天地がひっくり返らない限り、互いに顔を合わせずには生きていけないのが韓国と日本だ。大韓海峡が近づく帰国の途で、私は韓国人がもう少し利口に、そして「計算」して生きることができたなら…という希望を海に向かって投げた。
写真引用:朝鮮日報
【コラム】韓国が対日批判の名分を失った5年前の「事件」
引用:朝鮮日報日本語版
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荷物をまとめるだけでどっと力が抜けた。私の祖国は金基宗(キム・ギジョン)容疑者(55)が大暴れした国だった。このテロリストが何とかいう団体の「長」という肩書きを振りかざして「進歩系の人物」扱いされ、一部政治家が支援金まで渡していたという嘆かわしい国に、私は戻らなければならなかった。
生まれてからずっと見てきた国なのに奇妙な気がした。「私が誇りに思う大韓民国はこんな国でしかなかったんだな」という実感、世界で一番しっくりこないのは事実だ。ドーバー海峡を離れ、大韓海峡(日本名:対馬海峡)に向かう飛行機の中で広げた新聞も、しばし忘れていた現実を激しいほどに吐き出していた。
今もわれわれ韓国人の中にはテロリストを「烈士(信念を貫いた人)」「罪を憎んで人を憎まず」と擁護する勢力がある。「烈士の共和国」に戻る途中で冷笑を感じた。無表情な能面、その裏に隠された日本人たちのせせら笑いだ。
日本人たちは「これぞまさに韓国のレベル」と哀れんでいるだろう。もし私が日本の新聞記者なら「白昼の刃傷沙汰」を「一部の韓国人は金基宗容疑者を『独立運動家』安重根(アン・ジュングン)や尹奉吉(ユン・ボンギル)と同列に扱っている」と皮肉っていたはずだ。
こうした事実が知られれば、たちまち韓国の誇らしい対日抗戦史は色あせたものになってしまう。罪のない人々の首を切って殺害するイスラム過激派と同じレベルに転落する。なぜ韓国人は「克日」を叫び、損にしかならないことばかり引き継ぎ、やり続けるのだろうか。
日本人たちは「韓国は日本人には無理だ」と、首を振っていることだろう。もし私が日本の新聞記者だったら「マーク・リッパート駐韓米国大使に刃物で切り付けた金基宗容疑者は、2010年に重家俊範・在韓日本大使にコンクリート片を投げ付けた人物だ。韓国の司法当局がこのとき、厳しく断罪していれば悲劇は起こらなかっただろう。しかし、韓国では当時…」と5年前にあった出来事を思い起こさせた上で、なぜ韓国の大統領が日本大使の見舞いはしないで、米国大使の所にだけ見舞いに行ったかについて弁明を要求すると思う。
こうした事実が再びクローズアップされたらその瞬間、韓国がこれまで日本に対し加えてきた圧力は名分を失う。果たして日本大使と米国大使のケースは何がどう違うというのか。不幸なのは、韓国社会はこのような「嘲弄(ちょうろう)」に対応する準備ができていないことだ。
「日本はやられても当然」「過去の侵略も反省していないくせに…」と怒鳴り返す? それとも「日本大使と米国大使のケースは本質が違う」と反論する? どちらにしても、このようにあいまいな反撃が共感してもらえる所が、韓国内部以外にあると言えるだろうか。
それでも韓国は5年前の事件について一言も言及せず、日本を訪問したメルケル独首相の発言の解釈に熱を上げている。その発言を全世界が韓国に味方し、日本を厳しく叱責(しっせき)する言葉だと受け取っているとしたら、勘違いも甚だしい。
ちょうど300日間、英国に滞在して感じたのは、英仏・英独・独仏という三つの国の歴史は韓日関係よりもはるかに複雑で遺恨が深いということだ。しかし、この三つの国の国民たちが互いを「この野郎」「あの野郎」とさげすむところは見たことがない。
それは、彼らが歴史を忘れてしまったからではない。相手を完全に許したわけでもない。三つの国の人々は「感情」よりも「理性」、「悪口」よりも「法律」、「対立」よりも「和解」の方が利益になるという事実を冷静に受け入れただけなのだ。それは現在の欧州連合(EU)を築く礎となった。
天地がひっくり返らない限り、互いに顔を合わせずには生きていけないのが韓国と日本だ。大韓海峡が近づく帰国の途で、私は韓国人がもう少し利口に、そして「計算」して生きることができたなら…という希望を海に向かって投げた。
文甲植 先任記者
>>>韓国人のコメント
※以下のサイトからコメントを収集しました。
http://media.daum.net/editorial/column/newsview?newsid=20150316030205615
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/03/15/2015031502485.html 韓国人
韓国にはテロ防止法がないんだよ。前セヌリ党シム議員が発議したが新しい政治聯合が反対しため実現しなかった。テロ防止法がないからギムギジョンが日本大使へテロを行った際、執行猶予で終わったんだ。今でも国会は、すぐにテロ防止法を通過させなければならない。韓国は従北左派や北朝鮮が派遣スパイだけでなく、ISもいつ浸透してくるかわらない。しかしテロ防止法がない場合、国家の安全保障は大丈夫なのか?
