韓国のネット掲示板に「孫元一級のノイズ問題は設計上の欠陥か?」というスレッドがあったので紹介します。
孫元一級のノイズ問題は設計上の欠陥か?
引用:milidom.net
https://milidom.net/miliboard/97577
>>>記事の翻訳
http://www.globalsecurity.org/military/world/europe/de-budget.htm
2014年12月のドイツ連邦軍の兵器データを見て、ドイツ海軍の212A級潜水艦4隻中1隻だけが作戦可能な状態であったといいます。そして他のデータでは、今年3月に212A級5番艦が出るまで8年を要したが、この期間中にソナーの問題とエンジンの騒音問題を解決したそうです。
この記事を見て、韓国海軍の孫元一級を苦しめた騒音の問題とギリシャが導入当時HDW社に欠陥を抗議したのを思い出しました。
厳密に同型艦ではありませんが、設計上深い関連があるだけに212級の設計上の欠陥が、ある程度214級の同型艦に影響を与えた可能性もあるんでしょうか?
>>>韓国人のコメント
韓国人
このようなのをみれば、日本の潜水艦も知らず知らず設計上に問題がありそうです。おやしを級からそうりゅう級に変更した時、大きな船体形状の変化があったからです。実際にオーストラリアへ輸出されれば、今まで知ることの出来なかった日本の潜水艦技術に対して、情報が明らかになることが期待されます。
韓国人 日本はあまりにも閉鎖的だから問題があっても隠してるだろうね。
韓国人
世界の多くの国の数十隻輸出した209級も韓国海軍が購入して発見・指摘するまで、全く知られていなかった欠陥がありました。いくらドイツ製だといっても欠陥がある時はあります。
韓国人 AIPにも問題があって修理をしたのも知っています。214型の騒音は固定ボルト耐久度が不十分だったことが問題で、ボルト変えても問題が解決できず、ドイツ技術者が補強材取り付けましが、逆に騒音が増加したという話もあります。214型を建造した現代重工業の力量不足なのか、でなければ212型にあった問題が214型にそのまま引き継がれたのか・・・ 韓国人 潜水艦は水密構造だが、兵士が出入りするハッチと魚雷発射管と「魚雷搭載用ハッチ」が開閉式になっています。甲板の固定ボルトの強度不足は「魚雷搭載用ハッチ」のボルトのようです。このような基礎技術が不足するため韓国潜水艦の稼動率は非常に低くなっています。
特に孫元一の原因不明の騒音の後、メディアには全く取り上げられていませんが、実は孫元一は完全に一度分解解体された可能性があるそうです。 韓国人 原因不明の騒音があったのは心配になりますね。いっそ原因がきちんと分かれば良いんだけど・・・
韓国人 孫元一の近況については、それぞれの記事参照をお願いします。
最新鋭潜水艦「孫元一艦」... 3年以上「修理中」
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013062811165390095
国民税金3500億ウォンで導入した海軍の最新鋭チャン・ボゴ級∥(214級・1800t級)潜水艦「孫元一」が3年以上にわたり、昼寝をしている。
国内に導入されて8年が過ぎたが、就役してから3分の1以上を整備時間のみで過ごしていることだ。
28日軍関係者によれば、孫元一はドイツのHDW社が設計して現代重工業が建造して2006年海軍に引き受けられた。
孫元一は作戦に投入されて4年後の2010年4月、大きな欠陥が発見されて作戦から外れた。欠陥は他でもない騒音だ。
潜水艦は任務特性上、海中で騒音が発生すれば作戦自体が不可能になるが、潜航深度が深いほど大きい騒音が発生するのだ。
これに対し海軍は輸入国であるドイツの技術陣を呼んで胴体を分解するなど原因糾明に出たが正確な理由を明らかにすることができなかった。
結局海軍は翌年12月に輸入会社であるドイツHDW社に孫元一を送って整備を任せた。
孫元一を8ヶ月ぶりに問題が発生した推進電動機の整備を終えて来月初、韓国に帰ってくる計画だ。
だが、今年末までは作戦への再投入が難しい。欠陥の再発リスクを点検するために試験評価をしなければならないためだ。
さらに整備費用も心配だ。ドイツHDW社が請求してくる費用は約180億ウォンに達することと軍当局は予想している。
韓国人
あのようになったのも、ドイツの209級から212級の設計および技術者が大挙して世代交代をしたために発生した問題だという話があります。
209級はUボートを建造していた時期からのベテランが設計・建造に携わっていましたが、212型からは新世代の設計陣の作品なのに加え、技術は受け継いだとしても長期間の経験において蓄積されるノウハウまでは完全に受け継ぐことないためだといいます。これは造船所に勤めていた親戚から聞いた話です。おかげで私たちの技術者だけでなく、ドイツ側の技術者も問題の解決方法を知らなかったそうです。
基本的にミスは他人のせいにするスタンスは健在のようです。