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2014/01/14 (Tue) 06:00:44

韓国航空産業の期待の星 T-50超音速高等訓練機について調べた

韓国が名品と呼ぶ武器には必ず何かある!韓国国産超音速高等訓練機T50

namacha_223


久々に軍事ネタをやってみます。今韓国がゴリ押しをする名品「T-50 ゴールデンイーグル」がどんな性能なのか、なぜ海外に売れたのか?調べてみたいと思います。

 

開発経緯その①

800px-T-50_Golden_Eagle_Model,_MSPO_2007

どうやら、米国とイランの蜜月関係で導入した最新鋭(当時)のF14戦闘機が、イラン革命以後に米国が武器の部品供給をストップしたとたん屑鉄化したのを見た韓国政府が危機感を持ち自主開発へと舵を切ったようです。

1985年に航空産業の育成委員会が設置され、1992年F16導入事業に伴う見返りとしてKTX-2(T-50の前進の計画)を独自開発する上での技術協力及び技術移転を要請し米国政府及びロッキード・マーティン社(以降、ロ社と表記)が支援を約束。すったもんだの末、1993年より開発に着手します。

当初は、亜音速訓練機を想定していましたが、韓国側の主張によればロ社が超音速機として開発した方が、後の輸出に関して有利だと主張したらしい。 当初韓国側は反対したけれど、最終的に導入したF16の訓練には超音速機のほうが適していると予備役将校(金を握らされた)が力説しロ社の提案に乗ることに。

この後、開発に携わる研究者の間に空軍出身とソウル大出身者で派閥争いが勃発。空軍がKTX-2(T-50)の導入を妨害したり、政府が研究の責任者を免職させたり、血で血を洗う骨肉の争いにまで発展。その時期にKTX-2(T-50)に関する悪い噂(内容不明)が流れるがBAE社が出所として認定される。

※BAE社はKTX-2(T-50)と競合する訓練機ホークを販売しておりKTX-2(T-50)開発を妨害したと思われているみたいです。




開発経緯その②
1997年よりメーカー主導の開発に移行、総事業費が1兆6886億ウォン(約1600億円)からTA-50(T-50の軽攻撃タイプ)の開発費を追加要求され最終的に2兆1938億ウォン(約2100億円)まで開発費用が跳ね上がる。途中IMFの襲来により事業存続に岐路に陥るが何とか立て直し、2002年秘密裡に初飛行に成功。超音速突破試験は2003年2月19日に行われた。

しかし面子を気にする韓国人特有の問題が発生。


当初政府は2002年10月に初飛行をしたと発表。 しかし実際には2ヶ月前の同年8月に初飛行が行われており、この事実がマスコミやメディアに漏れるが、

「初の国産のジェット機が墜落すれば不名誉になるので日韓W杯が開催され注目が集まっている間に極秘裏に初飛行を行い、数十回のテスト飛行を行ってから本番の初飛行に臨んだそれは初飛行と言わない

という
愛国心溢れる美談として紹介され自尊心を満たす。ついでに、独自(?)開発した航空機で超音速突破に成功した「世界で12番目の国」だと宣伝することを忘れなかった。



T-50の性能

800px-KAI_T-50_Golden_Eable_by_Ryabtsev

T-50ゴールデンイーグルの主な特徴は

・超音速飛行が可能な高等訓練機
・武装可能(各種電子機器や武装に3日、レーダー搭載に7日掛かる)
・発展性の確保(予備性能80%の電算能力、50%の予備発電容量を確保)
・機体寿命は1万時間(追加100億ウォンで約17000時間に延長可能。
・しかしこれが特別寿命が長い訳ではない。米国のT-45は21600時間の機体寿命を備えている。
・運用コストは、時間あたり575万ウォン(約60万円)。競合機種と同水準。
・ロ社の三重デジタルFBWをそのまま使用しているが現在独自開発中。
・様々電子機器は高価な輸入品を使用、現在は低コストの韓国製に変更済。


エンジンは米国製のF404-GE-102(F-18に装備されているものと同系統)を単発装備。推力は約8t(F16の約60%ぐらい)。国産化比率26%でほぼ外国製と言っても過言ではない。1基あたり64億ウォン(約6億5千万円)で機体の価格に対するエンジン価格の比率は約28%ほど。