韓国人>一部政治家が支援金まで渡していたという嘆かわしい国に、私は戻らなければならなかった。「私が誇りに思う大韓民国はこんな国でしかなかったんだな」という実感、世界で一番しっくりこないのは事実だ。
幾ら嘆かわしいといっても、祖国をそのように言っていいのか? そんなに嘆かわしいのならそのままイギリスに帰化すればいい。本当に情けない人だ。
韓国人
結局は軽い処罰に原因があるんだ。もし米国であれば・・・ 韓国も法に基づいた統治を行おう。
韓国人 私たちがここで幾ら騒いでも、一般世論は日本人は違う、日本人なら許されると考える奴が多すぎる。この世界の多くの人々が日本のことを特別に見ていない以上、韓国人が日本人なら許されるという発想の方が異端だと言うことを自認しなければいけない。結局、米国大使だろうが日本大使であろうが同じ人間に対して行われるテロは許されない。それなのに日本大使だからと韓国社会が感情的に特別扱いした為、今そのしっぺ返しを食らってるんだ。 韓国人 お前のような認識を持った記者が朝鮮日報の専任記者なんて、後輩記者たちが可哀想だよ。キム・ギジョンのようなサイコパスを安重根義士や尹奉吉義士と比較するだけにとどまらず、日本を意識したニュアンスのコラムを遠慮無く書くあなたが本当に韓国人なのか疑わしい。そんなに日本が良ければ日本へ行けばいい。 韓国人 日本に勝たなければならないと言いながら、日本がねつ造した韓国史の歴史本を堂々と使用し、対馬を取り戻すつもりもなく、間島は中国の土地としながら、統一は中国同意や受けなければならなくて、北朝鮮急変時、中国の平壌侵攻には何の対応もない。そんな状態なのに北朝鮮は核放棄はしなければならないと叫び、韓国は先進国はなるべきだと叫びながら、中国の顔色を見てサードの導入はしない。本当に笑わせるよ。 韓国人 メルケル首相が慰安婦について発言という話も虚偽報道であることが明らかになると、その瞬間に何の説明もなく「メルケルが発言した・自省・謝罪」という文字が一瞬にして報道から消え去ったのが印象的だ。このように「感情的な悪口で葛藤」することを望む韓国の行動について、米国ですら「疲れた」という表現で指摘した。問題なのは、その行為が間違っていると認識もしていない、韓国人特有の事実や客観的な理由ではなく、感情に訴えるという行動が、国内では通用してしまうという悪癖。 興味深いコラムなので、一体韓国人はこれを読んでどの様な感想を抱くか知りたくなり、ハングルの元記事を辿って韓国人のコメントを拾ってきました。コメント数は少なったのですが非常に興味深いコメントだと思います。
北や中国見てろよ
ぶっちゃけ日本から見れば韓国なんぞ重要な存在じゃねーよ?
一言『こっち見んな』