韓国の掲示板に「自衛隊を利用する」というスレッドがあったので紹介します。
写真引用:週刊朝鮮
自衛隊を利用する
引用:http://bemil.chosun.com/
http://goo.gl/RWuXxw
>>>記事の翻訳
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=053&aid=0000020528 国際関係では永遠の友人などいない。状況に応じて日本でも、潜在的な敵国になることができる。しかし一国を敵と評価するのは、その周辺にある国の中で最も敵対的であり最も強い国である。最終的には日本と大韓民国は北朝鮮という敵を共有している。共通の敵がいる場合、それぞれ単独で対抗して戦うより多くの人が力を集める方が有利である。明白な共通の脅威を置いて力を集めなければ、それこそ安保を度外視することである。
もちろん今すぐ日本と手を結べば政治的に負担になる。だから前回の韓·米·日の情報共有協定のように、米国を間に挟む必要がある。中国からのいじめを恐れる必要はありません。既に韓·中ホットラインで中国をなだめている。結局、重要なのは韓国自身が主人となって、自衛隊を韓国に仕える立場にできるかどうかである。
しかし私たちが使える自衛隊装備がそう多くあるだろうか?
韓国の自衛隊取扱説明書
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=100&oid=053&aid=0000020528
日本の自衛隊が韓国にどんどん近く近寄っている。韓国・日本関係に薫風が吹いて両国間軍事交流が活気を帯びる雰囲気だ。国防部によれば、今年の下半期韓国・日本間の軍事実務協議体が稼動する予定という。秋からは両国国防当局の課長級または、局長級政策実務会議を開く予定であり、陸・海・空軍もそれぞれ日本の自衛隊と実務級交流をするという。
ハン国防長官は今年の5月に中谷防衛相とシンガポールで会談を持ったことがある。今後行う韓国・日本軍事実務協議体では両国国防長官会談で議論した後続措置が協議されて、日本の集団的自衛権行事に関する韓国政府の要求事項に対する議論もあるという観測が出てきている。
韓国・日本両国は1999年7月から国防当局間のホットラインを設置して運営してきたが2012年以後には軍首脳部間の交流が中断されていた。
突然、韓国に近寄る自衛隊は事実上、容易な交渉対象でない。韓国・日本間の過去の歴史葛藤、特に安倍2次内閣登場以後、どんどん頻繁になった日本政治家たちの極右民族主義的発言と安倍政権が推進する再武装を考慮すればそうだ。だが、韓国は日本に対する不便な感情を後にして冷静に考える必要がある。なぜなら日本の再武装を韓国が力で防ぐ方法がないためだ。
既定事実化されたことならば、これをどのように韓国の利益に合うように活用するのか考えなければならない。大韓民国が状況に押される弱小国家でなく状況を主導しようと思うならば日本の軍事力をどんな状況でどのように活用するのか悩まなければならない。
国益が相反しないならば国家間の協力は可能だ。北朝鮮の核の脅威に苦しめられる韓国としては対北朝鮮牽制が最優先の安保課題だ。結局安保的な観点では韓国と日本が同じ威嚇に対していて、両国が互いに協調しない理由はない。
ここからが「自衛隊使用の取り扱い説明書」の開始点になる。
自衛隊は陸上自衛隊15万人、航空自衛隊4万7000人、海上自衛隊4万5000人など現役24万人余りに予備役5万6000人余りで構成される。人口数に比較すれば決して多くない規模だ。特に方面隊5個と中央即応集団で構成され保有している戦車は1000台をかろうじて越える。その中で新型の3世代戦車は90式と10式を合わせても360台余りに過ぎない。すなわち日本の陸上戦力には特に用がない。
高価なハイテク装備が中心である空軍と海軍については話が違ってくる。
