韓国の掲示板に「追加イージスシステム、1隻当たり7277億ウォンで購入」というスレッドを紹介します。
追加イージスシステム、1隻当たり7277億ウォンで購入
引用:http://bemil.chosun.com/
http://goo.gl/k1czDN
>>>記事の翻訳
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=022&aid=0002931024
この日、防衛事業庁は事業費については言及しなかったが、今年6月、米国防総省傘下の国防安保協力局(DSCA)は国務省の販売承認を発表し、私たちの次期イージス艦3隻に装着されるイージス戦闘システム3基と関連機器まで含めた総販売額が19億1000万ドル(約2兆1831億ウォン)規模になると明らかにした。
防衛事業庁は次期イージス艦戦闘システムの購入費用を削減するために、日本との共同購入に参加する計画であることが分かった。
政府関係者は「最近、韓国型戦闘機(KF-X)事業に必要な核心技術移転を拒否し議論があったが、今回のイージス戦闘システム交渉はよかった」と自評した。
>>>韓国人のコメント
韓国人
私の記憶ではバッチ1の時のイージスシステムの価格は、1隻当たり4千億程度でした。もちろんBMDが含まれるので価格上昇は当然だが、確実に言えることは海軍が主張する4兆ウォンと言うには話にならないと言うこと。
韓国人 周辺国のイージス建造価格などを勘案した時、1隻当たりの価格は1兆7千億程度にるでしょう。先に建造した世宗大王級を全く改良せずに、全く同じ同型艦と建造すれば1兆5千億程度でも可能だが、この選択は本当に愚かな選択だよ。
韓国人 この場合、もっとも合理的な選択はKDDXを活用して、ミニイージス艦を建造するほうが費用的にも節約でき、最も合理的な方法。
韓国人 あのように、米国は高額の費用を要求してくるのに、韓国は安保にタダ乗りしていると韓国を乞食扱いして・・・ 韓国人 一言で言って選択肢は3つだ。一つ目は推進システムなどを改良した全く新しい船体を設計すること。2つ目は世宗大王級と同じ設計を流用すること。3つ目はKDDXの船体を流用すること。
当然、新規に専用の船体を設計するのが一番良い。世宗大王級の設計をそのまま流用するのが一番愚かな選択だ。KDDXの船体を流用すれば、搭載できるミサイルが半減するとおもうが、性能的にも運用面でも私は最も合理的な選択だと思う。
韓国人 イージス システム購入後に残る1隻当たり予算が6千億程度なので、全体で4兆ウォンと言われる予算は、そこまでオーバな予算ではないと思う。
韓国人 あれはベースライン9だと思うが、BMDの装備は含まれていないよ。 韓国人 世宗大王級の船体は1隻当たり2594億で建造したのに、1隻6000億だなんて、幾ら物価が値上がりしたからとっても、あまりにも高すぎないか? 韓国人 もし、あの価格にBMDが含まれていない価格であれば狂った価格です。 韓国人 もしかして船体価格から推進システムを抜いて言ってるのか? 2594億は幾らなんでも安すぎないか?
韓国人 2600億がエンジンなし価格??? その根拠は何に?
韓国人
当然でしょ? 造船所は船体を建造するところであって、エンジンの製造を請け負っているのではないのだから
韓国人 当然、造船所がエンジンを製造しないことは分かりますが、建造価格にエンジンが含まれていないのなら、世宗大王級の建造価格にはエンジンの価格が含まれていなかったと言いたいのか? 韓国人 はい、その通りですよ。船体の建造価格にはエンジンの費用は含まれていませんよ。エンジンは海軍が直接メーカーから購入してきて、それを船体を建造する会社に与えるんですよ。これを官給品といいます。レーダーやミサイルの垂直発射基、エンジンのようなものは全て官給品です。
韓国人 あなたの主張は奇妙に聞こえます。エンジンは官給品だから建造費に含まれていないというのは、あなた個人の主張ではないのか? それを裏付ける根拠はあるのか? 韓国人 では、イージスレーダーをみてください。これは誰が購入したのか? 造船所が購入したのか? 海軍が購入したのか? これが根拠というのは難しいかもしれませんが、同じ理屈ですよ。
韓国人 当時、世宗大王艦の場合、総額が1兆1千億程度で船体に約2500億、イージスシステムに3500億程度、VLSおよび関連武器システムやソナーなどに4500億程度で、それを足せば1兆1千億近くなります。あなたの主張が正しければエンジンすステムの価格は、当然これに含まれていないと言うんですか?
