韓国のネット掲示板に「ユーロジェット、KFX用エンジン100%技術移転が可能」というスレッドがあったので紹介します。
ユーロジェット、KFX用エンジン100%技術移転が可能
引用:chosun.com
http://goo.gl/oC1Pph
>>>記事の翻訳
これは国防日報の記事の抜粋です。かなり専門的な内容を含んでいるいるのでエンジンに関する部分のみ記載します。
私が思うに、これは先進国と数十年はあるエンジンのハイレベルな技術水準の差を一気に埋められる千載一遇の機会だと思います。
ユーロジェットが、これほどまでの破格的な提案をしたのは、未来の大韓民国が戦闘の主要生産国の一つになると判断したためで、KFXで終わらず、その後も無人攻撃機やKFXX等、その後に続く韓国の限りない可能性に掛けた提案だと思います。
現在はGEが圧倒的な生産量でユーロジェットに対しリードしています。ユーロジェットは欧州の軍縮のために倒産寸前です。ロシアが刺激し続けて来るにも関わらず軍縮が続いています。結局、欧州ではなく、他の地域に目を向けなければ生き残れないと判断し、そのパートナーとして韓国を選択したんだと思います。技術移転100%というのは部品共有などを通じたEJシリーズの共同開発の提案です。一緒に発展していこうという積極的な提案というわけです。
個人的に断然KFXにユーロジェットを支持します。
[エンジンの比較] F-414:F-18戦闘機に搭載された卓越した安定性が自慢 EJ-200:最新機能を多量搭載したエンジンで韓国への100%国産化を支援 どのような航空機を問わず航空機の心臓はエンジンだといわれる。それだけ重要なパーツであり、最高の技術力が必要な部分だという証拠です。KFXは2万ポンド級の双発エンジンで結論が出ているものの、KFXも心臓であるエンジンの数をめぐって長い論争をしました。それに加え、今後2つの主契約企業と同様に、激しくKFXに取り付けられるエンジンをめぐって、世界主要なエンジン製作会社が競争を展開するものと予想されます。
●GE製F-414 米海軍のF-18戦闘機に搭載された2万2000ポンド級エンジンで、操縦士の要求に制限のない性能を発揮することができ、迅速な反応と卓越した安定性を備えている。
最大パワーが18%以上増加、1~3%が燃料消耗率の向上など、持続的な性能向上機能があり、バイオ燃料の使用承認も受けており、独自の研究開発を通じて、エンジンの騒音減少、技術力も確保している。
韓国のT-50、スウェーデンのグリペンをはじめ、インド、日本、シンガポールなど自国産戦闘機開発計画への豊富な参加経験からKFXのリスクを最小化することができる。エンジンの生産はもちろん、戦闘装備、航空機システム統合、油圧システム、ギアボックスなど戦闘機の開発に必要なさまざまなパーツの生産及びシステムの統合能力を保有しており、エンジンのほかにも様々な技術協力が可能であるという長所もある。
GEは「50%以上の部品が国産化可能になるものと判断していて、ファンのモジュール及び低圧タービンモジュールなど核心技術を100%韓国に移転する計画」とし「最先端エンジン技術が適用される高圧タービン、高圧コンプレッサー、燃焼機、後期燃焼機などの核心技術の国産化も支援する」と明らかにした。
●ユーロジェット製EJ-200
次期戦闘機競争に飛び込んだユーロファイターのエンジンEJ-200は今日の戦闘機で最も困難な要求条件を満たした上で、簡単なエンジン・アーキテクチャと結合された優れた推進力対重量比に設計された。兵器システム寿命周期で最大稼働率が最小維持費用で運用が可能である。
EJ-200は他の2万ポンド級エンジンで具現していない機能を持っている。完全なブリスク技術が適用され、低圧圧縮機と安全性の増大と最適化された重量の3段階高圧圧縮機、鳥衝突を防止し、効率性が最適化された最新の圧縮機ブレード設計、高い耐久性が最適化された燃料消耗率の最新燃焼機設計、寿命の増加と性能最適化に向けた3次元航空力学的モノクリスタルタービン、燃焼や推力を最適化した3段階の再燃焼装置などがそれだ。
ユーロ側はさらにこう付け加えた
"韓国のエンジンの独自開発ビジョンを全面的に支援するため、早い段階で韓国が満足するだけの技術協力を推進するのはもちろん、KFXエンジンの100%国産化についても協議する準備ができている"、
"EJ-200の選択は単にKFX事業のためだけの最高の信頼性と戦闘性能を持ったエンジンを購入するだけでなく、韓国が独自にエンジンを作ることができるチャンスになるだろう"
>>>管理人補足
管理人にも良くわからない内容がありますが、この妄想韓国人が何を言ってるのか簡単に解説すると・・・
まずKFXとは?
