新ブログ:ホル韓ヘッドライン(クリックすると新ブログへ移動します)

 
--/--/-- (--) --:--:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013/12/15 (Sun) 23:27:57

独自記事「韓国のせいで注目を浴びるF35整備問題」少し掘り下げてみた。

韓国のせいで注目を浴びるF35整備問題
韓国が日本へ頼むとか頼まないとか
 
整備ぐらいキムチが自分で行えばいいのに 
本サイトの趣旨とは少し外れますが、記事にしてみました。

※注意:文字ばっかりの長文です※

PYH2013112206730001300_P2_59_20131205083605
 
F35の最終組み立てラインを持つ意味。

F35の最終組み立てラインは
FACO(Final Assembly and Check Out)ラインと呼ばれています。米国はもちろんイタリアにもFACOラインがあり既に稼働を始めています。イタリアのFACOラインを参考にすると運営方式はイタリアの軍需企業Aleniaとロッキードマーチン社の共同運用となっているようです。日本の場合は三菱とロッキードマーチン社の共同運用(推定)になるのでしょう。

イタリアの月産組立台数はなんと驚きの2機ww年間24機を生産するみたいです。しかしイタリアは国内向け(90機)以外にも欧州向けのF35の最終組み立ても行いたい意向を発表し準備も行っています。最大で月産18機まで対応可能。もし日本も同等程度の月産組立規模なら導入台数が現在40機(これもまた少数)で他のアジア諸国向けのF35の最終組み立てをする意向もないので
2年も経たず最終組立ライン自体はお役御免となるわけです。

ではなぜそこまでしてFACOラインを設置するのか?その
理由は定期点検にあります。F35は一説には50年間実戦稼働させるといわれており、導入時期のバラつきを考慮してもF35全体で最低60年~70年間、導入予定の機体総数が4000機を超える定期点検需要があります。

そもそも点検や整備ぐらい各国空軍のエンジニアができないのか?という疑問ですが、従来機とは整備の概念が大きく違いF35の整備は搭載されている自立コンピューターが自己診断をして異常のある個所のモジュールをそっくり入れ替えるだけで基本的な整備は終わります。逆を言えば「あれこれ分解して勝手にいじるな」ということでしょう。そしてモジュール整備で一定期間運用すればその後工場で定期検査(分解検査)を行い、そしてまた前線へと戻ってゆく、なんだか車の車検に似てるかもしれません。

もし定期検査(分解検査)だけなら、
勝手に分解して修理をし定期検査代を浮かす国(韓国とか?)が出てくるかもしれません。そこでこの定期検査システムを維持し支配する最強の奥の手が「レーダー波吸収皮膜(塗装ではない)の再コーティング」です。これを定期的に行わなければステルス性能が大幅に低下します。これは専用の工場が必要でコーティング剤も厳重に管理するでしょうから勝手にコーティングすることは不可能でしょう。定期点検と再コーティングの二つを支配することでF35の管理(米国に敵対しようものなら短時間でF35が使用不可能になる)し整備費用を米国が吸い上げる事が可能なのです。どこかのリンゴの垂直統合の経営方式に似ています。

少し話がそれましたが、世界中に展開する米軍のF35も同じように定期点検や再コーティングが必要でその都度米国本国へ戻っていては経済的ではないので、世界に数か所ぐらい定期点検ができる拠点がほしいわけです。そこで出てくる話がFACOラインを米国以外で設置する
イタリアと日本です。この2ヶ国は自主負担でF35の組立ライン=整備ラインを建設してくれます。予算が厳しい米国としてはこれほど美味しい話はないでしょう。多少の餌(ライン設置国による一部部品の生産など)をちらつかせながら、決定的なパーツ(エンジンや電子部品にソフトウェア等)や交換モジュールにコーティング剤の供給を米国がにぎっているので米国の意に背けばすぐに業務停止です。

イタリアのケースを参考により深く突き詰めると組立経費はイタリア向けの機体に限り自由に決定できます。しかし国外向けの機体に関してはロッキード社と同じ価格にしないといけません。要するに
米国に比べて圧倒的に生産台数が少ないのにもかかわず、組立ラインを建設し国内組立を行うためのインセンティブを支払い、組立にかかる経費はロ社と同額にすればF35の利益幅が米国産のF35に比べて圧倒的に薄くなることは明白です。

きっと定期点検にかかる経費や価格(自国機向け以外)も米国のロ社と同一の価格にすることを条件に出されるでしょう。そうなったときにイタリアと日本は当然組立ラインの投資費用が組立事業だけでペイできるとは思っていませんし巨大な定期点検需要を見込んでの先行投資でしょう。しかし米国に価格やパーツにコーティング剤を握られた状態でなお投資に見合う利益があがるでしょうか?

結局のところFACOラインを設置する一番のメリットは、そのまま
定期点検業務が行える(あくまで推定。現実イタリアも日本も公式に米国から定期点検を行っていい許可は出ていない。ロ社が活用したいレベルの発言止まり)のと、自国のF35の定期点検に素早く対応でき無駄がない。現在確定しているメリットはこの2点のみでしょう。あとは仮に国外機の定期点検需要を取り込めたとして多少なりとも利益がでれば御の字でしょう。

きっと一部部品のライセンス生産を含めた技術移転に経験を積めるなどの要素もないことはないでしょうが、米国もバカではありません。80年代のライセンス生産みたく限りなくすべての技術と生産を許可してくれるわけではなく、日本とイタリアで生産されるパーツは一部(日本で約40%程度)です。どのパーツもきっとこれならライセンス生産をする事により軍事技術なり生産技術なりを知られてもOKな部位ばかりだと想像がつきます。きっと
大切なパーツは完全ブラックボックス化して持ち込まれただ組み立てるだけになるのでしょう。

※F-15のライセンス生産時も電子機器が一部ブラックボックスとして輸入取り付けされています。
さらに一部の電子機器やソフトウェアは輸出禁止で代替機器を自主開発し装備しています。


最初に書きましたがFACOラインは三菱とロッキードマーチン社の共同運用です。組立ラインにおいて重要な個所(例えばブラックボックス化したパーツの取り付けやコーティング剤の管理など最重要機密に関する部分)は、日本やイタリアの作業員には触らせず、ロ社から派遣された社員が直接行うことことで厳重に機密を管理するでしょう。

F22がなぜ輸出許可が出なかったのか?最新のF35はなぜ輸出ができるのか?その違いはどこにあるのか?きっと
輸出しても技術や情報をコントロールできる体制や仕組みが完成したと見るべきでしょう。過去にF-104やF-4、F-15をライセンス生産して技術や情報を得てきた日本は今回も同じような効果を得られるでしょうか?

答えは管理人にはわかりかねますが
「F35の生産技術で国産ステルス機開発だ」とかそう甘くはなさそうです。


以上が素人の管理人がF35に関しての考えをまとめた独自の記事です。
あくまで素人が入手できる情報と管理人の想像(?)の産物なのでその点をご了承ください。 
ご意見やご指摘などがあれば喜んで拝聴します。 
 
comment (0) | 独自記事

コメント

コメント:
シークレット: 管理者にだけ表示を許可する