韓国の掲示板に「韓国が開発したミサイルはセキュリティー信号使用不可」というスレッドがあったので紹介します。
韓国が開発したミサイルはセキュリティー信号使用不可。米国への報告義務で、軍では悩むことさえタブー視
引用:http://bemil.chosun.com/
http://goo.gl/EMavso
>>>記事の翻訳
1994年3月韓米軍事当局が締結し、2010年に改正したGPS合意覚書によると、米国は米国政府が対外軍事販売(FMS)方式で販売された兵器システムにのみ軍事Pコード機器の装着を許している。最高のセキュリティ性を誇るというMコード装置は、米国で導入された武器の中でも最新鋭戦闘機と駆逐艦以上のトラップにのみ装備することができる。
最も深刻なのは、韓国軍が独自開発した兵器システムには、2012年にジャミングにさらされ被害を受けた商用GPSしか使用できないように規定されている。加えて荷重500kg以上、飛行距離300km以上の誘導兵器や偵察機も軍用コードの使用が禁止されている。これは韓国が米国以外の国から導入される兵器システムも同じだ。
さらに韓国が自主的に軍事用GPS受信装置を開発することも許さない。米国から導入した兵器システムのGPS機器を活用して、韓国が性能試験を続行するか、操作およびメンテナンスの過程で、これを開けて見た場合、関連する情報を米国に無償で提供するという義務も規定されている。
簡単に言えば玄武-3を含めて韓国軍が開発したミサイルの商用GPS装置は、北側の妨害電波に極めて脆弱な状態で、これを克服するために、韓国が独自に技術を開発する作業は、基本的に封鎖されていることを意味する。
これまで米国と合意覚書の改正を推進したり、まったく他の代替も検討すべきだと主張してきた。しかし本当の問題はこれからだ。驚くべきことに韓国軍がこの問題を心配していないということ。
正確に言えば悩み自体を「放棄」したというのが事実である。
まず米GPS合意覚書を改正し、独自開発の武器に対する対ジャミング能力を補強する案の場合、2010年最初の改正以降、現在までにどのような追加の議論や改正の提案もなかったというのが当局者たちの説明だ。国防部がこの事案に関心を傾けて見たことがなかっただろう。
2012年10月の韓米ミサイル指針改正で韓国軍が保有することができる弾道ミサイルの射程距離が300kmから800kmに増えたが、2年8ヶ月が過ぎた今まで、これと関連したGPS合意覚書関連条項に変動がなかったものと推定される。
「週刊東亜」の公式質問に国防部スポークスマン室は「この事案を担当する部署がどこなのかを確認されていない」とし「恥ずかしいが合意覚書の改正など関連政策がどのように議論されm検討されているかどうか、国防部の中では確認できなかった」という予想外の回答を送ってきた。
開発されたミサイルを誇示して自慢することだけ熱中してきただけで、実際にこのミサイルがパフォーマンスを発揮するかについては無関心という証拠である。
特に韓米同盟を重視する李明博政権が発足して以来、実務省庁の中でも、米国側秩序を敏感に認識する気流が非常に強いというのが彼らの代替的な説明である。米国GPS以外の選択肢を提供しようと提案する専門家の議論に情報機関などが出て動向を把握することが繰り返されたという。
さらに韓国も中国、日本のように独自の衛星航法システムを推進しなければならないという主張にも敏感に反応したりしたという裏話だ。取材の過程で接触した関係の専門家のほとんどが匿名を重ね要請した理由だ。
http://news.donga.com/NewsStand/3/all/20150621/72024120/1
>>>韓国人のコメント
韓国人
米国のGPSシステムを使用する他の友好国もあんな方式で管理を受けているのか? それなら仕方ないが例外的な国があるのなら、それは問題だ。中国は流石に無理でも、ロシアのGLONASSやヨーロッパのGALILEOなどのGPS情報を並行して使うことができないのか?
韓国人 私の知る限りでは、記事の内容は事実だが、私たちがこの問題に関心だというのは事実とは異なります。私たちは、この問題に強い関心を持っており、この問題を解決するために努力しています。
韓国人
この記事おもしろいですね。私たちがGPSにおいて米国から不当な扱いを受けているかのように書かれていますが、事実を確認しておきましょう。
GPS(Global Positioning System)は米国防総省によって開発されて管理されているアメリカの資産です。このシステムに大韓民国の税金は1ウォンも入っていません。
GPS衛星は色々シグナルを放射し、その中には全世界(敵軍であるロシアやイラン、北朝鮮にも)にも無償で提供されるシグナルC/A codeというものがあり、位置情報を提供するという目的の下に暗号化されていません。
他のシグナルは公共の目的でなく米国が軍事用で使うシグナルなのでアメリカとの他の合意なしでは提供していません。
米国の資産であるGPSの軍事用シグナル受信機は提供しないと言っているし、使用用途のみで提供された一部資産を無断に開けてみるのを禁止するのが、常識的に考えておかしなものなのか?
そして独自に技術を開発するということが、独自にGPS受信機を作って自らのM-codeを思いのままに使うという意味であれば誰も文句を言わないと思うが、韓国軍が考えてるのはそうではないだろう?
