韓国メディアが伝えた、日中首脳会談開催の受け止め方や、報道の仕方をまとめてホル韓的に考察してみました。
「急速密着」中国-日本…尖閣など4項目で「びっくり合意」
引用:ネイバーニュース/国民日報
https://goo.gl/
>>>記事の翻訳(抜粋)
歴史認識問題と領有権問題で対立していた中国と日本が急激に近づいている。
中国と日本は6∼7日、北京で行われた楊中国外交担当国務委員と、谷内正太郎日本国家安保局長間会談を通じて、尖閣諸島に対する立場などを盛り込んだ4項目の合意を導き出した。この「びっくり合意」を通じて中・日首脳会談も事実上合意されたという分析だ。(引用はここまで)
>>>管理人の考察
APECは既に開幕していますが、各国首脳が集まるこれからが本番です。
以前から「実現するんじゃないのか?」と言われていた「日中首脳会談」が、異例の「4項目の合意事項」の事前発表でほぼ確定しています。これを韓国メディアがどの様に伝えたのか、ざっくりまとめてお伝えします。
韓国メディアの日中首脳会談の実現を「半々」ぐらいに見ていました。中国も韓国同様に「尖閣」の領土紛争を認めろとか会談に条件を付けているので「日本が譲歩」しない限り無理だろう、韓国にちっとも譲歩しない安倍が、中国に譲歩するのか?と思っていたように管理人は感じました。
そして異例の「4項目の合意事項」の事前発表が伝わると、一応に「日中首脳会談開催が確定的」と一度は報じましたが、ここからメディアの報じ方が面白く変化していきます。
■最初は首脳会談を事実として認め、韓国の孤立を危惧する論
・"日本の真正性優先されるべき"…しかし韓国が孤立懸念も=MBC
・中日関係の改善急流で韓外交の孤立に懸念の声=NEWSis
■ここから、まだ中国は「首脳会談開催を発表してない」所に着目し始める
・APECをきっかけ中日首脳会談、しかし「形式的出会い」に止まる=NEWS1
・中国外交部長「日本との首脳会談のために肯定的な雰囲気造成しないと」=NEWS1
NEWS1が必死の反撃を試みます。日中首脳会談は「会談」ではなく「立ち話や、偶然を装った遭遇で少し会話する程度かもしれない」とか、中国がこの時点で「日本との首脳会談開催」を正式発表しておらず、中国の外交長官が「日本が肯定的な雰囲気を造成することを期待する」と発言したので、まだひっくり返る可能性があるんじゃないか? と、あくまで「日中会談はやめて欲しい」という期待が滲む論調を展開していこうした矢先に・・・
・中外交部長、「APEC期間中に中日首脳会談開催」を確認=NEWSis
中国の外交長官が記者の質問に「私が今まで発言した内容をよく考えろ、そうすれば分かるだろ?」と事実上、会談を認めたため、NEWS1の希望的観測の記事はココで終了。
■ここからは論調が大きく2つに分かれます。
・信じていた中国が...朴大統領の外交解決策に注目=MBN
・中日首脳会談で、韓国政府が「困った」=TV朝鮮
・中国、日本と突然首脳会談の合意…韓国政府「当惑」=JTBC
中国との会談開催を成功させた「日本が主導権を握り韓国が後手にまわる」「中国に裏切られた」という論調。
もう一つの論調は記事タイトルだけでは分かりにくいので、記事タイトルは列挙しませんが、大体の内容は「日本が譲歩した」「会談は開催されるが安倍にとって屈辱外交」「中国に日本が頭を下げた」と、日中首脳会談開催のショックを慰める為に、ココぞとばかり叩きまくってる記事。
まぁ結論を一言で言うなら、中国に期待して、裏切られて・・・
でも今は日中会談よりも、自身の「自尊心」を守るだけで手一杯www
さて本番のAPECどうなることやら・・・
自国の国益とぶつかる場合は
韓国はこのへんいつも違和感を感じる
自分たちも裏切るくせにな