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海軍唯一の水中無人探査機、2年間修理中「無用の長物」
海軍が保有している唯一の水中無人探査機(ROV)が22ヵ月間修理中であることが分かった。事実上何の役にも経っておらず、導入してから63ヵ月が経ったが、そのうち48ヵ月間停止したままだ。今年の4月16日、セウォル号沈没の惨事当時も使用できず、無用の長物に転落した。
海軍本部が15日、国会国防委員会所属の新政治民主連合、クォン議員に提出した国政監査資料によると、海軍が保有しているROVはスウェーデンオーシャンモジュール社の製品で2009年7月4億5000万ウォンで導入された。
しかし、導入して1ヵ月で推進機の絶縁オイルの漏油が発見され3ヵ月間修理した。だが、またも1年もたたない2010年6月、自律機動・推進機作動不可で2011年4月までの10ヵ月間修理に入った。
このように導入後5回にわたって頻繁な故障によりこのROVは68ヵ月の間、たった15ヵ月だけ運用され、残りの48ヵ月は修理中だった。現在も2012年12月に運用者操縦装置の誤作動で故障し22ヵ月間修理中の状態だ。
特に、現在は納品業者が瑕疵修理を拒否し、調達庁が今年4月2100万ウォンの瑕疵保証金を回収して外注整備を推進中である。修理がいつ終わるかもわからない状況なのだ。
これに対し、クォン議員は「海軍が保有している、たった1台のROVが頻繁な故障で役割を果たしていない」「今年の4月、セウォル号沈没の惨事が発生し、どのケースよりもROVが必要だったのにも関わらず故障で投入できていなかった事に対して、国民に責任を感じなければならない」と指摘した。
一方、潜水艦救助船の清海鎮艦と水上救助船の統営艦に搭載されるROV 2台があるが、いずれも米国H社が製造したものだ。昨年5~12月に実施された海軍の運用試験評価で「超音波カメラの標的形象識別不可」で実戦不適合の判定を受けていた。
引用:ネイバーニュース/NEWSis
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD
&mid=sec&sid1=100&oid=003&aid=0006136381