自分が契約しているモバイル通信の電波が状況が悪いので、お前の家のWiFiパスワードをくれと言うのが極めて正常なのですか?
このように無断に盗用して使うならば、財産権侵害に該当します。
もし米国の制限が嫌いならば、独自にGPS衛星を打ち上げ使えば良いです。しかし我が国の場合、そのような能力もお金もないというのが問題でしょう。過去にEUの計画に参加しようとしましたが、EUが要求した負担金がとても高くて参加を断念した。
韓国人 米国の資産を提供するかしないかは米国次第なので、米国に軍用コードを供給してくれと米国と交渉するのではなく、他の技術的な方法で何とかする必要がある。
幻想の中の住人 私たち自身で航法衛星を撃つ上げればいいだろう? 北東アジア地域のみでいいのなら、私たちの技術と能力で十分可能だ。 これは米国に対する依存から抜け出す意味もある。 韓国人 技術的には可能でも予算上、実現不可能に近い。
韓国人 航法衛星を打ち上げるなら色々な国家と共同投資でやればいい。
韓国人
私が知っている韓国の計画はこのような内容です。まず航行支援衛星というものを打ち上げることを研究中です。航行支援衛星は独自の航法信号を発射するのでなく、航法衛星の信号を受けて航法衛星の誤差分を計算して、その修正分をGPS受信機に送る衛星のことをいいます。
この方法を使えば商用GPS信号でも、ある程度軍用に近い正確度を得ることができ、衛星一つで東アジア全域をカバーすることができるほど費用対効果に優れ、私たちだけでなくヨーロッパの国々でも研究されている衛星です。
韓国人 宇宙発射体さえ持っていないのに、どうして私たちの技術と能力だけで十分可能なのか? お前は幻想の中の住人なのか?航法衛星にしても、シグナルを単純に乱れ打っているように見えるが、衛星の位置や角度がわずかに外れても、地上では数十、数百kmも誤差がでるんだ。私たちはそのような精密な補正技術を持ってもいない。このような技術は、米国とロシアがほぼ独占している。 幻想の中の住人 GPSは24個の衛星で構成されています。全世界を対象にね。 もし私たちが北東アジアだけをカバーしようと思えば、7個か8個程度の衛星があれば十分です。その程度なら私たちでも可能ですし周辺国と一緒に打ち上げてもいいでしょう。 韓国人 周辺国ってどの国のこと???
韓国人 露国「自分で打ち上げられます」
北豚「自分で打ち上げられます」
中国「自分で打ち上げられます」
日本「自分で打ち上げられます」 韓国人
中東の原油金持ち国や、インド、インドネシア、ベトナム、マレーシアなどの国と共同でできるないか検討する価値はありますね。
韓国人 計画当時は24機の衛星で構成されたシステムだけど、現在は正確性やいくつかの理由で31基+予備1基=合計32基で運用しています。
韓国人 もし戦争が起これば、米軍以外の国が支援やサポートに出ても、あんな方式の管理では手伝ってくれると言う味方さえ役立たずになって、最終的には米軍の首を締めることになるんじゃないの?
幻想の中の住人 現在利用可能なGNSS方式には、GPS(米国)、Galileo(欧州)、GLONAS(ロシア)の三つがあります。3種類の衛星からの信号をすべて受信するGPSモジュールも今では多く商用化されています。 現在市販のGNSS方式を使っても、うまくコントロールすれば、ほぼ軍用レベルの精度を得ることも、それほど難しくはない世の中になりましたよ。 韓国人 幻想の中の住人は深刻に考え方を間違っているようだ。Galileoの場合、現在7基の衛星しかなくて運用できません。ロシアのシステムは昨年に7基の衛星にソフトウェア上の問題が見つかり動作不能になりました。その後どうなったかは知りませんが・・・ 韓国人 GPSのために衛星を宇宙に必ず打ち上げる必要があるのか? 第二次世界大戦では英国がドイツを夜間爆撃をしたときに、2つの電波を放射して、入れ子になっている位置に爆撃機を誘導したことがある。ミサイルの場合、地形、地上の建造物を利用した誘導方式があります。地形や地上の目標物からでも十分に誘導が可能で、GPSがなくても、地上からの電波を発射し、その距離や位置を測定してGPSと同じ効果を享受をすることも可能であると思われます。安価な方法、便利な方法でGPSと同様の効果を発揮できる他の方法を研究するのも良い解決策だと思いますが?
幻想の中の住人 GalieoとGLONASSは完成に苦労しているみたいですね。以前はGPSのみを使用していて、そちらにはあまり関心が大きくなかったので現況把握ができていませんでした。 しかし最近GalileoとGLONASS信号を一緒に受信することができるchipset / moduleはたくさん出ています。今後、ヨーロッパとロシアが衛星を上げれば上げるほど、精度は良くなっていくので問題はなさそうです。 韓国人
戦時に商用サービスが利用できる保証があるのか??? 問題は暗号の掛かった軍事用のGPSコードをどこから手に入れるかと言う話だ。
※後編に続く・・・