海外輸出の実績

韓国はT-50ゴールデンイーグルの海外輸出を積極的に推進しており、現在まで多数の国へ売り込みをかけています。

UAEへの売り込み:失敗
UAEは、中東諸国でも特に違法な裏金を使用したロビー活動が通じない国としてロッキードから韓国側へその点をよく注意された。

しかしUAEの実権者であるアール・ナヒヤーン皇太子は、T-50への格別の愛情と関心を寄せていたが、韓国の政権交代の過程に売り込みの取り組みがおろそかになったせいで、優先交渉対象者選定から脱落した。2010年より再度売り込み交渉を再開し20機の購入、総費用7000億ウォン(約700億円)規模の輸出が期待されているらしい。 



シンガポールへの売り込み:失敗
シンガポールは経済性ではなく、機体そのものの性能を優先することで知られている。

しかしシンガポール航空ショーの途中でT-50が過度なアピールのために観光客の頭上飛行禁止、危険区域まで侵犯し問題になる。

選定に不利益を受けることを恐れて、T-50に関連する報道が大韓民国内メディアで自制された。その甲斐空しく、競合していたイタリア製訓練機が採用され涙を呑む。 



国際軍飛行訓練センター売り込み:失敗?
2008年、国内での訓練飛行が騒音の苦情等で問題になり、訓練地を海外に移転し「国際軍飛行訓練センター」として運営、将来的に海外の空軍パイロット育成を視野にいれた壮大なビックプロジェクトとして立ち上げる。当初はフィリピンが有望視されていたが、2012年にポルトガルを優先交渉者に選定し現在詰めの作業を行っている。早ければ3月には了解覚書を締結する予定。と言われていたが現在頓挫している模様

「国際軍飛行訓練センター」が完成すれば、訓練センターへ操縦教官とT-50を派遣する予定だった。
 


アメリカへの売り込み:継続中
T-38の機体寿命がそろそろ尽きるので、その後継機としてT-50の売り込みを狙うも

T-38の機体寿命延長に特に問題がないため後継機導入事業自体が延期される公算が大きい。

ただし事業規模は大きく韓国としては見逃せないとして全力でストーカー中だが、米国内でのT-50の全ての権利はロ社がもっており韓国は実質蚊帳の外状態。仮にT-50が選定されても米国内での生産が前提条件になる。しかし韓国政府が開発のほとんどを負担しているためT-50の知的財産権を持っている。だからライセンス料が頂けると妄想中。



インドネシアへの売り込み:成功
本来、ロシア製訓練機の導入が優位だったがエンジントラブルで墜落しパイロットが死亡する事故が発生、韓国製T-50が注目を浴びることになる。どうしてもこの辺でT-50の輸出実績が欲しい韓国はT-50導入の交渉にためインドネシア代表団が韓国を訪れた際、

宿泊していたホテルの部屋へ侵入し情報を盗む行為が発覚する。
(パソコンを盗もうして侵入後、部屋に戻ってきた代表団と鉢合わせし逃亡する) 

怒った代表団は交渉を白紙に戻し帰国。 しかし莫大な裏金工作で巻き返し2011年、16機の輸出契約が無事結ばれる。総費用4億ドル(約400億円)規模。1機あたり2000万ドルという韓国空軍向けより安い価格に加え、2年間の保守部品の供給、インドネシア製CN-235輸送機を4機購入といった条件がついており赤字覚悟の大判振舞である。


韓国情報機関員の屈辱…インドネシア特使団スパイ失敗は「世界のスパイ史に残る」

今月16日、訪韓したインドネシア大統領特使団の宿泊ホテルに、何者かが侵入する事件が発生した。韓国紙は21日、韓国の情報機関・国家情報院(国情院)が、インドネシア側の情報を盗もうとして侵入したと伝えた。

メディアの報道から2日経ち、明らかになるのは国情院のまぬけな姿ばかりだ。事件当日は侵入先で特使団と鉢合わせをし、肝心の機密情報を盗み出すことはおろか部屋から逃走。ホテルの監視カメラにはばっちり顔が写り、逃げた非常階段ではホテル職員に見つかるなど、コメディドラマに出てきそうなドタバタエピソードばかりだ。

