タイ国防部は去る6月中旬、潜水艦導入のための事業推進委員会を開いて中国の最新型潜水艦であるType 041元級潜水艦3隻の購入を議決した。
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中国、3000億ウォンの潜水艦を無料で差し上げます
引用:ネイバーニュース/ソウル新聞
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タイ国防部は去る6月中旬、潜水艦導入のための事業推進委員会を開いて中国の最新型潜水艦であるType 041元級潜水艦3隻の購入を議決した。
形式上「購入」を議決だが、実際には「無料で受け取ることを確定する」席であった。
本来、潜水艦という物は途方もない水圧を耐えなければならなくて、一寸先も不可視な深海の中を航海しなければならないので現存するすべての高度技術が集約された高価なシロモノだ。
私たちの海軍に導入された1,800トンの孫元一級潜水艦は船当たり4,000億ウォンを越えて、米国の7,000トンバージニア級原子力潜水艦の価格は何と2兆ウォンに肉迫する。
今回タイ海軍が導入する潜水艦は中国製だが、国際武器市場で1隻当たり4,000億ウォン以上を値をつける3,500トン中型潜水艦で、さらにAIPシステムが搭載され、水中での長期間作戦が可能な最新型潜水艦だ。
こうした高価な兵器をタイはどのように無料で得ることになったのだろうか?
◆タイ海軍、韓国製の代わりに中国製購買
タイ海軍が潜水艦を保有する決心をしたのは第2次世界大戦期間中、ドイツと米国潜水艦の猛活躍を見てからだった。しかし経済力に余裕のないタイの状況で高価な潜水艦を購入するということは制約が多かった。タイ海軍は約70年間余り周辺国の潜水艦導入に食欲だけで、舌鼓を打つほかはなかった。
しかし2000年代に入り状況が変わり始めた。
ベトナムがロシアからキロ級潜水艦を導入したのに続き、マレーシアとシンガポールも新型潜水艦を導入し始め、さらに隣接した貧国ミャンマーさえロシアから新型潜水艦を購入するなど東南アジアで潜水艦保有競争が始まったのだ。
タイは最小の費用で潜水艦を確保するためにいろいろな所を噂をたよりに捜し、ドイツ海軍が老朽化した潜水艦を退役させようとするという情報を入手してドイツ政府と接触したりもした。
タイはドイツ海軍が運用した500トンの小型潜水艦U206A 6隻を76億バーツ(約2,500億ウォン)で販売して欲しい要請した。この潜水艦は小型というだけでなく、1970年代に建造されて運用期間が30年を越えた状態であり、船体疲労も深刻でタイ海軍が導入しても6~7年ほどしか使用できない水準だった。
しかしタイ海軍が提示した条件をドイツ政府が受け入れなかったために計画は失敗に終わった。代わりに潜水艦建造メーカーであるThyssenKrupp Marine Systemsがタイ政府に「中古潜水艦の代わりに新品のU-209潜水艦かU210潜水艦を導入する方が良い」という提案をもってきた。
タイ海軍やはりこれを肯定的に検討しながら、水面下では潜水艦乗務員養成のためにドイツと韓国に10人余りの将校を派遣し、潜水艦乗務員教育を受けるようにした。
しかしタイ海軍はドイツよりも技術的な信頼性がより優秀で、さらに近い距離に位置して後続軍需支援も有利な韓国のU209潜水艦導入を内心願っていたが、タイ国防部は価格下落を誘導し公正な競争のために潜水艦事業を公開競争入札に付した。
この事業には中国のCSICがType 041潜水艦を、ロシアのRosoboronexportがキロ級636潜水艦を、フランスDCNSがスコルペヌ級潜水艦を提案し、我が国の大宇造船海洋は張保皐級改良型潜水艦を提示した。
4ヶ国が競合を行ったが、専門家たちは韓国の大宇造船海洋の楽勝を占った。
キロ級潜水艦はタイの周辺国が導入している機種なので、タイ海軍は敬遠気味で、フランスのスコルペヌ級はとても高かった。さらに中国製潜水艦を導入しようとすれば中国製兵器に対するトラウマのために困難に陥った。
◆‘Made in China’に対する悪夢
タイは1990年代初期に中国から2隻の3,000トン級護衛艦を安値に持ってきたことがあった。タイ海軍はこの護衛艦に対する期待を最大限に込めて、この船の名前をタイ歴史上最も偉大な王として尊敬される王ナレスアンの名前を付けた。
しかしこの護衛艦は不具合ばかりでナレスアンという名前に傷を与えた。いったいどのように建造をしたのか疑問に思うほどボルトとねじがあちこちに飛び出していたし、軍艦が敵ミサイルや砲弾に攻撃された時、生存のために必ず必要な防水隔壁さえなかった。
