今年は我が国が日本帝国主義の鎖から解放されて70周年になる年であり、太平洋全域を戦争の惨禍に追い込んだ日本軍国主義の狂風が止まって70年になった年だ。
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日敗戦70年、軍国主義の象徴「零戦」の再飛び立つ
引用:ネイバーニュース/ソウル新聞
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今年は我が国が日本帝国主義の鎖から解放されて70周年になる年であり、太平洋全域を戦争の惨禍に追い込んだ日本軍国主義の狂風が止まって70年になった年だ。
同じ戦犯国だが地球反対側にあるドイツが半世紀越える謝罪と反省を繰り返して国際社会の模範国家として優遇されるのと対照的に日本は従軍慰安婦と徴用を否定して謝罪と反省を拒否し、再び戦争をすることができる普通国家に戻るために地団駄を踏んでいる。
敗戦70年に際して集団的自衛権と関連した法案を通過させて再び戦争をすることができる普通国家になった日本が今、太平洋戦争の序幕を開いた侵略の象徴「零戦」戦闘機復元を準備していて「過去」に対する郷愁を刺激するための準備を終えた。
▲太平洋戦争の象徴
1941年12月7日早朝、大規模な戦闘機編隊が現れた。休日をむかえて休息を取っていた米海軍太平洋艦隊は日本軍戦闘機部隊の大空襲を受けてパニック状態に陥り、これにより太平洋戦争が始まった。
山本五十六と南雲忠一が導く日本海軍の連合艦隊は航空母艦6隻に441機の戦闘機と攻撃機をのせて戦艦2隻、巡洋艦3隻、駆逐艦9隻の大艦隊の護衛を受けハワイに接近して、油断していた米海軍を対象に波状攻撃を浴びせた。
当時、米海軍戦艦を攻撃した機種は97式艦上攻撃機だったが、ハワイ上空の制空権を捉えて米軍戦闘機を狩猟した戦闘機は零戦、いわゆる「零式艦上戦闘機」であった。
日本アニメーションの巨匠、宮崎駿が作った「風立ちぬ」というアニメーションを通じて紹介された堀越二郎が設計した、この戦闘機はいくつかの致命的な欠陥があったのだが、登場当時には太平洋戦線で最強の戦闘機と悪名を駆せた。
堀越は零戦を設計する当時、日本海軍の「最大限飛ぶことで来て、最大限早くて素早い戦闘機を作りなさい」という要求に非常に苦心した。戦闘機がはやくて遠く飛ぶためには高性能エンジンが必要だったが、当時の日本の工業技術力ではこのようなエンジンを作るのは不可能だったためだった。
窮余の策に出した代案は「機体の軽量化」であった。
零戦は装甲板を最大限省略したし胴体と主翼外皮に使われた金属版は最大限薄くさせたし、骨組内部に穴を空けて最大限の軽量化を達成した。零戦の重さは燃料と武装を除いた自重が約1.7トンであった。これは太平洋戦争開戦初期のライバルだった米陸軍航空隊のP-40戦闘機より1トン近く軽い水準だった。
機体が軽い零戦は抜群の機動力を自慢した。
速度はもちろん加速性能と旋回能力が非常に優秀だったが、このために開戦初期の太平洋地域で米軍と英国軍操縦士に恐怖の対象として君臨した。速度が速くて旋回能力、すなわち速い速度で小さい空間で旋回できる能力が優秀だったために連合軍操縦士は零戦を発見したかと思えば、その瞬間に逃げ出すこともあったほどだ。
このような利点で零戦は開戦からの2年間は無敵の戦闘機として君臨したが、このような全盛期は長続きすることができなかった。
第2次世界大戦が勃発した直後、武器体系関連の技術開発に天文学的な資金と努力を投じた連合軍と違い日本は戦闘機性能改良や開発に特別な努力を傾けなかったし、零戦が技術的に停滞している間、米軍は優秀な技術力を基に零戦よりさらに強力な武装と装甲を備え上で、速度がさらにはやいF-6FヘルキャットやF-4Uコルセアを配備して、一時太平洋上空を牛耳った恐怖の戦闘機は同じ会社の一式陸上攻撃機とともに「ワンショットライター」に転落した。
これは1、2発程度命中すれば火だるまになって落ちるという意味であった。
このようなニックネームのように零戦は急激に没落した。機体重量を減らすために武装が機関銃程度しかないため、厚い装甲板をまとった米軍戦闘機を撃墜させにくかったし、反対に零戦は米軍戦闘機や対空砲火から何発か当たっただけでも気体に穴があけられて墜落した。
このような火力劣勢を挽回するために20mm機関砲を搭載する改良作業がなされたが、このような改良のために機体が重くなってそれなりの長所だった機動性が犠牲になって零戦の被害はさらに大きくなって行った。
結局1943年を基点に没落し始めた零戦は1944年からは正規の空対空戦闘よりは自殺突撃作戦、すなわち神風作戦に動員され数多くの若い操縦士が「天皇陛下万歳」を叫んで空しく死んでいった。
▲敗戦70年、日本軍国主義復活元年?