日本の航空自衛隊は1980年代の世界最高の戦闘機であるF-15を223機国内生産した。自国産F-2支援戦闘機も94機生産して、最近ではステルス戦闘機であるF-35を国内生産することにした。早期警戒機も大型のE-767と小型E-2Cを合わせて17機もある。空中戦で敵を制圧する能力が卓越しているという言葉だ。
しかし決定的に地上を精密打撃する能力が不足している。F-2戦闘機にJDAM弾を装着して精密爆撃をすることはできるが、運用が可能なのは3個大隊の76機だけだ。F-35が本格的に導入される前には敵陣に浸透して精密打撃をするのは難しい。
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海上自衛隊は世界水準級だ。
第1次大戦時にはヨーロッパにも艦隊も派遣して戦勝国の地位を得て、第2次大戦時はアメリカと正面から勝負を行ったことがある。海上自衛隊は中国に比べて規模は大幅に小さいがイージス艦やヘリコプター空母のような戦力を備えてアメリカ太平洋艦隊に続き最も現代化されており強力な戦力と評価される。
特に日本が自慢するのは機雷を除去する掃海戦力と潜水艦を捕らえる対潜哨戒戦力だ。米軍より多い36隻の掃海艦を有していて世界で最も高い掃海戦力を自慢する。対潜哨戒機はP-3Cを何と107機もライセンス生産して運用している。しかも世代交代が必要になると国産哨戒機であるP-1を開発し、既に30機余りを実践配置している。
潜水艦は現在18隻体制から22隻体制に転換中で、日本は潜水艦を最大寿命まで使用せず保全するので戦争時には潜水艦戦力は2倍に増強される。
他の見方をすれば艦隊戦力よりも対潜水戦力が異常に多い歪な構造だ。これは日本の歴史的教訓が影響している。第2次大戦当時、米軍の潜水艦と機雷によって日本は海上交通路が遮断されて物資不足で途方もない苦痛を味わった。原爆がなくても海辺の道が詰まって枯れたことという話があるほどであった。
もちろん戦闘力は米軍が提供して掃海や対潜哨戒など支援業務は日本が担当する冷戦時代分業構造の伝統がまだ続いていたりもする。実際にアメリカは、日本の掃海戦力を活用して1991年4月湾岸戦争直後のペルシア湾で機雷除去作戦を行った。
どうであれ日本の自衛隊の戦力は強いストレートパンチと言うよりは強いブロック能力を有している戦力構成だ。これは韓国として必要に応じて活用する価値が十分にある。
何より注目しないわけにはいかない自衛隊の重要な能力は情報収集能力だ。日本は2003年からIGS衛星、すなわち軍事用諜報衛星を14基も宇宙に打ち上げた。2003年末に打ち上げに失敗した2基を除いては軌道に上がって任務を遂行した。12基の衛星のうち5基は寿命が終わって退役して7基が運用中だ。
日本の諜報衛星はレーダー衛星と光学衛星に区分される。光学衛星は高解像度の写真撮影が可能だ。今年3月に発射した光学5号は解像度が何と30㎝に達して、レーダー衛星は気候状態や昼夜の区分なしで観測が可能だ。宇宙を軍事的に使わないという日本が諜報衛星を打ち上げた理由はまさに北朝鮮だ。1998年のテポドンミサイル発射以後、北朝鮮のミサイル開発状況を熱心に監視するということだ。
さらに通信情報把握能力にも優れている。EP-3C航空機など多様な資産に加えて、地形上日本側で実施する電波監視が山脈で詰まった大韓民国より有利な側面もある。装備と技術もかなり高いと伝えられている。
少し古い例だが1983年の大韓航空機撃墜事件当時のソ連の戦闘機と基地との間の交信内容を北海道の米軍基地が盗聴したが、当時の盗聴率は40%であった。しかし日本側は75%の盗聴ができて自慢した。もちろん韓国も金正日死亡の事実の盗聴に成功したほど程、立派な盗聴能力を保有している。しかし日本との協力を通じて死角地帯を減らすことができる。
戦争が起きた時、最も重要なのは絶えず前線に兵力と物資を送ることだ。
6・25韓国動乱当時、韓国が洛東江の前線に集まって守勢していた時、日本は国連司令部の後方基地役割を遂行した。これを通じて円滑に国連軍兵士の増員に大きく寄与をした。厳密に言えば、もし日本がなかったとすれば韓国を助けた16ヶ国の参戦も難しかったという話だ。