隔壁は船が攻撃された時、船内の他の区域に海水が入ってくることを防ぐためにも必須な物だが、ナレスアンにはこのような隔壁はなかった。火災発生時のための消化施設もなかったし、兵器の点火ボタンを押してもミサイルや艦砲が発射されない事例が一度や二度ではなく発生した。
結局、タイ海軍は7,300万ドルという大金を支払い、スウェーデンのサーブに火器制御装置と指揮統制施設に対する全面改造を依頼した。三星タレスなど韓国企業に戦闘情報システム改良とメンテナンスを任せた。それでも全く頼もしくないこの護衛艦の問題点を補完するために、大宇造船海洋に4億7,000万ドルを支払い新型護衛艦を発注した。
タイ海軍は中国製護衛艦の信頼性不足と欠陥問題の悩まされたため、韓国から相当な助けを受けたし、韓国製艦艇に対する期待が大きかった。潜水艦部隊の基幹要員になる将校が韓国で教育を受けて韓国製装備を非常に好んだので、タイ海軍の潜水艦導入事業で大宇造船海洋の勝利は既定事実のように受け入れられてきた。
しかしタイ海軍の潜水艦導入事業で韓国の勝利が有力視された状況で、中国が一般的な商取引では想像しにくい破格的な条件を提示したために一気にひっくり返った。
中国が提示した決済方式は25年の分割償還に無利子が条件であった。約1兆ウォンに達する全体の契約金の3倍に達する折衝交易、すなわち約3兆ウォン分のタイ製製品を購入することを約束し、タイ海軍が中国製軍艦の信頼性に不満が多いという点に注目し、運用期間中の品質を中国政府が保証することにした。
タイは直ぐに一銭も支払わなくても、東南アジア各国が保有している潜水艦の中で最も上位の性能を誇る最新型潜水艦を3隻得ることになり、おまけに莫大な輸出利益まで取りまとめることになった。
中国政府が無理を強いながらもタイに潜水艦を提供しようとするのは単純に一介造船所の営業利益のための次元でない、国家の戦略的利益のためだ。良く知られたように米国と中国の覇権競争は日が進むにつれ激しくなって、米国は中国と海洋領有権紛争や紛争威嚇に苦しめられている。そのため西太平洋国家を糾合して中国に対抗する連合戦線構築を進めている。
日本の軍事大国化のブレーキを解いてしまった米国は、フィリピンに米軍を再配備計画を推進中であり、オーストラリア~シンガポールに海軍の前進配備を明らかにした。この地域の友好国に対する軍事的支援と武器販売を拡大しており、最近ではインドとの協力を強化して中国を両側から圧迫している。
◆‘無料武器’をばら撒く中国の内心
中国は米国のこのような包囲網を破るために必死に「友達作り」に乗り出している。すでにタイ陸軍の新型ロケット開発事業を支援していて、さらに超音速訓練機をタイに提供する案も推進中だ。
インドを牽制するためにパキスタンには核弾頭設計図と高濃縮ウランを渡したし、新型戦闘機を最初から新しく開発して譲り渡すこともした。
中国のこのような「友達作り」はアフリカや西太平洋各地の後進国から広範囲に進行している。アンゴラと南アフリカ共和国、ザイールなどの国家に低い利子で借款を提供したり、借金を減らしてあげたり、軍用車両と装甲車、弾薬などを無償で提供している。
太平洋一帯でマグロなど水産資源が豊富な国家を抱き込むために、ミクロネシア、パラオ、ナウルなどの国に学校と橋梁などインフラを建設している。
中国がこのような「気前よく物を施す」政策を継続していくのは外貨準備高があふれ出る状況で、ドルを投資する所がふさわしくないためでもあるが、第3世界国家に対する影響力拡大を通じて米国を凌駕する超強大国に背伸びするための影響力拡大次元だと見る分析が多い。
米国は第2次世界大戦以後、灰になったヨーロッパの共産化を防いで自国の影響力を拡大するために天文学的な財政支援プログラム、いわゆる「マーシャル プラン」を進めたことがあって、アジアと中東、アフリカ各国にもこのような財政支援プログラムを通じて数多くの同盟国と友好国を作って世界唯一の覇権国になることができた。
このような米国の前例を中国がまねて次第にその影響力を拡張させている。
中国のこのような対外政策の中で世界防衛産業市場は急速に「Made in China」が食い込んできている。タイの軍艦も、パキスタンの戦車も戦闘機も、さらに親米国家であるクウェートの自走砲と戦闘機まで中国製装備が採用されている。
このような環境の中で今まさに世界防衛産業市場に飛び込んだ韓国防衛産業製品の立つ場所はますます狭くなっている。
>>>韓国人のコメント
共感014 非共感008
韓国は資本主義市場経済なので企業努力に任せましょう。
共感034 非共感005 きっと中国がタイに引き渡す潜水艦には追尾用のGPSが搭載されている。 >>>返信
潜水艦を衛星の航法装置で追跡するというのが常識的に可能だと思ってるの??? ではなぜ人工衛星で海底を探査しないのか??
