スレの記事が長すぎるので要約
・作戦統制権が無い状態の方が韓国にとって危険だ。
・北は韓国が何も出来ないのを知っている
・だからやりたい放題だ
・延坪島事件当時、連合司令部に報復空爆の承認を貰いに行った。
・しかし米軍の将軍は「韓国政府が決定することだ」と無下にされた。
・さらに米軍の少将にすら「韓国軍は新生イラク軍より劣る」と言われる。
・この状況はありにも恥ずかしい事だ。
脱北者出身の東亜日報、チュ・ソンハの記者が「戦作権が米国にあれば大韓民国がより危険になるというのが私の正確な見解」と戦時作戦権の回収を主張した。
チュ・ソンハ記者は29日、自分のブログ「ソウルで話される平壌話」に、実は「戦作権のない大韓民国の安保は、一層脆弱といえる」という年末シリーズ最終回を通じてこのように述べた。
彼はこのような主張の根拠に「北朝鮮は米国の機嫌を伺い、大丈夫だと思えばいつでも韓国のわき腹を殴ることができる。このような挑発の最後は局地戦で終わるということを金正恩は明らかに知っている限り、韓国は絶対安全ではない」「局地戦に終わり金正恩氏は損することが全くない」と指摘した。
彼は米国の立場についても「一方の米国は、アジア政策の中心に中国と日本を据え、韓国はその次だ。米国は韓半島で血を流したくない」「北朝鮮と戦争を行うにしても、まずは中国の顔色を伺う」と強調した。
彼は「今も米国は、しばしば誤った判断をする。中東を見てもわかるように、韓国に対する理解はそれよりずっと低いようだ。韓半島で局地戦が起きても米国の立場は明らかだ。戦争を無条件に回避しようとするだろう」と付け加えた。
彼は「自ら決定をして戦争をできない軍隊、他人に戦争をすることを承認してもらわなければならない軍隊は危険性が小さい。金正恩が絶対に恐れるはずがない」「我々は北朝鮮より10倍以上の圧倒的軍事力を持っていながら、自ら足に足かせをはめ、その鍵を米国に任せてしまった。それでは金正恩に何時でも殴られる打撃圏内で、拳を振るわれるのを目で追うことしかできないなんて、私はこのような状況が理解できない」とし、戦作権の回収に激しく反発する軍首脳部を叱咤した。
彼はさらに、軍に「我々は北朝鮮の挑発に対抗して十分に準備できていない」という軍の説明についても「我々が米国に期待しているのは、本当に地球上で米国と同じシステムであり装備だ。ところが私たちは強国と戦うのではない。私たちにもなければ北朝鮮にはさらにない。北朝鮮に対抗するには、そんものは必要もない。北朝鮮は未だにミグ21や23を活用しているが、韓国軍はF-35ステルス機がないと戦争できないという論理で卑怯に隠れている。ミグ21や23程度は、正直国産のF-50でも対応できるのが事実だ」と反論した。
彼は「どうしてこんなにも自信がないだろうか。私が会ってみた一般兵士、初級将校らは本当に皆、学力も高く、身体的条件も良くて、精神力も高かった。ところで、このような中から一握りのエリートだけを選抜して将軍になるはずなのに、なぜ将軍になると、卑怯で、臆病になるのか分からない」と、軍首脳部を重ねて叱咤しながら、将軍35人を会ってインタビューし、延坪島海戦当時を再構成した「キムディフェンス21」の編集長の著書「シークレットファイル、西海戦争」から抜粋して次のように紹介した。
延坪島事件が発生したのが2時34分、李明博大統領が地下バンカーに入ったのが2時40分だ。
それでは大統領府の地下バンカーで何があったのだろうか? 2時40分から3時まで軍事的対応を議論したのではなく「なぜ軍は延坪島で砲射撃をしたのか」という、韓国側の原因を解明するのに時間を浪費していたという。兵役を満了もしていない政権に期待はしていなかったが、これほどとは思わなかった。そして大統領府から出された声明は「断固として対応するものの、事態が広がらないようにしてほしい」ということだった。
それでは軍首脳は何をしたのだろうか。
その時間、キム国防部長官は国会による質疑応答に出席していた。最初は彼は何も知らないような表情で座っていたが事件が起こってから1時間も過ぎた3時35分に急いで席をたった。
長い間、繰り返し訓練を受けた通り「航空作戦は米7空軍司令官の指揮を受けなければならない」という交戦規則に縛り付けられており、航空作戦は全く考えもせず、交戦守則を守ったという言い訳に終始したが、翌日に、交戦規則を改正すると明らかにした。軍の統帥権を持った大統領が「まずは殴り返せ、私が後の責任を負う」という話すら出なかった。
砲撃の翌日、ハン合同参謀議長がシャープ韓米連合司令官の元を訪れ「韓国の航空力で北朝鮮に対する報復する計画を立てる上で、連合司令部の意見はないか?」と尋ねた。司令官は苛立つ表情で「なぜ私に尋ねるんだ? 韓国政府自ら判断せよ」と答えた。傲慢不遜なのも問題だが合同参謀議長は、米国の4星将軍50人余りの内の一人に過ぎなかった、米太平洋司令部の、一介の隷下部隊長に承認を受けに行き、無視された上、答えもきちんと貰えなかったのだ。
米国が答えをくれない国防部は「今後自衛権と交戦規則問題を整理するため、国際法学者に研究を任せる」と発表した。北朝鮮が再び挑発すれば、私たちは今、合同参謀に国際法の学者や弁護士を呼んでおいて「反撃をしていいのか?」と訊いてみないといけない。
作戦統制権がない軍隊は、まともな作戦を練る方法を知らない。
延坪島事件の翌日、連合軍司令部情報作戦部長であるマクドナルド少将が火のように腹を立ててこのような発言をした。「私はイラクに参戦した軍人だった。イラクの新生軍でさえ判断ができる。ところで昨日、韓国の合同参謀は何をしてもいいものか判断がつかず、電話が毎時間、毎分ごとに数え切れないほどかかってきた。どうして韓国軍はイラク軍よりできないか?」
チュ記者は、延坪島海戦の秘事を紹介した後「世界6位の国防力と言う軍学歴が世界最高の国家で、60年間、戦う準備だけしてきたという国家が、一介の米軍少将から新生イラク軍より出来ないという辛辣な言葉を受けた」「それでも私たちは今も米軍が居なければならないとしがみついている。波を受ければ、古い軍艦が割れて沈没することを恐れ、飛行訓練をすれば古い戦闘機が墜落し、鼻の先の大きな島に向かって3ヵ月間準備してきたにも関わらず、砲弾を撃っても半分が海に落ち、北朝鮮が恐ろしいので、世界最高の装備がなければ、戦争で負けと泣きべそをかいている。米軍を頼って生きてみても、北朝鮮でさえ韓国をあざ笑う。私はこのような状況があまりにも恥ずかしい。皆さんは恥ずかしくないのか」と反問した。
ttp://www.viewsnnews.com/article/view.jsp?seq=117225