零戦戦闘機は途方もない死傷者を出した太平洋戦争の信号弾を撃った兵器であり、侵略者の天皇陛下のために玉砕も辞さないという日本軍国主義の象徴のような戦闘機だ。
このために日本全国あちこちにこの戦闘機と操縦士の活躍を賛える博物館と展示場が11ヶ所も存在して、太平洋戦争を起こしたA級戦犯が合祀された靖国神社内の戦争博物館にも展示されている。
しかしこの戦闘機が持つ象徴性のために、過去70年余りの間、復元作業を通じて再び空に飛ばそうとする「覇気」を持った人はいなかった。この戦闘機が復元されて空にはいあがるということは、まもなく日本軍国主義復活のための羽ばたきを意味するので国内外の反発が少なくなかったためだ。
このために日本の極右勢力はこの戦闘機を大衆に馴染みのあるアイテムとしてアピールするために多様な方法を動員した。
日本NHK放送の経営委員であり小説作家である百田尚樹が零戦戦闘機と自殺突撃隊を美化した『永遠の0』という小説を出版して500万部以上売れる空前のヒットを記録し、防衛省と陸・海・空自衛隊の全面的な支援下に人気アイドルの岡田准一主演で映画も製作された。この映画は700万という観客を動員して興行的にも成功した。
問題はこのような「戦犯美化作業」が日本文化界全般にわたって組織的に進行しているということだ。
日本内部の反発も少なくない。神風特攻隊に対する告発小説を書いて極右勢力から殺害の脅迫を受けたりもした作家の保阪正康はあるメディアとのインタビューで「神風特攻隊は美化の対象でなく日本の歴史の恥部であり、これらは自発的な死でなく軍部勢力の強要によって犠牲になった」と指摘して極右勢力の零戦と神風美化作業を非難した。
しかし極右勢力はこのような非難にもかかわらずに零戦を再び羽ばたかせるための作業に熱中している。
▲三菱重工業製品、今年8月飛行予定
日本極右勢力は去る2013年、募金を通じて作った資金で「株式会社ゼロ エンタープライズ ジャパン」という企業を作って零戦戦闘機の復元作業に着手した。
これらはニュージーランドに居住する日本人の石塚政秀所有の戦闘機を2008年に購入し、数年にかけてこの戦闘機を様々なパートに分解して日本に搬入し、先週にはエンジン駆動試験を終えて米国連邦航空局(FAA)の形式承認まで勝ち取った。
このような復元作業の全過程には日本防衛省と自衛隊の全面的な支援下に進行しているが、現在零戦戦闘機が格納されている場所も海上自衛隊の鹿屋航空基地であり、自衛隊は零戦復元作業全般に関与している。
日本はこの零戦戦闘機を敗戦70周年になる今年8月、空に飛ばす計画だ。
偶然にも8月には「平成時代の零戦」と呼ばれる日本ステルス戦闘機技術実証期ATD-X心神の初飛行が計画されていて、「攻撃兵器の象徴」である上陸突撃装甲車の試製車両公開も予定されている上、さらに笑えるのは零戦戦闘機とATD-X、新型上陸突撃装甲車を製造した会社が全て三菱重工業ということだ。
敗戦70周年に合わせて集団的自衛権確保を通じ、戦争をすることができる権利を復活させて70年前の侵略戦争の先鋒に立った戦闘機を復元させて、一歩進んでその戦闘機を作った会社で新型ステルス戦闘機と攻撃用装甲車まで開発し、敗戦したその日に公開するという計画。
これを単純な偶然だと見ることができるだろうか?