6・25時はアメリカがGHQを通じて日本を支配していた時期だが、もう日本は厳然な主権国家なので事前に両国の協議がなければ有事の際、こういった役割をすることを保障できなくなる。実際に戦争が長期化すれば軍需支援は大きな問題だ。日本と韓国は米軍と互換性があるNATO規格の装備を使う。一般的な物資以外にも戦争に必要な物資が緊急に必要な場合、日本の装備を輸入してでも戦わなければならない状況が生じることがある。
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これは戦争時だけでなく平時にもこのような必要性がある。
2013年南スーダンのハンビット部隊が自衛隊から弾薬の補給を受けたことで世論が熱かったことがある。当時、実際には交戦が起きなくて問題がなかったが、交戦が行われたとすれば日帝だろうがなかろうが弾薬の補給を受けなければならない程緊迫していた。海外でPKO活動を行うなら日本の助けが必要な時がある。ハンビット部隊以外に清海部隊も同じことだ。そのためにも韓国・日本軍需支援協定が必要になる。
東北アジア地域でアメリカがずっと描いてきた国際政治の大きい絵は朝鮮戦争後から今まで終始一貫している。韓国と日本が親しく過ごしてユーラシア勢力の拡張を抑制する構図だ。冷戦時期にはユーラシア勢力がロシアであったが、今では中国に変わっていっている。
しかし過去の歴史歪曲と独島など領土紛争という深い谷間で遮られた韓国・日本が安保同盟に発展する展望はそんなに明るくない。ひとまず両国の政界では落ちた人気を回復するために民族主義に訴えているためだ。大統領制である韓国は政権の序盤期には日本と親善を維持しながらも後半期になれば、レイムダックが近づいた大統領の人気回復素材で反日が活用されてきた。
反面、内閣責任制である日本は最近の安倍のような極右民族主義指導層が登場してから、このような基調がずっと続いている。しかし百年戦争やナポレオン戦争などで長い間、戦争を体験した英国とフランスも1・2次世界大戦では一つになって戦った。相変らず両国が仲が良いというのは曖昧だが、競争と協力を継続してそれなりの道を出ている。
ひとまず両国の論争は論争として続けばいい。ただし必要なことだけは互いにやり取りしなければならない。
韓国が日本に願うものは戦争に参戦して助けろというのではない。平時に対北朝鮮情報で協力し、海外では相互に軍需支援をして、有事の際には韓国防衛に必要な支援を日本から得ることだ。この土地で起きる可能性がある悲劇を事前に防がなければならない。日本もやはり北朝鮮という最も危険な存在から自分たちを守ることが安保の優先順位だ。
国際関係では永遠の友人などいない。状況に応じて日本でも、潜在的な敵国になることができる。しかし一国を敵と評価するのは、その周辺にある国の中で最も敵対的であり最も強い国である。最終的には日本と大韓民国は北朝鮮という敵を共有している。共通の敵がいる場合、それぞれ単独で対抗して戦うより多くの人が力を集める方が有利である。明白な共通の脅威を置いて力を集めなければ、それこそ安保を度外視することである。
もちろん今すぐ日本と手を結べば政治的に負担になる。だから前回の韓·米·日の情報共有協定のように、米国を間に挟む必要がある。中国からのいじめを恐れる必要はありません。既に韓·中ホットラインで中国をなだめている。結局、重要なのは韓国自身が主人となって、自衛隊を韓国に仕える立場にできるかどうかである。
>>>韓国人のコメント
※コメントは下記記事からも拾っています。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=100&oid=053&aid=0000020528
http://weekly.chosun.com/client/news/viw.asp?nNewsNumb=002364100008&ctcd=C02 韓国人