共感031 非共感016 このような状況で韓国は米国だけを信じて付いて行くのは危険だ。中国とも親密な関係を築き米国と中国を手懐けるしかない。 >>>返信
愚かなやつだね・・・ 米国が本気になれば中国なんか簡単に粉砕できるだろう
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お前のような誰にでも良い顔をする奴は最終的にいじめに合う
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最高なのは中国と米国の共倒れだ
共感022 非共感009 チャンケの潜水艦がトップクラスの性能? ナンセンスな評価だ。 >>>返信
まぁどこかの国の魚群探知機を搭載した船よりはマシだと思うよ
共感002 非共感006 ところで、中国は10年前から優秀な人材を海外に送って勉強させている。その人的資源がそろそろ能力を発揮してくれば・・・ 本当に中国が恐ろしいと感じるよ・・・
共感020 非共感004 タイは馬鹿なのか? 中国がどのような国なのか本当に知らないの? 世の中にタダは絶対ない、絶対にだ!!! ましてや中国だぞ??? これは果たして・・・ 共感012 非共感001
目先にの利益に釣られたようだ・・・ 最終的に絶対後悔するのは目に見えている。
共感017 非共感002 近いうちにタイ海軍は韓国製潜水艦を選ばなかったことを後悔するだろうwww 共感011 非共感001 タイ海軍はまともな潜水艦部隊の運用を放棄したのか?
共感002 非共感000 近いうちに中国に飲み込まれる国なんだから、中国製潜水艦で十分だよ。 ※同じ内容の掲示板
元級潜水艦を無償導入したタイ
引用:http://bemil.chosun.com/
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タイ海軍潜水艦導入事業 で韓国の勝利が有力視されていた状況は、中国が、一般的な商取引では、想像するのは難しい破格的な条件を提示しながら一気にひっくり返った。
中国が提示した支払い方法は、25年据え置き分割償還に無利子の条件であり、約1兆ウォンに達する全体の契約価格の3倍に達する折衝交易、すなわち約3兆ウォン分のタイ製製品を購入することとしており、タイ海軍が中国産軍艦の信頼性に不満が多いという点に着目し、運用期間中の品質を中国政府が保証した。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=081&aid=0002578020
品質を保証してもらっても、故障が頻繁に発生した場合、運用に支障が生じないのか?
>>>韓国人のコメント
韓国人
中国の無償戦術に誰が騙されるのか・・・
韓国人 それだけチャンケが外交的に窮地に追い込まれているということでしょ
韓国人 中国なぜあんな損しか残らない売り方をするんだ? 導入さえしてしばらく経てば日本のように約束を反故にしてしまうのでは?
韓国人 武器販売で損をしても、将来の外交的経済的実益を得るために武器を無償で提供するんだ。その上、これが輸出の実績になれば、他の国に売ることも容易になる。最も重要なのはタイと紛争が発生したり軍事的問題が発生すれば部品の供給を中断して潜水艦を無力化できるという点だ。 韓国人 当分問題になることがないが、そのうち紛争が起これば多くの問題を抱えることになる。私たちが日本製の新型P1哨戒機を我慢できないように・・・