>>>韓国人のコメント
共感005 非共感010
零戦は初期型から20mm機関砲を主翼に装着していました。しかしあまりにも軽量化に重点を置いたあげく、弾薬を最小限しか搭載しておらず実際必要な時に使うことができなかったといいます。
>>>返信
7.7mm機銃だよ。後期型になって20mm機関砲を搭載できるようになった。
>>>返信
ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
共感259 非共感010 日本は益々本性をさらけ出す。私たちは何をやってるんだ・・・
共感344 非共感006 日本はあのように遠慮なく軍国主義への道に向かって行くのに、私たちは将軍が不正も犯して、技術は海外で売って、特に海軍が1兆も税金を無駄にして、これを一体どうすれば良いのか?
共感004 非共感000 もしかしたらそのステルス機と零戦とF-2が編隊飛行するシーンが披露されるかもね 共感001 非共感001 本当に悪質な日本・・・ しかし私たちはお手上げなのが悲しい・・・
共感004 非共感001 日本は過去の反省するどころか、悪行の限りを尽くした時代を懐かしんでるようですね。
共感154 非共感011 通りすがりの米国イージス艦が訓練中のミスでミサイルを発射して撃墜してくれたら、本当に最高の敗戦記念日になるねwww 共感000 非共感000 よく知らないけど、航空母艦6隻があれば戦闘機が441機も収容できるの?
共感013 非共感001 あれを復元して真珠湾の被害者はどう思うのか考えないのか? 共感021 非共感009
アジアで唯一「列強」のタイトルを得て、ロシアと中国との戦争で勝った日本。韓国がまだ牛車を押してる時代に米国に先制パンチを飛ばし見た日本...本当凄いね。
共感002 非共感001 零戦・・・ 直ぐに火を吹くのが印象的です。
共感004 非共感002 日敗戦70年に、広島のシンボル「リトルボーイ(=核爆弾)」を再び落としたい。
共感003 非共感001 戦犯の遺産や残滓の前に出す国は日本だけ。第二次世界大戦の戦犯国の中で、ドイツは常に謝罪。イタリアはじっとしている。猿たちは犯罪を美化する。 共感002 非共感002 猿の野望は無限大だから・・・
共感004 非共感004 永遠のゼロという映画は自殺突撃隊を美化したものではなく、空しく死んでいった若者たちの内面を描いた映画ですよ。映画を見てもないのがよく分かる記事ですね。
共感000 非共感000 第2次大戦時の日本は良いアイデアもたくさん出した。しかし海軍が戦車作成、陸軍が潜水艦、空母を作るなどの非効率的なシステムと戦術のために崩壊した。 共感000 非共感000 問題は、このような「美化作業」が、文化系全体で組織的に行われているということだ 共感002 非共感000 これを許可する米国も本当に・・・
共感001非共感001 日本の戦闘機が一瞬でも無敵だった? 記者は日本の主張をそのまま記事にするな。もっと情報を正確に書いた記事を書いて下さい。
アメリカでも旧日本軍の戦闘機が復元されているのを
知ったら韓国人はどうするんだろうか?
むしろ日本よりアメリカの方が、
この手の復元には積極的なんだが。