韓国人 まるで戦車の価格からエンジンの価格が抜け落ちたような話だね。 韓国人 総費用の詳細な内訳はしらないけど、通常、造船所が船体の建造費用といえば船体のみの価格で、エンジンなどは海軍が購入し無償で造船所の引き渡します。その価格は船体の建造価格には含まれていないよ。 韓国人 参考として米国の場合には、フライト2Aの価格は、17年の会計年度を基準にすると1兆7千億程度です。私たちは1兆ウォン程度で世宗大王級を建造した際に、米海軍も1兆ウォン程度でアーレイ・バーク級を建造していました。そして日本の場合、過去にあたご型を1兆5千億程度で建造しました。
我々は、日本とレーダーを共同購入して世宗大王級を建造したんです。ところが、日本が新たに建造するイージス艦の価格は2兆3千億程度です。私の推定価格は、まさにここから来ています。
米国と私たちがイージス艦建造する価格が似ていたということと、日本が私たちよりも1.5倍高く建造した。その実績から計算すると、韓国が新しく建造するイージス艦の価格は1兆7千億程度だと予想したんです。 韓国人 確かに世宗大王級の建造価格は9100億で、この中から船体の建造費が2600億ウォンだとしたら、残りの価格にエンジンなどの装備類の価格が含まれているんでしょう。
韓国人 因みに、韓国の調達するイージスシステムにはBMDは含まれているが正しい。防衛事業庁のインタビューで、弾道弾迎撃のSWがあると回答していました。 韓国人 あれだけ高額なんだから当然BMDを含む価格でしょう。具体的な価格は出てきませんが、BMDの価格は6000億程度だと言われているので、あのような高額な価格にも頷けます。 >>>管理人捕捉
ほんと都合の良い時だけは、共同購入だとか遠慮してもらいたい。ただ韓国人はあまりその点には関心がないらしく、途中まで船体価格にエンジン価格は含まれるのかという話題でわーわーやってます。
韓国人のコメントを簡単に解説しておくと、
韓国人:
周辺国のイージス建造価格などを勘案した時、1隻当たりの価格は1兆7千億程度にるでしょう。先に建造した世宗大王級を全く改良せずに、全く同じ同型艦と建造すれば1兆5千億程度でも可能だが、この選択は本当に愚かな選択だよ。
これは世宗大王級の推進システムには問題があって、騒音レベルが以上に高いので、追加建造するイージス艦は船体設計をやり直すべきだという意味。その際、新規設計は高くつくので、以前に計画されたKDDX(世宗大王級駆逐艦の維持費があまりにも高価で、ミニイージス艦が計画されたが、フル規格のイージス艦3隻の追加建造が決定し、どっかに吹き飛んでしまった計画)の船体を利用し、大きさも縮小せよと主張しています。
韓国人:
もし、あの価格にBMDが含まれていない価格であれば狂った価格です。
BMDはイージス弾道ミサイル防衛システム(Aegis Ballistic Missile Defense System, Aegis BMD)の略称。要するに弾道ミサイルの迎撃を担当する「スタンダードSM-3」を運用するためには、イージス・システムを改修する必要があり、イージスシステムとは別にBMDのシステムを搭載する必要がありましたが、イージス・システムのベースライン9から基本的にイージス・システムにBMDのシステムを統合されます。ベースライン9を導入するということは弾道ミサイルの迎撃機能がついてることになります。(一部例外あり、9AにはBMDの機能は付与されていません。)
ただ韓国は弾道ミサイルを迎撃するためのミサイル防衛計画に参加を表明していませんし、SM-3を導入するという話も出ていませんので、話を総合すると・・・
イージス艦を追加建造しようとしたら、イージスシステムのベースライン9しか製造していないので、使用もしない弾道ミサイルの迎撃対応の高額なイージスシステムを購入するハメになったというのが真実かな?