IOCが『アメ』と『ムチ』を使って平昌組織委員会に「分散開催」の受け入れを再度要求する可能性が高いということです。
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平昌に与えるIOCのアメとムチは?
引用:ネイバーニュース/SBS
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2018平昌冬季五輪組織委員会がIOCの一部種目(そり種目)外国分散開催の提案について、明確な反対の立場を示しました。現在ボールはIOCに返された状態です。長い間準備してきた野心的オリンピック改革案、『アジェンダ2020』を通過させたトーマス・バッハIOC委員長がこのまま諦めるでしょうか? どんな形であれ、平昌組織委員会に圧力をかけるのでしょうか?
国際スポーツ専門家たちは後者が有力とみています。IOCが『アメ』と『ムチ』を使って平昌組織委員会に「分散開催」の受け入れを再度要求する可能性が高いということです。想定されるIOCの戦略を「アメ」と「ムチ」に分けてみてみましょう。
●IOCの「アメ」政策
1.ソリ競技場の建設費補償
江原道平昌のアルペンシアリゾート内に造成中のそり種目競技場は、この3月に着工されました。建設費は計1228億ウォンで、現在の工程率は12%、設計まで含めば25%です。先頃11月末までに270億ウォンが投入されました。もし平昌組織委員会が分散開催を受け入れた場合、山林の復旧費150億ウォン、違約金190億ウォンなど総事業費の半分に上る610億ウォンの損害が出ます。この費用をIOCが負担すると提案する可能性があります。
2.IOC支援金の拡大
国際オリンピック委員会は五輪開催国に補助金を支援してきました。IOCは放送中継権料と「TOPスポンサー」で得る収益の一部を開催国に配分します。今年7月初め、トーマス・バッハ委員長は、平昌を訪問して8億5千万ドルを支援する予定だと明らかにしました。当初IOCが計画した6億4千万ドルより2億1千万ドル増えた金額です。ソチ冬季五輪の場合、7億5千万ドルの支援を拠出しました。IOCは「平昌が分散開催を受け入れれば、これよりもっと支援額を上げることができる」と提案する可能性があります。
●IOCの「ムチ」政策
1.五輪準備の遅延を避難。
平昌冬季五輪の準備において最も不十分な点は、競技場の工事遅延とスポンサー契約の不振です。6つの新築競技場全体の工程率は10%にも達していません。スポンサーとの契約も当初目標にした8千7百億ウォンの30%にも及ばない状況です。とくに懸念されるのは、江原道に建設中のスキー滑降競技場です。
加里王山(ガリワンサン)の森林破壊という批判で着工が遅れて2016年2月のワールドカップ滑降大会までコースが完成されるかは未知数です。平昌組織委周辺では「超突貫工事」をしても間に合うか分からない状況と囁かれています。IOCがこの点を集中的に詰問し非難した場合、平昌組織委員会としては「善処する」という言葉の他に返答のしようがなく、事態が深刻化するとの見方です。
2.誘致決定当時の約束違反を指摘。
2011年7月の冬季五輪誘致当時、平昌組織委員会はIOCに多くの約束をしました。その中の一つが競技場の事後の活用策です。当時の資料を見ると、スピードスケート競技場は、オリンピック後はウォーターパークへと転換され、アイスホッケー競技場は原州に移転する予定でした。ところが、現在計画は事実上2ヵ所いずれも撤回されています。
〈中略〉
IOCで平昌冬季五輪の準備状況を総点検しているグニラ・リンドバーグ平昌冬季五輪組織委員長は、今週中にそり種目の外国分散開催候補地12ヵ所を平昌組織委員会に送る予定です。そして来月15日-16日の2日間、平昌を訪問してプロジェクトレビューに出席します。その時にIOCが用意した「アメ」と「ムチ」が果たして何なのか分かる見通しです。
>>>韓国人のコメント
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平昌がこの大きな赤字をどうするのか本当の心配だ。
国際大会の誘致や空港、道路、建物の建設が地域の発展に役立つと考えている安直な考えを変えなければならない。建物だけ建てておけばいいのか。それを維持管理するコストのために苦労して地方財政が破綻すると、結局それらすべてを地域住民が背負わなければならないのに、なぜ安直にとりあえず建ててみようとするのか、理解できない。平昌もそもそも建てる際に可能な限り小さく作って大会が終わったら解体というふうにコスト削減を考えるべきで、開閉会式だけの使い捨て競技場にするのか。仁川の教訓はないのか?本当に情けない。
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平昌冬季オリンピック終わって国の借金がどのよう増えるかな・・・ ロシアは冬季オリンピックの場所をF1競技場に流用したりしたけどね・・・ 韓国は行事が終了したら、推進した政治家たちはもう自分達の仕事ではないと他人事。残りの借金は、国民が返すことになる・・・ 悪循環の連続だ。
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IOC分散開催提案は、平昌に最大限配慮したにもかかわらず、判断する能力も無く、ただ無条件に反対するだけ・・・
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大統領が受け入れない理由は、17年12月に大統領選挙が行われ、冬季オリンピック開催前に任期終わるから自分の仕事じゃないってことなんだ。
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これはすべての朴槿恵が原因だ。江原道民ならよく知っている。選挙時の遊説では平昌五輪の誘致と開催のサポートを大々的にしてくれると言っていた。大統領になったら他の公約と一緒に空に飛んで行った。ソウル=江陵間の高速鉄道はいつ開通し、首都圏-原州区間の電車はいつ開通するのか?
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分散開催を日本ではなく韓国の他の地域とするのはどうか?無条件に平昌だけに固執する必要はないと思います。
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赤字赤字と騒ぐなら、もう日本ですればいいじゃん。
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分散開催すれば、国の恥。単独開催すれば、膨大な借金連発・・・ 開催能力はないけれど、とりあえず誘致してみたという無能な連盟のやつらwwwww
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ピーナッツ航空チョ・ヒョンアの父が組織委員長だし、すでにイメージは地に落ちたね・・・
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多分2018冬季五輪は、日本開催として記憶されるだろう。IOCの立場では、オリンピックを台無しにはできないから。
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2020東京五輪を江原道が一部誘致して、そり種目を長野が持っていって、このように合意すればお互いにWin-Winではないか?
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日本との分散開催は死んでもない。分散開催をするにしても国内分散開催でなければならない。
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率直に言って、韓国は冬季スポーツってフィギアスケートしかないのに。
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分散開催を否定する奴は、仁川アジア大会がどうなったか見てないの??
利権を吸うだけで最低限の仕事さえできていなかったというのが今なのですよ?