韓国のネット掲示板に「はっ!!! 日本が・・・」というスレッドがあったので紹介します。
はっ!!! 日本が・・・
引用:bemil.chosun.com
http://goo.gl/xee9hN
>>>板の趣旨
日本もいよいよ水陸両用装甲車を導入しますね。これは日本もいよいよ本格的に海兵隊に該当する部隊を備えることという意味でしょうね。
>>>韓国人のコメント
韓国人 何このタイトル? 日本人がまた、刃物を持って暴利を振るったのかと思いました。
韓国人 どうでもいいけど、もっと他の表現の方が良いと思うよ。
韓国人 一時、サムスンからKAAVを導入しようと動いたそうですが、結局、日本が当然韓国製を買うはずがなくて・・・ 2017年までに日本はV-22まで導入し、3000人ほどの日本版海兵隊創設計画があります。いくら自衛隊でも海兵隊相手では、不利だからです。 これほどの部隊を創設するなら、私たちも最小限1個歩兵大隊+捜索大隊規模を鬱陵島に配置すれば、武力示威の観点から見ても適切だと思います。 韓国人 日本は中国の脅威に徹底的に準備をしているが、韓国の首脳部は、自分の腹を満たすのに忙しく不正や横領を犯して・・・ まあ韓国の歴史を振り返ってみると、今このような状況は、後でどのように変わるか分かりませんが・・・ 韓国人 2018年に3000人規模で日本版海兵隊である水陸機動団を創設する予定です。 水陸起動団の規模が小さく見えても、強力な装備や、支援装備があるので短い期間で強力な海兵隊になるでしょう。
韓国人 そしてこの部隊の主な任務の一つが「離島奪還」と呼ばれます。 私たちの立場では、かなり気になる部分です。 韓国人 海兵1師団にトビ2を大量配置するれば、はるかに効率的ではないでしょうか? そしてちょっとお願いしたいんだけど・・・ なぜ海兵隊を敵地域に貼り付けて使用しようとするのか全く理解できない。 管理人補足:
トビ2とは、大韓民国海軍で使用している空気浮揚艇(ホバークラフトのこと)。韓進重工業が純粋な国内技術で5年かけて建造した空気浮揚高速上陸艇に高圧の空気を流すことで疾走する上陸の装置であり、戦車1台と兵力24人、または患者150人を乗せて時速74kmで航海することができる。
韓国人 海兵隊は島を守る部隊ではなかったんですか? 韓国人 独島に、あの部隊は使えないと思うけど・・・
韓国人 海兵隊は島を守る為の部隊です。 米軍や英国軍は島には海兵隊が配置されていることを皆ご存知でしょ? しかし海兵隊は島だけ守る部隊ではありません。
接敵地域に海兵隊が継続駐屯する理由は個人的な考えだが当然だと思います。 戦争時、私たちの主力攻撃部隊は陸軍です。 これは世界中どこを見ても同じでしょう。
接戦地域は状況が不安定な地域です。 効率的で安定した攻撃のためにも主力攻撃部隊は接戦地域後方で待機していなければなりませんね。 攻撃する前に戦力が消耗するならば攻撃の効果は半減するでしょう。 そして海兵隊だけ接戦地域に駐屯するわけではありませんよ
韓国人 島国の日本にとって陸上自衛隊自体が海兵隊なんです。 管理人補足:
ここから、韓国の海兵隊敵地に駐屯させるのは勿体ない派と、北朝鮮戦での主力は陸軍なので戦線維持で陸軍を消耗させるのは勿体ない派の言い争いが続くので省きます。
ただし興味深いので要約を載せておくと
■海兵隊敵地に駐屯させるのは勿体ない派の言い分
海兵隊は機動力(ヘリや揚陸艦)があるのに、それを殺すような固定地域への配備は無駄でしかない。
■戦線維持で陸軍を消耗させるのは勿体ない派
北朝鮮との戦いに海兵隊の出番はない。あくまで主役は陸軍で、陸上兵器も陸軍の方が優秀なので、海兵隊は陸軍の先兵になるべし。
■ここからは管理人の考察
そもそも韓国に海兵隊ができたのは、朝鮮戦争前ですが、設立目的は不明(米軍が持っていたからという側面が大きいような・・・)当然必要な装備もなく、単純に陸兵が海兵隊と呼んでいただけのものです。
朝鮮戦争後に、朝鮮戦争の反攻ポイントとなった仁川上陸作戦を目の当たりにした韓国軍は、海兵隊の育成に力を入れます。
しかし、海兵隊の主任務は諸島戦における上陸作戦及び、橋頭堡の確保であり、仁川上陸作戦はどちらかと言えば、第二次世界大戦型の大規模上陸作戦であり、現代においては余りにも古い戦術で、あの規模の兵力や装備を船に積み込めば一発でバレます。仁川上陸作戦当時ですらバレていました。現代の情報収集能力を持ってすれば、大兵力の移動を察知するのはさほど難しくありませんし・・・
しかし、韓国は仁川上陸作戦の成功体験(米軍が成功させたんですけど・・・)に酔って、北朝鮮戦でまた同じような上陸作戦を行おうと目論んでいます。
仮に朝鮮戦争のように、攻め込まれることなく38度戦付近で、南下してくる北朝鮮軍を貼り付けにすることに成功すれば、上陸作戦を行なうポイントなんて存在しません。
そもそも北朝鮮も自国内の上陸可能ポイントには、隠れ砲台や洞窟を繰り抜いた砲台で準備をしています。北朝鮮軍が38度戦で膠着状態に陥れば、兵力の分散がなく、補給路だって北の国内での話になるので、上陸による前線と後方の遮断効果がありません。
単純に38度戦と別方面に、前線を一つ作り出すだけで敵兵力の分散にはなるかもしれませんが、あまりにも距離が近すぎてどうなのかなぁ・・・
とにかく第二次朝鮮戦争が核無しで行われた場合、過去のように38度戦を突破され前線と後方の間に、間延びした空間が出来ればチャンスですが、38度戦で北を釘付けにできれば前線と後方の空間が狭く、遮断ではなく、前線と後方から部隊に挟撃されることになり、逆に大量の捕虜を差し出すことになるかもしれません。
状況により海兵隊は有効かもしれませんが、絶対に必要かと思えばそうでもないというのが韓国の海兵隊だと思います。
※米軍の海兵隊は、既に過去の海兵隊の枠を飛び出し、全世界の紛争に素早く、最初に投入される部隊として新たな役割を確立していますので「海兵」とは名ばかりの、先遣隊という名前のほうがしっくりくると思います。
韓国人 日本に対応するためなら、独島防御だけを想定して鬱陵島に兵力を配置することも必要だが、逆に対馬上陸も視野にいれるなら、むしろ釜山に海兵隊を1個旅団程度、新設して配置するのはいいでしょうね。
日本の島は竹島だけじゃないからね