韓国のネット掲示板に「日本が新型の早期警報管制機E-2Dを導入」というスレッドがあったので紹介します。
日本が新型の早期警報管制機E-2Dを導入
引用:bemil.chosun
http://goo.gl/cDS9ZX
>>>板の趣旨
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2014/11/21c.html
日本が新しい早期警報機事業でE-2Dの導入を決めました。この事業の候補には737AEW&Cも含まれていたが、防衛省は機能、性能、コスト及び後方支援などの要素について総合的な評価を実施した後、点数が高くついたE-2Dを採択したとします。
民間商社が導入を推薦したE-737とは違って、E-2Dは米国政府が直接提案し、E-737のMESAレーダー製造会社であるノースロップもE-2Dだけを積極的に広報してきたのが決定的に作用したという分析があります。
また、日本は52両を調達することにしたAAV-7水陸両用装甲車導入計画を2年繰り上げて来年に30両、再来年に22両を導入して水陸両用旅団を1年繰り上げて2017年に創設することに決定しました。
>>>韓国人のコメント
日本が買えば欲しくなるキムチな人
羨ましい話だ・・・
日本が買えば欲しくなるキムチな人
上陸作戦能力の増強に拍車をかける意図が脅威に感じられます。海・空軍戦力も圧倒的だが、上陸戦力まで・・・ 果たしてこの戦力が尖閣諸島だけのもなのか、あるいは独島上陸の布石なのか・・・
日本が買えば欲しくなるキムチな人
猿はそろそろ空母を準備しはじめるんじゃないの?
日本が買えば欲しくなるキムチな人
これは韓国海軍に最も必要な兵器体系だ。E-2Dと海軍がSM-6を同時に導入すれば、西方向に飛んでくる中国側の戦闘機の行動を最も効果的に圧迫することができる。特にE-2Dが高高度で作戦するということを踏まえれば、西海方面のレーダー死角が殆どなくなるだろう。そして合同交戦体系を通じた効果的な防御および攻撃支援、弾道弾まで追跡可能ということを勘案すれば、韓国海軍のどの艦艇よりも優秀な性能を持っていると思う。
日本が買えば欲しくなるキムチな人
空軍のE737ピースアイと重複される側面があると思うが、韓国軍内での協力があまり行われないという点と。ピースアイ以外の空中監視体系が必要だという点を考慮すると、海軍専用の早期警報機の導入が必要だと思う。
日本が買えば欲しくなるキムチな人
E-2DとSM-6の組み合わせが韓国も必要。ただ、E-2D導入自体は海軍の予算で行われるべきだが、急ぎ購入する装備が沢山あるから直ぐには導入するのは難しいだろうね・・・
日本が買えば欲しくなるキムチな人
日本は空母導入の準備の為にE2Dを購入するんじゃないよ。もうずいぶん前から大型機のE-767早期警報機の導入数量(4台)問題で、その隙間を小型のE2-Cを多数(13機)購入して活用してきた。D型導入はC型の低い性能が問題だったレーダーがD型ではAPY-9レーダーに変わり性能が大幅に向上した。ただこれを空母導入の準備だと、多くの方々が導入を主張する原因になっています。
日本が買えば欲しくなるキムチな人
韓国海軍の場合は、早期警戒ヘリで十分なのではないか?
日本が買えば欲しくなるキムチな人
E2Dは弾道弾の追跡が可能なんですか? あと日本が上陸戦能力を迅速に備えている理由は、福島のために死の地になった日本列島を脱出してフィリピンを侵攻しようとする意図の為です。だから独島はフェイクです。実際、韓国や中国に50両程の上陸車両で侵攻しても全滅を覚悟しなければならないほど、韓中の戦力は膨大なんです。
日本が買えば欲しくなるキムチな人
私達もスムーズな防衛を確立するためにはE2D導入が急がれます。
日本が買えば欲しくなるキムチな人
私たちもKAAVが200両程度しか持っていないのに。日本が急にAAVを50両も導入するなら警戒しないといけません。海上勢力が有利な状態で、強襲ヘリ空母や上陸車両を準備しているので・・・ 私たちは陸上兵力が多いと無視していては取り返しの付かない状況になるでしょう。
日本が買えば欲しくなるキムチな人
日本の早期警戒機の導入の順序は、E2C 13機が最初で、その後にE-767を導入したんだ
日本が買えば欲しくなるキムチな人
私たちも追加でE737を2機導入するより、長期的に見てE2Dを10機導入することを考えないといけません。海軍の先端戦闘艦が早期警報の傘の中でミサイル防衛能力を引き出すためにと言う意味です。
日本が買えば欲しくなるキムチな人
どうせ陸地から発進しなければならないなら、韓国はE-737のアップグレードと追加導入がベストだ。
日本が買えば欲しくなるキムチな人
韓国空軍がE-737を追加購入する可能性があるのを知っているのに、改良費用の負担が嫌なんでしょう。韓国と共同発注すれば、日本にとっても利益があるはずなのに、口先だけで韓日友好を叫ぶ安倍らしい選択だよwww
E2Dが米国政府が直接提案しているのがミソですね。
以前にも「
日本が早期警戒機を国産開発するらしいんだけど… by 韓国の反応」等の記事で書きましたが、海外製兵器(特に米国製)で「買ってはいけない兵器」があります。
スバリ、開発国自体が採用し装備していない輸出用の兵器です。
最近の兵器は、導入してから使用期間が長く、その間に能力向上行うことが必須です。行わない場合、性能がどんどん陳腐化していき兵器自体の寿命を短くする事になります。
この「能力向上」は、導入機種が多ければ多いほど「金」にもなるし、1機あたりの「開発コスト」も安くなります。とういうことはメーカーは自ずと米軍が採用している機種から「能力向上」のための開発や準備をしていきます。(詳しくは、
日本が早期警戒機を国産開発するらしいんだけど… by 韓国の反応を読んでみて下さい。)
結局、米国がE2Dをわざわざ政府が直接提案してきたのか? それはF-16やF35と違い、E2Dの製造数が少ないからです。空母に4機前後、米空母全体でも最大で50機前後しか需要がないはずです。まぁ後はフランスがE2Cの後継機として数機導入するかどうかぐらいしかなく、E2Dの販売数もさることながら、今後の保守整備や性能向上計画に掛かる費用を日本にも負担してもらうことが出来るとソロバンを弾いているからでしょう。
韓国やオーストラリアが導入したE737は、米国は採用しておらず、生産台数は十数機しかありません。E737の性能向上を行う場合、その開発費用を導入した国の機数分で割ると高額になります。
結局、導入後の将来性と兵器寿命を維持するための費用を考慮すれば、どちらが「勝ち組機種」なのか一目瞭然です。
日本は至極当然な判断を下したと思います。