国情院はこれまでも数々の失態があるようで、韓国メディアは「屈辱シリーズ」と題し、国情院が原因で外交問題にまで発展した事例をいくつか紹介した。

◆エピソード1:2010年5月4日、国連言論と表現の自由特別報道官フランク・ラ・ルエ(Frank La Rue)は、ソウル明洞にあるホテル正門前に止まる乗用車の中から、自分たち一行をビデオカメラで撮影している人物を発見した。ラ・ルエ報道官は、携帯電話で撮影していた人物の写真を撮り、2日後、チョン・ヨンウ外交相第二次官と会談した際に、「誰かが尾行していた」と抗議した。国情院と警察は関係無いと否定したが、確認した結果、乗用車はソウル瑞草区にある国情院の敷地内にあることが分かった。

◆エピソード2:2010年6月、リビア大使館に勤務していた国情院の職員が情報収集活動を行っていたことが発覚し、同国から追放された。職員はリビアの軍需物資情報や、北朝鮮労働者の動向を調べていた。リビアは事件後、道路建設に対する経済支援を要求。関係者は「情報活動を摘発した対価として、10億ドル分の無償建設を要求してきた」と分析した。

◆エピソード3:2010年6月、国情院のソウル永登浦区にある韓国進歩連帯事務室を押収・捜索する過程で、ある国情院の職員が韓国MBC放送局のロゴが入った身分証明カードを使って身元を隠そうとし、記者に捕まると逃走を図るなどの事件が発生した。

国情院のプロらしからぬ行動に、政府関係者は「今回の事件も国情院の職員がインドネシアの情報を盗もうとして行ったのなら、責任をとる必要がある」と厳しいコメント。安全保障当局者は「このような完璧な作戦失敗は、世界スパイ史において長く記憶されるだろう」と話した。

引用:韓フルタイム
http://news.livedoor.com/article/detail/5365496/ 

ポーランドへの売り込み:失敗

天敵イタリア製訓練機と競合になるが、韓国製T-50は選考に敗れ撤収。



イラクへの売り込み:成功
チェコ製訓練機と競合になるも、ここでも選考に敗れ撤収。しかし2013年T-50の発展型であるFA-50軽攻撃型を24機輸出することで契約成立。

めでたくイラクは韓国の兄弟国として認定される。 




イスラエルへの売り込み:失敗
ここでもT-50がまだ一度も勝てていない、天敵イタリア製訓練機と競合。

選定過程中にイタリア製訓練機の墜落事故が発生したにも関わらずイタリア製訓練機を選択した。



チリへの売り込み:継続中
現在、売込み中。しかし競合相手はイタリア製訓練機。

墜落工作を水面下で行っているとかいないとか。



フィリピンへ売込み:継続中
現在、売込み中。



ボツワナへの売込み:継続中 
現在、売込み中。ありがたいことに天敵イタリア製訓練機を完全に排除して単独交渉を希望している。

幾ら掴ませたんだ?3番目の輸出契約獲得になるか?



タイへの売り込み:継続中
現在、売込み中。ありがたいことに単独指名で交渉中。

幾ら掴ませたんだ?3番目の輸出契約獲得になるか?




管理人の感想

しかし、こう見ると純粋に採用された例はイラクぐらいで、インドネシアは競合機の自爆と大幅値引きで交渉成立しただけで、やはり1機あたり20億~25億は高いのでしょうか?イタリアの訓練機(M-346)も大体同じ価格帯だと思うのですが、そうなると性能やサポート力の差なのかな?

普通に考えて、販売した国が完全サポートしてくれれば安心でしょうけど、韓国製のT-50のようにエンジンなどの主要部品がまた別な国だと仮にアメリカがエンジンの生産を打ち切れば今後の保守部品などどうするんでしょうかね?あとイタリア製と競合したら100%負けてるしw

それでも海外に売れたという実績だけだは一応認めるべきなんでしょう。日本もUS-2飛行艇がインドに売れればいいですね。P-1哨戒機なんかも売れないのかな?需要ありそうだけどね。


※管理人のネタが成分が入っています。あまり真に受けないでください。一応、ハングルのwikipediaを見ながらまとめてみました。

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