韓国型戦闘機開発事業であるKFXは、もう10年以上前から計画だけは立案されていましたが、当時の韓国に独自開発するだけの技術はなく、お得意の他国からの技術移転方式も話が進まずその上、巨額の費用がかかることから、一向に実現に向けて動く気配ゼロの計画でした。
しかしここに来て、F35導入計画がほぼ決まり、韓国得意のF35を買ってあげるんだから「技術を移転しろ」交渉で、どうにかロッキード社から技術移転の約束を取り付け、遂にKFX計画が動き出します。
ここで問題になったのは、エンジンの数
何故かと言うと、そでもなく開発に巨費が必要なので、ある程度の輸出を見込んだ仕様にした方が負担が軽減できるという考えから、政府側は「単発案」を支持しました。しかしKFXを実際に運用する空軍からは、双発の方が設計にゆとりがもて、高性能化がしやすいため「双発案」を支持しました。
結局、要求性能や機体の形状など何も決まっていないのに、先にエンジンの数だけ決定するという摩訶不思議なコースをたどることになります。結局決まったのは双発案なんですけどね。
EJ-200がそこまで最新のエンジンなのか?
そしてこの妄想韓国人が妙にユーロジェットEJ-200を持ち上げますが、F-414と比べてどっちもどっち。抜きん出た性能差はありません。敢えて言えばEJ-200は海外での採用でことごとくF-414に敗れています。圧倒的な生産台数のF-414と、ユーロファイターでしか採用されていないEJ-200では、生産規模が異次元すぎて、運用コスト(保守パーツの価格や入手のしやすさ)の面で不利なのは確実。
では、次期戦闘機計画(F15S⇒F35に決定)でユーロファイターが敗れたにも関わらず、エンジン採用で韓国側に擦り寄ってくるのか? F-414は顧客が多く性能が向上したタイプを次々に開発し、EJ-200に差を付けています。EJ-200も性能を向上させる計画はあるのですが、如何せん資金不足がネックで中々進みません。
しかもF-414やEJ-200は、基本設計が古く最新のエンジンとは言えません。現在のところ軍用エンジンで一番新しい西側のエンジンはF135-PW-100で、F-414やEJ-200の3倍近い出力を持っています。
ユーロ側は、エンジン技術が劣化する前に金に変えたいだけ
この辺を踏まえて考察すれば、ユーロ側は既に次世代機(ユーローファイターの後継機)の開発など開発する気がなく、そのため、F135-PW-100水準の軍用エンジンの開発に着手する気はさらさらありません。なんといっても開発費用がありませんから。
きっと将来的にユーロファイターの後継機にF35を導入する方向に向かうはずです。
ということで、如何に手持ちの商材を金にするか? と、いうことで、旧型エンジンの技術移転を餌に韓国のKFXに食い込んで、金にしようと企んでいるのではないでしょうか? ユーロにしてみれば今後軍用エンジン(戦闘機用)の分野に投資するつもりもなく、今後競合することもないので、旧エンジンの技術を韓国にどれだけ高く売りつけられるか? ただそれだけのような気がします。
ユーロ側は今後、戦闘機用エンジン分野に投資する気はない
妄想韓国人は、ユーロ側と韓国がEJシリーズを共同開発していくんだと予想していますが、開発したところで誰が採用するのか?と言う話になります。
結局、基本設計が80年代で旧式とまでは言いませんが、枯れた技術で構成されたエンジン技術を手に入れることは、今の韓国にとって無駄ではありませんが、そこから最新エンジンを作るための技術開発に予算を投資し、新しくエンジンの設計までたどり着けるのか? どう見ても、研究開発を疎かにし、他国から技術移転を受けたほうが早いと、ショートカットする癖がある以上、最先端のエンジンを作るのは無理でしょうね。
そろそろ一番購入条件のいいパーツを、無分別に購入してきて、継ぎ接ぎで物を作る思考から脱却できないのか? そもそも物づくりってそう言うものではないと管理人は思うんですけどね。
>>>韓国人のコメント
飛べない韓国人はただのキムチ
アメリカやヨーロッパは契約書にサインするまでリップサービスだ。
飛べない韓国人はただのキムチ
どうせ口先だけだろ?
