朴槿恵大統領と中国の習近平国家主席は10日、韓中自由貿易協定(FTA)の実質的妥結を宣言した。
韓中FTA、実質的な妥結…米を完全除外
引用:ネイバーニュース/聯合ニュース
http://bemil.chosun.com/nbrd/bbs/view.html?b_
bbs_id=10040&pn=1&num=81384
>>>記事の翻訳
朴槿恵大統領と中国の習近平国家主席は10日、韓中自由貿易協定(FTA)の実質的妥結を宣言した。
朴大統領と習主席は同日、北京人民大会議場で首脳会談を開き、2012年5月に1回目の交渉をスタートさせて以降、30ヵ月間進めてきた交渉に終止符を打った。
韓中は商品、サービス、投資、金融、通信など両国の経済全般を包括する計22つのチャプターのFTAを妥結した。特に中国は初めて金融、通信、電子商取引をFTAに含ませた。
商品分野で両国は、品目数基準90%以上の商品を開放することにした。中国は品目数91%、輸入額85%(1371億ドル)を20年以内に関税撤廃することにして、韓国は品目数92%、輸入額91%(736億ドル)に対して、20年以内の関税撤廃に合意した。
大統領府は「中国より輸入額基準で62%、品目数で1.6%自由化率が高いが、輸入の絶対金額基準では中国がもっと多い」
と説明した。
農水産物自由化率は品目数基準70%、輸入額基準40%で締結されたFTA歴代最低水準と評価される。とくに、米は、韓中FTAで完全に除外することが目立つ。
国内の主要生産農産品の味付け用野菜類(唐辛子やニンニク、玉ねぎ)、牛・豚肉、りんごや梨など計610あまりの品目を開放から除外した。
(中略)
大統領府は今回のFTAについて「歴代最大の関税削減、歴代最低の農水産物開放」と評価した。過去最大規模となる年間54億4000万ドルの関税削減効果がある一方、農水産自由化率は品目数基準70%、輸入額基準40%で歴代最も低い水準という説明だ。(引用はここまで)
>>>韓国人のコメント
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チャンケがずっと粘ってた理由はこれだったんだな。しかしこの結果は本当によかった
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これなら大丈夫だね・・・ よかった
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問題は発効しても、チャンケが不利だと感じれば破棄する可能性が高いということ
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大韓民国がこれをきっかけに一層の発展が出来ればと思います。
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全ての食品関連を除外しろ!!!
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朴槿恵大統領、尊敬しています・・・
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韓国の主要農作物であるコメを守ったのは良くやった。今回は批判せずに褒めてあげよう
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米だけを除いて、すべての農産物を開放すると言う意味に聞こえるけど・・・ まさかね・・・
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昨日、朴大統領が出国する時は、海外旅行に行くのか? と散々罵っていたくせに・・・
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農業をしてない奴らが集まってきて批判してるよwww
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大統領が意志を見せた外交として評価したい
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やはり外交は私たちの朴大統領が最高です!!!
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13億の市場が開かれるんだ!!! これは大変な成果です!!!!
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我が家では中国米を食べている。惜しい・・・ 韓国米よりも質も良く味もいいのに
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今回のことをキッカケに経済が少しは上向くといいね。
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韓中FTAは、私たちが13億人を超える人口を相手に外貨をより儲けることができる有利な立場になれる
※こういう指摘もありますが・・・
中国輸出の大半が「加工貿易」で期待に及ばない場合も・・・
引用:ネイバーニュース/ノーカットニュース
http://goo.gl/5hzyp2
>>>記事の翻訳
(前略)
しかし、最も大きな恩恵が予想される中国輸出の場合にも主に加工貿易に依存する特性のために当初の期待ほどの効果が大きくない可能性があるという予想も出ている。
中国は、わが国の最大交易国である。
昨年、中国は、韓国の輸出額の26%、輸入額の16%を占め、米国の輸出11%、輸入8%より圧倒的に高い。 今年に入っても輸出の場合、5月まで582億ドルで、全体輸出の24.7%を占め、2位の米国の12.7%より2倍近く多い。 したがって、単に数値で見れば、韓中FTA妥結は特に工業製品を中心に韓国の輸出産業に肯定的な影響を及ぼすものと期待される。
しかし、その内容をみれば、事情は変わってくる。
中国輸出の半分は加工貿易、つまり韓国で部品を作った後、中国に送って組み立て、販売する形態である。このような加工貿易の場合、既に関税免除対象でFTA妥結による効果を期待し難い。
代わりに、関税撤廃による恩恵が大きい消費財輸出は全体中国輸出の5.5%に過ぎない。 もちろん関税撤廃で価格競争力が高まり、消費財輸出も増える効果は予想できる。
また、FTA妥結による効果が大手企業に集中している反面、中小企業は相対的に特典が少なかったり、むしろ不利益を受けかねないという懸念も出ている。
FTA妥結による恩恵は電気・電子・機械・化学分野で大きいものと分析されるが、これは主に装置産業と関連されたもので、自動車、半導体など、大手企業に恩恵が集中するものと予想することができる。
一方、中小企業の場合、価格競争力をさらに確保した中国製低価格工業製品に押され、むしろ苦戦する可能性もある。
このため、米国、チリなどとFTA締結が増えることにより、国内の大手企業の経済力の集中、農村と中小企業の没落が深刻化されたという指摘と同じ脈絡で、韓中FTAがこれをさらに加速化させることができるという懸念も出ている。
まぁ数日経てば、韓中FTAの内容が見えて来るともいます。とりあえずは朴槿恵大統領の手柄ということで支持率が挽回出来そうです。