韓国の掲示板に「英国ロイヤル海軍が描く未来の戦闘艦」というスレッドを紹介します。
英国ロイヤル海軍が描く未来の戦闘艦
引用:http://www.gasengi.com/
http://goo.gl/J67q0d
>>>記事の翻訳
今年8月末に発表された英国海軍2050年を想定した未来型戦闘艦の概念です。戦艦ドレッドノートから名前を取ったプロジェクト名はdreadnought 2050です。
・船体と連結された空中を浮上するドローン形態のマスト
・ヘリコプターに取ってかわるドローン
・小型船舶のためのガレージ
・レールガン形態の電磁砲
・双胴船
・リモートコントロール
・3Dホログラムの形態の作戦室
管理人捕捉:
非常に興味深いの元ソースからもう少し情報を引っ張って解説します。
まずプロジェクト名「dreadnought 2050」にもなってある「dreadnought (ドレッドノート)」とは、英国が建造した戦艦の名前で、当時この戦艦ドレッドノートが完成した時点で、全世界の全ての戦艦が過去のもの(概念的)になってしまったほど革新的な概念の元に建造された戦艦です。
この戦艦がどれだけ革新的だったかと言うと、ドレットノート以前までの戦艦は「異なる口径」の艦砲がバラバラに搭載されていたのを、同口径の艦砲に統一することで同口径砲による「斉射(各砲が勝手にバラバラと射撃するのではなく、同一目標に同一の射撃計算データで発砲することにより命中率のアップ)」を実現しました。
弩級戦艦、超弩級戦艦の「弩」とは、ドレッドノート型に準じたという意味の「ド=弩級」と言う意味です。
今回英国が「dreadnought(ドレッドノート) 2050」と命名したということは、過去の革命的であった戦艦ドレッドノートの出現による技術革新をもう一度起こすといった意味が込められているのではないかと予測できます。
ここからは「dreadnought(ドレッドノート) 2050」のコンセプトを見ていきます。
トリマラン船体とウォータージェットにより高速で航行でき「核融合炉」を搭載(この時点でもう実現の可能性が・・・)さrに、注水することで半潜行状態にすること可能で、半潜行状態にすればステルス性能がMAXに・・・(旭日の艦隊の日本武尊か???)
正面に見える艦砲はもちろんレールガンです。さらに武装としてマッハ5+αのミサイルを備え、スーパーキャビテーション魚雷(気泡で魚雷を包み込み水の抵抗を抑えることにより300ノットのスピードを出す魚雷のこと)を搭載するらしい・・・
従来の艦艇の場合、センサー類は搭載位置が高ければ高いほど遠方まで監視できるので、艦橋やマストなどの構造物が高くなり、船体のステルス性に悪影響を及ぼしていまいが、センサー類を搭載したドローンを空中へ浮かべることにより、従来よりも高い位置からの監視を可能にしながら、ステルス性を確保するとという発想は新しいですね。
因みに船体とセンサードローンを繋ぐケーブルには「カーボンナノチューブ」を使用するらしい・・・
後部甲板にはドローンを運用するための飛行甲板に。ドローンの大きさから考えると20~30機ほどの搭載していそうで、ドローンの性能によっては、プチ航空戦力になったりもするかも。
オペレーションルームは古ホログラムで情報を表示させるらしい。果たしてここまでする必要があるのか? もし電力がダウンした場合、非常用のコントロールはどうするのか?
船尾に設けられたガレージ。簡単なボートなど上陸支援の装備などが搭載できるらしい。
以上が「dreadnought(ドレッドノート) 2050」のコンセプトです。管理人が思った感想は、米軍の沿海域戦闘艦のフリーダムやインデペンデンスに近い任務に対応した戦闘艦ながら、50年から100年ほど先の未来テクノロジーでまとめたような感じがします。
プロジェクト曰く「革新的な概念によるdreadnought(ドレッドノート) 2050が実現すれば、少ない労力と、少ないコストで英国の国防に寄与することが出来る」らしいですが、どうみてもこの船が何の目的で、どのような環境下で使用されるのか想像がつきません。
即出の技術をまとめてみたという感じ(マストのドローン化以外)が拭えないのは私だけでしょうか?
ソース:
http://www.telegraph.co.uk/finance/newsbysector/industry/defence/11833043/Dreadnought-2050-Heres-what-the-Navy-of-the-future-could-be-sailing.html
http://defensetech.org/2015/09/02/britains-future-warship-the-dreadnought-2050/
>>>韓国人のコメント
韓国人
武器は発展するほど不細工になっていく。第二次大戦時の戦艦や駆逐艦の方が素敵ですね。
韓国人 あの中で実現しそなのはレールガンのみ。レールガンは2020年代には米海軍が実用化するでしょう。
韓国人 これが本当に実現するのか?
韓国人 最終的には陸海空全ての兵器がドローン化するんでしょうね。
韓国人 あの有名なドレッドノートが再び復活するのか? 韓国人 有線で連結したドローン型マストを想像していたけど、本当にコンセプト図が出てくるなんてびっくりしました。全体的にインディペンデンスの発展型ですね。ただし、悪天候時の航海には脆弱に見えます。
韓国人 この世界の奇妙なものはすべて、英国から生まれます。 韓国人 ドローンがマストに接続されたワイヤと船体形状をみるとほぼ潜水艦ですね。本当に潜水できるなら、ドローンの形態のマスト部分だけが水面上に・・・ うーん・・・