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日本「航空機の離陸できる潜水艦」を70年前に開発
北朝鮮が最近、弾道ミサイルを発射できる潜水艦を開発中という観測が提起され、潜水艦に対する関心が高まっている。大洋海軍を夢見る国家なら、潜水艦は必須戦力の一つだ。航空母艦や水上艦となど先端戦力を保有しても、隠密性を備えた潜水艦の魚雷の前では、常に沈没の危険性を持たざるをえない。各国が潜水艦艦隊を構成するなど、潜水艦戦力を強化するのもこのためだ。
◆「潜水」は人類の欲望
紀元前320年にアレクサンダー大王の師匠だったアリストテレスは像が水におぼれたとき、呼吸をするため鼻を水の外に出した姿を見て「水中呼吸機構」のアイディアを考えついた。これが潜水艦のシュノーケルの始まりだ。以後アレキサンダー大王は木の箱に水が染み込まないように松脂とワックスで防水し、次の重い錘をぶら下げて、潜水を試みた。これが世界発の潜水だ。以後15世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチは水中で推進可能な潜水艦設計図を最初に描いた。しかし、この設計図は「悪人が利用すれば、恐ろしい結果を招く恐れがある」との理由で公開しなかった。
航空機の離着陸が可能な潜水艦もある。1次世界大戦当時、ドイツは偵察目的で、潜水艦に航空機を搭載した。その後、英国も1982年M2級潜水艦を改造し航空機を載せた。これがまさに潜水空母だ。潜水空母の先頭走者は日本だ。日本は1937年、伊5潜水艦に航空機を搭載することに成功した。以後1942年には潜水艦内部に「晴嵐」という攻撃機を搭載した潜水空母18隻を建造した。晴嵐攻撃機は翼を90度で畳めて魚雷1発と爆弾800キロを搭載することができる。しかし1945年に米国に日本が敗戦し、潜水空母の核心技術がロシアに流出することを懸念して潜水空母を全て撃沈させた。最近、米国の海洋研究所はハワイのオアフ島の近くで沈没した日本の潜水空母を発見し、関心を集めた。
◆潜水深度750mの潜水艦と原潜
潜水艦を素材にした韓国映画「幽霊」にはロシアの核潜水艦が出てくる「シエラ」級潜水艦だ。ロシアは長時間作戦任務を遂行するため、野心に満ちた潜水艦を計画した。1980年代に発表したシエラ1型だ。シエラ1型は船体の一部をチタンで作って深深度潜航が出来るよう設計された。後に米国がLA級潜水艦を性能改良すると、シエラ2型を建造した。シエラ2型はシエラ1型に比べ、サイズが大きく、海上や海岸標的を攻撃できる攻撃型潜水艦に生まれ変わった。特にシエラ2型は750mまで潜行でき、世界最強の潜水能力を保有したものと評価されている。
核潜水艦を初めて開発した国は米国だ。1948年米国原子力委員会で、正式な研究課題として採択され1953年、ゼネラルダイナミク社で建造を開始した。初の潜水艦はオウム貝という意味の「ノーチラス」だ。1955年初航海に乗り出したノーチラスは搭載された核燃料だけで、地球を3周航海することができ、当時は画期的な潜水艦と評価された。その年、ノーチラスはニュロンドンからプエルトリコまでの1340マイルの距離を84時間で走破し1958年には、人類で初めて厚い氷の下の北極点に到達する最初の記録も立てた。
◆ドイツUボート、4770隻撃沈=実戦で最も多くの撃沈の記録を立てた潜水艦はドイツのUボートだ。
1・2次世界大戦の期間中、英国は海外から生活必需品を輸入しなければ、国家の生存が危うくなるほど、経済が良くなかった。その時、助けをくれた国が米国だ。米国は食糧や原材料を大量に英国に送った。しかし、これに気づいたドイツは、原材料をいっぱいの積み込んだ連合軍商船を撃沈するために、Uボートを投入した。ドイツのカール・デーニッツ提督が率いたUボート艦隊は1939年から2年間で4770隻に達する連合軍商船を撃沈させた。
潜水艦の中で最も高価な潜水艦は、米国のシーウルフ級だ。米国は1991年の核潜水艦の騒音を解決し、速度を高めるため、シーウルフ級潜水艦を建造した。12隻のシーウルフ級潜水艦を建造するための予算は336億ドル。1隻当たり28億ドル(3兆3600億ウォン)に達する。我が国が1980年代に建造したトルゴレ型潜水艇は1隻当たり32億5000万ウォン、大宇造船海洋が建造した張保皐級の価格は1隻当たり2000億ウォン、現代重工業が建造した214級孫元一級は1隻当たり9000億ウォンだ。
◆潜水艦の名前はどのように決まるのか?
各国海軍が保有した艦艇の名称は歴史的に有名な人物、その国の特定地域や都市名称などを使用する。韓国海軍は潜水艦には統一新羅から朝鮮時代までに海で大きな功績を残した人物と独立有功者の名前を使用する。駆逐艦には国民的英雄として崇められる人物を、護衛艦には広域市、道庁所在地の名称を、哨戒艦には市単位の都市、誘導弾高速艦は海軍創設以降海戦で功を立てた人物、輸送艦には韓国海域にある島の名前をつける。
引用:ネイバーニュース/アジア経済
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=
sec&sid1=001&oid=277&aid=0003323257