飛べない韓国人はただのキムチ
記事通りなら、ユーロジェットが良いね。50%の国産化が可能な米国製よりも、100%国産化ができる方が良いに決まってる。
飛べない韓国人はただのキムチ
ヨーロッパ製は100%の技術移転をしてくれても、結局は政治の絡みで米国製を選択するんだろ? こんなのは無意味だよ。
飛べない韓国人はただのキムチ
ユーロジェットが落札で決まりだ。細部の条件は見なければならないが、競争相手がいれば、必要なものを得ることができます。今がいいチャンスだ。米国産エンジンを採用してほしかったら、少なくともミサイルの射程制限の撤回、核再処理条件なく受け入れる。これぐらいの条件をつけてくれないとね。
飛べない韓国人はただのキムチ
スリオンの技術移転詐欺にまだ懲りてないのか?
飛べない韓国人はただのキムチ
エンジンはユーロジェット製になるのか? 技術提供に図面及びデータだけでなく、私たちが作ることができるように全ての技術と設備の提供までしてくれる契約でなければならない。さもないと欧州が無条件に技術を全部与えたのに作れないのは、韓国国内の環境や技術のせいと言い出しかねない。
飛べない韓国人はただのキムチ
スリオンから得られた教訓を是非活かして欲しい。欧州人との契約は慎重にしないと・・・
飛べない韓国人はただのキムチ
100%技術移転が可能ならユーロジェットもありですね。
飛べない韓国人はただのキムチ
核心技術の国産化も重要だ。ユーロジェットの一番大きな短所は勢力が小さいという点。米国製エンジンのほうがシェアが大きく、将来の発展性が見込める。そのため韓国が財政投入をして努力しても、エンジンにおける最新技術格差は広がるということ、すなわち将来発展の可能性が小さいと思うよ。
飛べない韓国人はただのキムチ
両者を最大限競争させて、最良の結果を引き出しましょう。
飛べない韓国人はただのキムチ
EJ-200を導入しても国産化率は80%が限界じゃないか?? どうせ、あれこれ輸入して取り付けては国産戦闘機の名前をつけるんでしょ? 素材は日本から輸入して、素材加工してエンジン部品や素材など輸入して国内生産して国産化と呼び、結局、国内で自己完結してないのに、見せかけの国産戦闘機を作るぐらいなら、最初から完成品を輸入したほうが安いよ。
飛べない韓国人はただのキムチ
もしGEエンジンを採択するとき、技術移転条件が他のメーカーより悪ければ、国民が黙っていないだろう
飛べない韓国人はただのキムチ
記事どうりなら100%支持する。けど、スリオンの件があるから・・・
飛べない韓国人はただのキムチ
EJ-200をKJ-200として作れる事を考えただけでも気持ちいいんだけど・・・.さすがに・・・信用出来ない
飛べない韓国人はただのキムチ
本当に100%技術をくれるなら、米国製より信頼性が少し落ちても技術の蓄積の方が価値があると思う。
飛べない韓国人はただのキムチ
ユーロジェットから技術を移転を受け、国内生産できるなら、その利益は技術確保、将来にエンジン開発をする際のコスト削減、国外輸出で確実に利益を確保できる。
飛べない韓国人はただのキムチ
100%技術移転ではなく、100%ライセンス生産ってことじゃないの?
飛べない韓国人はただのキムチ
日本はF-2を開発するときに、すでに戦闘機開発で必要な技術を大部分確保していたけど、エンジン技術のみ不足していた。私たちの場合は、エンジンの国産化を成し遂げても、複合材の加工やステルス形状、戦闘システムの装備など不足しているものが多すぎる。
飛べない韓国人はただのキムチ
焦って直ぐに決定せず、この条件を見たGEがどのような条件を持ってくるのか待ってみよう。