スゴいですね・・・ AESAレーダーのために基礎研究をしていたのか不明ですが、5~9年間の研究期間をいきなり、3~6年間にスピードアップさせるなんて(笑)
どう考えても、一からまともに開発するような研究・開発期間ではないので、どこからか持ってくるんでしょうね。
フェーズドアレイレーダーを戦闘機に初めて搭載した国は?
因みにAESAレーダーの「AESA」とはアクティブ式のフェーズドアレイと言う意味で、コメントでも良く書かれていますが、戦闘機用のアクティブ・フェーズドアレイレーダーを初めて搭載(J/APG-1(まぁ色々と問題はありますが・・・))したのは日本のF-2支援戦闘機です。
ただ「フェーズドアレイレーダー」を搭載した量産型戦闘機としてみた時には、1970年代に既に旧ソ連(現ロシア)が開発したMiG-31にパッシブ・フェーズドアレイレーダーが搭載されていました。
そのため戦闘機に初めて「フェーズドアレイレーダー」を搭載したのは旧ソ連であって、日本はアクティブ式の「フェーズドアレイレーダー」を戦闘機に初めて搭載したことになります。
パッシブ式とアクティブ式は何が違うのか?
では、パッシブ式とアクティブ式のフェーズドアレイレーダーは何が違うのか? 専門過ぎて違いを説明するのが難しい・・・ 何て言えばいいのか・・・
パシップは小型化に向いて無く、電波の送受信機とフェーズドアレイアンテナの素子がそれぞれ別に存在して、送受信機が壊れると全ての機能が失われます。あと観測精度があまり高いとはいえない。
アクティブ式は小型化に向いていて、電波の送受信機がフェーズドアレイアンテナの素子の中にそれぞれ付属して、各素子が独立して機能するので、素子のうち何個か故障したぐらいで全ての機能が失われることはなく、精度が高い観測が可能。
さっぱり分かりませんね・・・ もう機械式(パッシブ)の時計と、デジタル式(アクティブ)の時計とでも思ってください(笑) 3~6年で作れるのなら、なぜ技術移転に拘ったのか?
話を本題に戻します。
韓国の記事にあるように「AESAレーダーのハードウェアは、国内開発が可能な状態」とありますが、フェーズドアレイ素子を並べてアンテナ状に製造することぐらいは、多分韓国でもできるでしょう。ただし韓国に欠けているのは、それを制御するたのソフトと、得られた結果を解析するためのソフト、その情報を火器管制システムが利用できるように情報を加工して受け渡すためのソフトがありません。
それを3~6年間で韓国の国内技術だけで1から作れるとは思えません。
まぁ3~6年で作れるのなら、なぜ米国のからの技術移転に拘るのか? 完成したKFXを自由に輸出したい韓国としては、米国の技術でKFXを完成させれば輸出に制限がつくので、初めから自主開発すればいいのにと感じるのは管理人だけでしょうか?
まぁここは韓国のお手並みを拝見しましょう。
ただ作れると言って結局作れなかったK-2戦車のパワーパックのように、数年後にレーダー開発を請け負った企業が「開発費を返せ!」「売国企業!」「開発できなかったのは不正をしたから」と避難されている光景が目に浮かびます。
5年後にも実装されず、調べてみたらとっくに計画は頓挫していたってオチ
もう何度も見てきた事じゃないかw