韓国のネット掲示板に「日本、F-35 MRO&エンジン整備を誘致」というスレッドがあったので紹介します。
日本、F-35 MRO&エンジン整備を誘致
引用:chosun.com
http://goo.gl/YssG04
>>>記事の翻訳
防衛省は、米国防総省が 、アジア太平洋地域のF-35の整備およびアップグレード拠点を 日本に 設置することにしたと通知しており、三菱重工業とIHIがその作業を担当することに決めたと明らかにした。米国防総省は、在日米軍の運用のしやすさと日本企業の技術力が今回の決定のカギだったと説明しました。
三菱重工業は、小牧工場で機体の修理や部品交換などを行い、ステルス性能を維持するための機体外部のレーダー吸収材を再塗布するほか、センサや制御機器が正常に動作していることを確認し、異常があれば補正します。 エンジンの整備はIHIのみずほ工場などでエンジンを分解、タービンなどの部品を交換したり、再加工、修理作業を実行します。
設備投資額は、基本的に米国政府と米国企業が負担して、 日本政府が予算を投入する部分は、自衛隊が導入する量に必要な程度に限定されるそうです。
防衛省によると、オーストラリアは、約100機、韓国が約40機の導入をそれぞれ計画しており、これらの機体やエンジンも整備も対象になると言っています。
>>>韓国人のコメント
韓国人
在韓米軍も日本に行って直すだろうし、もうどうにもならないね。
韓国人
>>防衛省によると、オーストラリアは、約100機、韓国が約40機の導入をそれぞれ計画しており、これらの機体やエンジンも整備も対象になると言っています。
これは私たちが導入するF-35も日本に行って整備を受けると言う話ですか?
韓国人
これは本当の話なのか???
韓国人
日本に行って修理する場合、不買運動が起こる・・・
韓国人
太平洋の米海軍も日本で修理することになるのか?
韓国人
日本に行く必要はないんだって。緊急着陸するような機体に深刻な異常が発生しない限り、米国に行けば済む話だ。どうして日本はあんなに意地を張るのかわかりませんね。そこまでして韓国のF35に触りたいということなんでしょうね。
韓国人
きっと韓国空軍が国民の感情を尊重(?)して米本土に送るでしょう。
韓国人
F-15Kの稼働率を維持するため、高価な予算をかけてPBL方式に変えた戦績がある空軍に、F-35をその都度、米国に送るマネはできないだろう。
韓国人
オセアニア~北東アジアのF-35の整備拠点を日本に置くと言う話です。その対象に、日本、在日米軍、韓国、在韓米軍、オーストラリアなどが運用するF-35が対象に含まれていて、韓国だけが選択の岐路に立たされているんです・・・
韓国人
機体が日本に行くのではなく、部品が行くんです。私たちのF-35の部品モジュールが日本で修理されると言う話です。記事をよく見れば分かるが、設備投資は米国の企業が行い、日本は機体に必要な部分だけの費用を負担することになっています。結局は、その契約の内容すべてが韓国の機体に適用されるのではなく、一部のみ適用されるという話です。当然、韓国の機体に必要な基本整備施設は私たちがお金を投資して韓国に作らなければならないことです。
韓国人
私たち機体の一部を日本で修理するという話なのか、オーストラリアや韓国導入分の一部が日本に行って整備を受けると話葉なのか追加の説明お願いします。
韓国人
それは私も知りません・・・
韓国人
もし機体が日本で整備を行う事ができても、空軍がそれを認めるはずがない。
韓国人
母港を日本に置いた海軍と海兵隊は日本で在日米空軍と一緒に整備するんじゃないでしょうか。しかし本来ならば、装備を本土に送った方が無料で整備出来るんだから、そっちの方がよくないですか?
韓国人
ああ懸念したことが・・・
結局、米国自身が投資するというのはアジア太平洋地域に置いて日本の方が韓国よりも重要だという意味だ。
韓国人
心配しないでください。空軍はすでに稼働率のために費用的側面を放棄した戦績があります。いくら高価になったとしても空軍は米国にF35を運ぶはずだ。
韓国人
元々、米海軍の艦載機の整備を本土だけで行ったりしていません。韓国の大韓航空で米国海軍の航空機を整備していたりします。
韓国人
F-15Kの場合と何が違うのか正直よく分かりません ・・・
韓国人
F-35はステルス機です。機体自体に塗布される塗料も周期的に塗り直しなければならないし、また塗布がちゃんとできているのか、測定もしなければなりません。そのような施設をこれから日本に作るという話だ。それを韓国にも作れるかどうかの問題で、金額的にもそうだし・・・ 米国の技術流出の懸念の側面で、韓国のことを快く思っていないだろうから、米国の立場から見たとしても非常に難しい話だろう。
韓国人
在日米海軍の航空機が空母に搭載されていない期間は、厚木基地などに配備される場合があります。このような陸上配備されるスーパーホーネットとEA-18Gなどの整備は日本の川崎重工業傘下の子会社が担当しています。
韓国人
すでに米国は、ステルス機を何度も海外派兵した戦績があり、海外派兵されたステルス機は全て海外の基地で整備作業をしたんだから、そこまで難しい話ではないと思うけど
韓国人
私たちも、機体のライセンスや部品生産に投資を果敢に行っていれば誘致できていた話なのに、一体、大統領府と政府は何をしていたのか?
韓国人
やっぱり日本行きで決定ですね・・・ 関連記事を探してみると、F-35の製造に関与している日本企業の数が思ったより多い・・・
韓国人
記事を書いた記者は勘違いしてるようだが、日本の能力が高いから誘致できたのではなく、日本がF-35をライセンス生産しているからだ。ロッキード社の立場では整備施設を最初から作るより、すでに日本が金をかけて作っておいたライセンス施設を転用したほうがはるかに安くつくからだ。他の地域も基本的に、この機体をライセンス生産した国が優先選定対象です。
>>>管理人の補足
やはり日本に決まりましたね。これで機体とエンジンの両方を国内で整備できるのは、時間の節約にもなりF35の稼働率向上につながるでしょう。しかし問題は完全に日本に主導権がないのが不安要素として残ります。基本的に米国やロッキード社が直接費用を出して建設する施設は、F35の機密性の高い作業工程の部分になるでしょう。
当然、この部分の整備を担当するのは日本企業側ではなく、米国のロッキード社による直接運営になるので、作業員は米国のロッキード社から直接派遣された作業員によって行われます。
結局整備拠点が日本にあると言っても、整備スケジュールをコントロールするのは米国側ということになります。整備拠点までの距離的な近さの利点はありますけど。
まぁ無いよりマシといったところでしょうか。今後20年以上運用するF35の整備が一応国内整備が可能ということになったという話で歓迎すべき決定ではあります。多少の不満はありますけどね。