日韓共通の敵というなら当然中国だろ。
韓国人 日本が過去の歴史問題などについて明確に謝罪し交流を強化すれば、韓国と日本がドイツとフランス、英国のように力を合わせて、中国に対応する最高のシナリオが出てくるでしょう。実際に韓国と日本にとってベストプランだ。問題は、その前提である日本の反省が全くないという・・・ 結局ベストプラン実現はかなり困難だろう。PKO活動で銃弾を5000発程度貸したぐらいで自慢をし、韓国にお礼を言えという国と、大規模で高密度の軍事交流なんて可能なんだろうか? 韓国人 北朝鮮が日本の敵に浮上したのは、日本の実質的な脅威ではないけれど、米国との北東アジア安保同盟という観点から、ソ連の代わりに新たな敵として指名されたためです。日本はロシアと北方領土、中国とは尖閣列島紛争などがあるが、北朝鮮とは拉致被害者以外、何の紛争がありません。ただ不良国家の核の脅威を北東アジア安保の共同脅威として受け入れただけだ。日本の北朝鮮の核の脅威はロシアや中国に比べると雀の涙だ。 韓国人 ときどき国民の感情をひっくり返す発言や行動をする日本と・・・ 日韓情報交流や戦時に自衛隊を利用する考え方は米国だけが夢みる妄想である。韓国の安保問題は私たち自身が立ち上がって、わざわざ自衛隊との関係を持つ必要はない
韓国人日本を利用するにはアメリカ級の国力と外交カードが必要だ。しかも、いつ後頭部を殴られるかもしれないというおまけ付き。私たちが日本を利用する可能性よりも、日本が私たちを米中間の代理戦の戦場としてで利用した後、戦後復旧を口実に経済植民地か属国化を行う可能性の方がはるかに高いと見られます。
韓国人 日本が植民地支配を謝罪し略奪した文化財を返さない以上不可能です。
韓国人 宇宙人でも攻めてこない限り、韓日の共同作戦や武器システムの共有なんて不可能だと思う。 韓国人 記者が言うことを行って国が滅びたのが旧韓末です。歴史の勉強をしなおしてから話すように 韓国人北朝鮮は同じ民族同士の内戦で、中国と日本は韓国の敵国です。こんなことは小学生でも知っている。 韓国人 旧韓末に国が亡びた理由は、李完用のような同じ民族を売る奴がいたためです。
韓国人 日本は特異な国です。我が国と違い交通事故が起これば、加害者も被害者も互いに謝罪をするそうです。マナーが良いと考えることもできますが・・・ それよりは謝罪をすることで争いを避ける文化だとも言えます。さらに特異なのは日本は扱い易い相手には絶対謝罪しない民族ということです。争いを避ける必要がないのがその理由です。
記者の考え方は一定の理解を置くことは出来ますが、日本も私たちを同盟国や友達だと考えるでしょうか???
韓国人
他人の力を借りると言うのは容易なことではなく、代価を払わなければならない。自己都合だけを考えて力を借りるという錯覚に陥り、逆に利用されて、国まで明け渡した歴史があります。あまりにも恥ずかしい歴史が・・・
どうせ国家関係は昨日は敵でも、今日から友達になることでき、反対の場合もあります。
米国が島国の再武装を急いでいるので、韓国としてはわざわざ日本に頭を下げて支援をしてもらうよりも、韓米同盟を利用し、米国を通じた日本の支援を引き出せば良いだけです。そうすれば日本に直接借りを作らずにすみます。
韓国人 冷静に記事を読み分析してみた。確かに共通の敵がいる場合、記者の言っていることは正しいと思う。ただしこれは韓国の立場からの発想で、北朝鮮の脅威に直接晒されているのは韓国であり、日本は間接的な脅威しか受けていない。記者が言うように「韓国自身が主人となって、自衛隊を韓国に仕える立場にできるかどうかである」というのは無理がある。
もし韓国が自衛隊を利用するなら、日本は尖閣での紛争時に韓国軍を利用するだろう。韓国はその時日本を支援するのか? リスクの等価交換がない場合、日本が一方的に韓国を支援してくれるというのは夢でしか無い。
討伐してもいいですか