スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
comment(-)
スポンサー広告
日本が「結者解之」できる外交圧力を
日本語で「空気を読め」という言葉は「雰囲気を把握しろ」という意味だ。
目に見えない空気の流れを読んで他人に迷惑になる行動は慎むようにとの配慮の意を込めた表現だ。その日本がいま周辺国の空気を読めずにいる。安倍晋三首相の靖国神社参拝強行をめぐる日本、さらには北東アジアの空気はどのように読むべきだろうか。
韓日両国で「日本通」として通じるシン・ガクス前駐日大使に尋ねた。
~(中略)~
――なぜいま参拝を強行したのだろうか。
「タイミングの問題だ。いまは韓日だけでなく日中関係も非常に良くない状況だ。執権初期から2006年の首相時代に靖国神社を公式参拝できなかったことを後悔するという話を公然としていた安倍首相としては、いま(参拝を)しておくほうが良いと考えたのだろう。
~(中略)~
――対内関係を気遣って対外関係を誤らせたという批判が出ている。
70%台だった支持率が40%台に急落した安倍首相としては右派を結集させる必要があった。安倍首相個人の所信も作用しただろう。しかし個人の所信であれ国内政治的意味合いであれ対外政策的には悪手なのは明らかだ。日本は外交ですら“ガラパゴス現象”が加速化している。米国、ロシア、欧州連合(EU)まで批判の隊列に加わった
――米国が「失望した」と反応した。
参拝当日に駐日米国大使館を通じた声明発表は(国務省が直接したものより)トーンダウンの側面はあるが、米政府が『当惑している』という公式の立場を表わしたものだ。
~(中略)~
――小泉元首相の靖国参拝当時に米国は反応を出さなかった。
「当時は日中関係が悪いとはいっても尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題もいまのようではなかった。いまは北東アジアの勢力転換期だ。情勢が変わっている」
――安倍首相が米国との関係を過信してやり過ぎたという分析はどのように見るか。
「米国はさまざまな戦略的考慮で日本の集団的自衛権行使を支持し、日米間の懸案である普天間基地移転問題に解決の兆しが見えるなど、最近米日関係は非常に厚くなっており、これを安倍首相が誤算した可能性はある。
~(中略)~
――韓国政府は何をすべきか。
「韓日関係の重要性を考慮した管理が必要だ。日本が“結者解之”できるよう外交的圧力を加えなければならない。同時に政治と経済の分離、政府と民間の分離、政治と文化の分離を通じ両国がウィンウィンできる事案には支障がないようにしなければならない。両国関係が回復不可能な水準になりかねないという点に留意しなければならない。日本を批判しながらも日本国民まで完全に背を向けないようにする複合戦略を駆使しなければならない。いま韓国は道徳的優位を確保した。感情的に過剰対応すれば韓国の優位を自ら失ってしまうことになる。安倍首相が強硬手段を取ったいま、韓国にとっては静かな対応が勝つ道だ」
引用:中央日報
http://japanese.joins.com/article/976/179976.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|top_news
http://japanese.joins.com/article/977/179977.html?servcode=A00§code=A10