今回の日韓外相会談の大きなポイントは3つ。
一つ目は「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録について
二つ目は軍慰安婦問題について
三つ目は日韓首脳会談の有無について
一つ目の「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録について、韓国メディアは一様に「朝鮮人強制徴用の事実を反映することに事実上合意」と報じています。
・韓日「日世界遺産に登録に強制徴用反映」事実上の合意:聯合ニュース
・韓日外相会談、日本産業施設の世界遺産登録「強制徴用反映」事実上の合意:京郷新聞
・韓日外相、日本が世界遺産に登録に「強制徴用」を反映することで合意:NEWS1
・韓日、日本が世界遺産登録に強制徴用反映に事実上合意:デイリー韓国
・韓日、日本が世界遺産登録時に朝鮮人強制徴用の内容を反映する:マネートゥデー
・韓日、日本が世界遺産登録に強制徴用反映に事実上合意:SBS
・朝鮮人強制徴用、日本の世界遺産登録に反映される:アジア経済
大体こんな感じで、各社とも「協議を通じて円満に妥結するという共通認識を持って、この問題を緊密に協議することにした」というこの文を深読みし先走って「朝鮮人強制徴用の内容を反映する」と打ち出したみたいです。きっと裏がとれた報道ではないと管理人は思っています。
日本の報道を見ても「朝鮮人強制徴用の内容を反映する」とはどこも書いていません。読売新聞によれば・・・
日本政府関係者によると、世界文化遺産については岸田氏が、韓国政府の主張を踏まえ、一部の施設で戦時中、朝鮮半島出身者が働いていたことなどを明示すると説明。一定の配慮を示し、尹氏も受け入れた。
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150621-OYT1T50074.html
強制とは言ってはおらず、単に「朝鮮半島出身者が働いていた」と表示し、ユン長官も受け入れたと書いてあります。これが事実なら「強制」の文字が抜けた表示を行なうことで、世界文化遺産登録に反対していたのをやめれば、韓国国民がブチ切れるのは確実です。
二つ目の軍慰安婦問題については意見がかみ合わず何の進展もなく終了
三つ目の日韓首脳会談の有無について、結局は韓国が経済的にも安保的にも日本との関係を改善する必要に迫られ、どうしても首脳会談を行なうための大義名分が必要だったので、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録問題に進展があるように匂わせ、この成果(?)を理由に首脳会談に反対する勢力や世論を黙らせ、なんとか開催に漕ぎ着けたいんでしょうけど・・・
もう最近の韓国外交は必死すぎwww韓国世論はそもそも日本の「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録は、例え「朝鮮人強制徴用の内容を反映(案内文の設置とか)」しても反対意見が多く、究極の希望は登録自体の白紙撤回であり、世論の要求からはかけ離れた今回の協議結果に、例え「朝鮮人強制徴用の内容を反映することに合意」と記事が出ても不満たらたらです。
まぁ実際のところどのような合意があったのか分かりませんが、韓国にとって喜ばしい内容でないことだけは確かでしょう。
難癖つけてくる小国など無視で十分
変に妥協するくらいなら登録しなくてよろし
なぜ登録に至らなかったか日本国民全体でその理由を共有すればいい