国内の技術で作ったK-21装甲車の渡河作戦遂行能力に欠陥があることが明らかになりました。
写真引用:KBS1
K-21装甲車「水よけ」が相次いで破損…渡河作戦に不安
国内の技術で作ったK-21装甲車の渡河作戦遂行能力に欠陥があることが明らかになりました。水上運行を可能にしてくれる「水よけ」が相次いで破損し、設計に問題点があるように見えます。
国内の技術で作ったK-21装甲車が水深2メートルの川を渡ります。装甲車前面、下段部に装着された「水よけ」は水中障害物を押しながら前進を容易にします。
しかし、2011年から昨年までK-21装甲車の51両に装備されていた「水よけ」が訓練途中に破損しました。
防衛事業庁関係者:
自動車も運転すれば、ぶつかったりすることがある。操縦者が運用中に衝突しただけです。
問題は「水よけ」の位置です。
K-200装甲車の場合「水よけ」が上に装備されていて渡河訓練時、下に降ろして使用します。しかし、K-21装甲車「水よけ」は下に装備されているため、他の陸上訓練中時に破損しやすいという指摘です。
しかも材質に問題があります。
破損事故した部隊はK-200の「水よけ」は金属製だが、K-21の「水よけ」は重さを減らすため、繊維複合材料で造られて金属よりも、衝撃に弱いと言います。
このため、一部の部隊はK-21装甲車の渡河訓練を嫌がっていると伝えられました。
アン議員:
このような制約を克服するためには、野戦状況に合わせ、技術的な設計から見なおさなければならないだろうと思います。
K-21装甲車はこの2010年、水上訓練途中沈没する事故で人命被害まで出しました。
以後、軍は「水よけ」を交換するなど応急的な改善作業を行いましたが、根本的な設計の欠陷を直さないでその場しのぎの処方をしただけという批判が続いています。
引用:ネイバーニュース/KBS
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid
=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=
056&aid=0010080664&date=20141013&type=2
&rankingSeq=8&rankingSectionId=100
たしかコレって、K-21装甲車が川を渡るときに水漏れで沈んだ時に改修した部分じゃなかったけ? いい機会なのでK-21装甲車が何故水没してしまったかを簡単に説明しておきます。
■K-21装甲車の問題点は2つ・渡河能力の要求で重量を25tまでに抑える必要があり余裕のない設計
・アクセルを目一杯踏み込むと排水ポンプが止まるという不具合渡河訓練中にアクセルを目一杯踏み込んだため、排水ポンプが停止し、浮力が失われ水没してしまった。そこで韓国軍は問題点の多かったK-21装甲車の抜本的改修を行えば良かったのだが、小手先の改修に走ってしまう。その改修内容は・・・
・停止しない排水ポンプを2つ増設した。
・正面車体の装甲板としても機能していた「水よけ」を金属製からFRP製に変更し軽量化
・水の侵入を防ぐ布製の防水帯を追加設置
・水の侵入を防ぐプラスチック製の操縦者窓を設置
・渡河が可能な条件を引き上げる今回問題になったのは、その時改修した「水よけ」の強度不足と言う話。そもそもK-21装甲車は渡河を廃止し大型化が進む「歩兵戦闘車」の逆を設計。韓国の地形特性に合わせた面もありますが、渡河性能のため重量が25t以内に制限されているのにも関わらず、米国やドイツの30t程度ある歩兵戦闘車と同じ性能を目指したことが諸悪の根源。
■そのため完成した時点で様々な問題点があった。
・BMP-3並な渡河性能(10km/h)を要求したが半分程度になってしまった。
・そのため流れが緩やかな所でしか渡河できない。
・重心が前方に偏っている為、後部に歩兵を9人載せない限り渡河できない。
・渡河能力維持のためこれ以上の性能向上が不可能(25t制限のため)
・防弾性能に弱点があるが追加装甲がつけられない(25t制限のため)
・各国とも渡河機能を廃止し工兵隊に自走式の架橋器材を配備し渡河を支援している。
・しかし韓国陸軍の装甲車や戦車に渡河性能を付与しており、切り替えるには勇気がいる。
・その上、韓国は架橋器材の開発が苦手で何度も開発に失敗している。こうなるともう、意地でも渡河性能の維持のために生存性を削ってバランスとるのか、架橋器材を導入し作戦を見直し渡河性能を廃止して、まともな性能に改修(重量制限撤廃)するのかのどちらかでしょうね。
記事に対しての韓国の反応
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国産の自動車も水が漏れるし装甲車まで・・・・ 本当に答えがない国だね
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国産は国民が分からないとおもって詐欺をし放題なんだろう
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私たちに重要なことは言い訳ではなく根本的な改善と是正だ。過ちがあるならば認めて、国防技術の未来のためにも、一過性の急場しのぎの対処でなく、体系的、合理的な調査と研究を行い、改善していけばいいのに・・・
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K-21装甲車導入過程で、事業費をいくらポケットに入れたんだろうね。
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国防部長官が自ら乗って川を渡って見せないと部下が従わないだろう。
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川を渡れるように作ったのに、兵士が川を渡るのを嫌がるのを見ればどの程度のレベルか良く分かるよ。
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何最強だ!!! ドイツの戦車やアメリカの戦車を購入して下さい
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韓国の武器は上辺だけの名品兵器だからねwww
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お馴染みの装備として登場して自慢していた装甲車だよね・・・ 故障しても何も問題がないと何年間も隠していたのか? そして発覚すると操縦者のミスだと責任を押し付ける・・・
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韓国では武器一つも満足に作れないのか?
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防衛事業庁のゴミ野郎は給料返してから消えろ。
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大統領令で防衛事業庁を調査しろ!!! 特検が不正に関与した者を全員逮捕して無期懲役と不正に得た金を全部吐かせろ。
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セヌリ党政権下の韓国がまあアレだから・・・・ もう米国だけを信じばいいよ。オナニーばかりする国防部はもう無視でいい・・・
※すいません。「ポンポ」はポンプの打ち間違えです。訂正しました。
※しかし韓国陸軍の装甲車や戦車に渡河性能を付与しており、切り替えるには勇気がいる。
というのは、韓国軍は架橋器材に頼らず、渡河侵攻(後退?)を掲げ、全ての戦車と装甲車に渡河機能を持たせているので、K-21装甲車だけ渡河機能を諦めて重量増加を覚悟でまともな歩兵戦闘車に改修したら、当面K-21装甲車のためだけに工兵部隊が架橋器材を持って追従しないといけなくなり、他の戦闘車両は自力で渡河していくので、物凄く効率が悪いだろうなと考えて、「切り替える(渡河機能を捨てる)には勇気がいる」と書きました。
なんでいつまでたってもちゃんと出来ないの?