる。そこでスターリング機関を取り除き、その空いた空間にリチウム電池を搭載しようという考えなんです。
08.韓国人
リチウムイオン電池は内燃機関で充電をさせ、充電容量が従来電池の約3倍程度なら概ねスターリング機関よる潜行時間と似たような性能になるはずです。それなのに4週間も潜行したままなんて・・・
09.韓国人
新技術もいいけど予算と相談しないことには・・・
10.韓国人
元々潜水艦は安定性のために、リチウム電池の使用を嫌っていた。最近建造される新型ディーゼル潜水艦は、代わりにリン酸鉄リチウムイオン電池を使用していて、日本もおやしお型にリン酸鉄リチウムイオン電池を使っています。
11.韓国人
214級は無換気で2週間の潜行が可能。今回の3500トン級、張保皐級がメタノール燃料電池を積んでいて5週間ほど潜航できる。現在そうりゅう型が214と同じ程度の性能で、記事通りの改良が実施されれば、張保皐級と同じ程度の潜行能力を持つことになるだろう。
12.韓国人
日本がリチウム電池を使うということは、これに対する技術と信頼性が確立されたと見なすべきでしょう。
13.韓国人
3千トン級潜水艦はドイツと紛争と訴訟で完全に決別し、英国などの技術支援をもらって大韓民国がほとんど独自に作った初の大型潜水艦です。
14.韓国人
一部を除き、すべての在来動力型潜水艦は、ディーゼルエンジンが必要です。鉛電池はそのまま維持されるんじゃないか?
15.韓国人
この記事元に行って直接記事を読んだけど、現行の潜水艦の動力機関がディーゼル+ AIP(スターリング機関)+鉛蓄電池なのを、ディーゼル機関+リチウム電池に変えるという内容ですね。つまり、AIPが取り除かれるということが正しいです。リチウム電池の充電はもっぱらディーゼル機関でので行なうということでしょう。
16.韓国人
リチウム電池は衝撃に弱く爆発の危険性があって、軍用には不向きなのに・・・日本人は何か解決策を見つけたのか?
やはりAIP機関は不評だったのは事実ぽいですね。
世界の艦船2014年4月号で、元潜水艦隊司令官 小林正男氏はAIPの全廃を強く主張しています。AIP艦の艦長は、作戦行動の今後の展開と、AIP、蓄電池それぞれの使用場面を想定し、場面に応じて動力を選定しなければならない。これがリチウム電池だけの艦になれば、高速・低速を必要に応じて使い分け、電池残量のみを考慮すれば良くなる。運用者にとってどちらが使いやすいか、言うまでもないことであろう。過去に置いても、異なる動力を混載して成功した試しは非常に少ないので、リチウム電池への一本化は既定路線だったのかもしれません。ただ気になるのは容量が格段に大きくなった場合、外洋で充電し直す際に時間も従来に比べ長時間必要になったりするのではないでしょうか?
まぁ素人考えなので、当然そのあたりは対策を立てているんでしょうけどね。しかしリチウム電池って高いですね・・・AIP機関を積んでないのに100億も高くなるということは、リチウム電池だけで100億以上費用がかかってることになりますよね?
日本に文句あるなら国交断絶してから言え!
世界一の技術あるのに何故そんなに乞食なんだ?