韓国の掲示板に「ロッキード·マーチンのKF-16のアップグレードの内容」というスレッドがあったので紹介します。
ロッキード·マーチンのKF-16のアップグレードの内容
引用:http://bemil.chosun.com/
http://goo.gl/vRbjRH
>>>記事の翻訳
KF-16 Upgrade Program
an estimated Cost of $ 2.5 billion。
134 KF-16C / D Block 52
150 MMC 7000AH
150 AESA
150 AN/APX-125 AIFF
150 LN-260 Embedded GPS
150 RWR
150 AN/ALQ-213 EW
3 JHMCS II Group C Helmets
150 JHMCS II Group A and B
31 Joint Mission Planning
Systems(JMPS)5 GBU -54 Laser JDAM
5 KMU-57C / B Bomb Tail Kits
2 GBU-39 SDB Guided Test Vehicles
8 GBU-39 SDBomb Tactical Training Rounds
2 BRU-61 SDB Common Carriage Assemblies
5 MK-82 General Purpose Practice Bombs
2 Joint Programmable Fuzes
2 CBU-105 WCMD Sensor Fuzed Weapons(SFW)
1 CNU-411C / E、WCMD Container
2 ATM-65 Maverick Training Missiles
2 ATM-84 Harpoon Block II Training Missiles
2 AGM-84 Harpoon Block II Guidance Units
2 CATM-9X-2 Captive Air Training Missiles
1 AIM-9X-2 Guidance Unit
よく見ればリンク16とデジタルRWRの項目がリストにありません。その上、AESAレーダーは一体何を搭載するのか詳細がありません。
これなら・・・ いっそBAEに8000億追加で支払う方が良かったと思うけど・・・ しかし仕方ありません・・・ すでに一度ひっくり返った水は元に戻りません。
どうにか最大の効果を引き出さなければなりません。しかし今後20年以上はさらに使おうとする機体なのに・・・ どうしてリンク16を搭載しないのか謎です。
>>>韓国人のコメント
韓国人
BAE側が価格を突然釣り上げて、そのためロッキードと再契約したのに、どうして何故さらに高くなるんでしょうか・・・
韓国人 それはそうとBAEに送ったKF-16 2機は大丈夫なのか? BAEで改良事業に先立ち機体の状態を綿密に分析するため、一度分解したところで、事業費紛争が発生し結局、計画が中止されたと聞きました。分解された状態で、まともに管理されないで放置されていれば、後ほど完全に回収することが可能なのか・・・
韓国人 このまま米国やロッキードの言いなりにならず、この計画を一度キャンセルする必要がある。私たちも惜しいが、キャンセルすることで米国やロッキードの方がより悔しいと思わせることが大切だ。無理を言えば大金を逃すことを理解させて、私たちが米国やロッキードを上手に利用しなければなりません。 韓国人 改良事業のような場合、一定部分を韓国で改良できる能力を保有しなければなりません。たとえ今は見窄らしい結果に終わっても、それが未来に繋がります。
韓国人 もしここで計画を中止したらどうなると言うのか? たちまち戦力不足に陥るだけだ。自国で改良できる能力? レーダーや航空電子機器などを韓国が製造できるならとっくに戦闘機を自主開発しているよ。この場合、金を出すから甲ではないんだ。いくら金を出そうが能力向上を行えるところは限られていて、私達には自力で能力向上はできない。韓国はこの場合、完全な乙の立場だ。
韓国人 武器というのお金があれば誰でも購入することができます。(テロ国家ではない場合)なので、相手の言いなりで購入するのでなく、武器をどのような条件で、どのように適切な契約で買ってきて、きちんと動くのかがより重要なんです。 韓国人 このような条件なら止めたほうがマシだ。BAEのオプション性能よりはるかに低い内容で、金額はBAEよりも高いなんて詐欺もいいところだ。 韓国人 KFXが成功するまで苦労しますね。だからこそKFXは必ず成功させなければなりません。
韓国人 悔しいが中止はありえない。韓国を狙う北朝鮮に、独島を狙う島国・・・ 脅威は待ってくれません。KFXだって100%成功するとは確定していないのだから、KF-16の能力向上は絶対に必要です。
韓国人 アップグレードを施す台数を減らし、他のメーカーと再交渉をするのはどうだろうか? あとリンク16は、無条件で搭載しないと話にならない。 韓国人 結局のところ、国防部が提示した1兆7000億ウォンと言う予算が間違っていいたのではないか? BAEが追加で費用を請求したが、あれが正しい金額で、あまりにも不足した予算で何とかしようと、もう一つの候補であったロッキードに話を持ち込むも、競争相手のBAEが強制脱落したので、足元を見られたんだよ。 韓国人
KF16を無理に改修するよりも、その費用で弾道弾の開発と生産に回したほうが遥かに効果的だ。いくら能力を向上させたところで旧式機には変わりない。独島上空で日本と対峙すれば劣勢を跳ね返すまでの能力もない。それなら弾道弾で日本本土を攻撃したほうが遥かに効果的だよ。
韓国人 これに懲りたら、もう二度と米国兵器は購入してはならない。
韓国人 BAE案にはなかったJHMCS(統合ヘルメット装着式目標指定システム)が入ってますね。ただし代わりにリンク16は抜け落ちてしまった・・ 韓国人 しかしBAE案よりも更に高い費用を支払うことになるのが、どうしても納得しがたいです・・・ 韓国人 まだ正式に契約をしたわけではないのでキャンセルができます。ここで一度キャンセルをして欧州メーカーと交渉してみるのはどうでしょうか?
韓国人 F16のソースコードがないと搭載レーダなど大掛かりなアップグレードは不可能で・・・ 米国が欧州メーカーにソースコードを開示するとは思えません・・・
韓国人 BAEは英国の会社じゃないのか?
韓国人韓国のKF16アップグレード事業に入札したBAEは、米国の軍需メーカーを買収し米国に設立したBAEの子会社で、完全な米国企業なのでソースコードを利用できるんでしょう。 韓国人 このような状況を見ると、KFXをなぜ正しく開発するか切実に感じています。
韓国人 レーダーはSABRに決定しました・・・ 今回のKF16のアップグレードの目玉はAESAレーダーの搭載で、当初から候補はレイセオンのRACRと、ノースロップグラマンのSABRの2つがありました。韓国はレイセオンのRACRを採用することで、RACRに使用された技術を移転してもらうことを画策しました。技術移転を受けてKFX用のAESAレーダー開発に技術を転用するつもりだったということです。
ただ米軍も台湾空軍もノースロップグラマンのSABR(正式名称AN/APG-83として採用)を採用してしまったために、F16のアップグレード用レーダーの主流は完全にSABRに傾き、今後の部品供給やメンテナンスで不安が残ることに・・・
しかし金額の食い違いにより、BAEとのアップグレード契約を破棄しロッキードと再契約した結果、搭載レーダーは技術移転を受けられたはずのレイセオンのRACRから、SABRに変更させられたようです。
まだ取引をして貰えるだけでもありがたいと思った方が良いのに…