米国が重要な技術移転を拒否しながら、韓国型戦闘機事業が難航しています。
写真引用:MBN
KFXレーダーに「温度差」…米国「売れない」、欧州「買ってください」
引用:ネイバーニュース/MBN
http://goo.gl/Hs2GDs
>>>記事の翻訳
米国が重要な技術移転を拒否しながら、韓国型戦闘機事業が難航しています。
国内で開かれた防衛兵器展覧会でも、まだ口を固く閉じている米国のレーダーメーカーに比べ、技術協力を約束して、積極的な求愛を広げる欧州企業の態度が全く異なります。
ジョンソンギ記者が現場に行ってきました。
一度に数千個のレーダービームを放ち、敵を先に見つけることで、先制打撃が可能になる電子レーダー。 韓国型戦闘機KFX開発に役立つものと期待された米国メーカーは堅く口を閉じました。
「今は売ることができると言うことはできません」
一方、欧州企業は積極的な姿。 スウェーデンのメーカーは、韓国の国防科学研究所と、すでに事前共同研究を終えたと強い意志を示します。
インタビュー:サーブ社電子防御システム担当
契約さえ行われれば、2年以内に納品が可能です。
ユーロファイターにレーダーを納品する英国の会社は、韓国内のライセンス生産と技術移転を約束しており、 イスラエルの企業も隙間を狙って積極的な求愛を繰り広げています 。
「韓国との技術協力を行うことも可能で、国産化を助けることができます」
ただし米国の助けを受けるKFX戦闘機に他国のレーダーを搭載するということは、技術的にも政治的に制約が伴います。
ジョンソンギ記者:
米国の技術移転拒否で暗礁に乗り上げた韓国型戦闘機事業が高性能レーダーをどこで、どのように確保するかという別の宿題を抱える事になりました。
>>>韓国人のコメント
共感004 非共感000
KFX事業はまだ希望がある。開発できるという意志を持ってあきらめないようにしよう!!
共感007 非共感000 ユーロファイターに変えなければ・・・ とにかく一度妥当性を調査しよう。そうした時にヤンキーがどのように出るのか、少し様子を見てみよう・・・ 共感003 非共感000 何も見返りのない片思いはいい加減にしよう。ユーロは良い条件なのに・・・ 共感001 非共感000 今後、米国製兵器を購入する必要はない。さぁユーロに行こう。
共感001 非共感000 運用システムの互換性や統合の問題を持ちだして、米国製兵器以外、選択させないようにしている米国のやり方が汚い。韓国は遠慮せずにユーロから兵器を購入すればいい。韓国は米国の属国ではない。 共感002 非共感000 4つのコア技術が欧州製なら、もうKFXは欧州と共同で開発するのがよい。ロッキード社には退席していただこう。
共感001 非共感000 これは本当に簡単な話だ。まだ正式な契約にサインしていないのでF-35をキャンセルして、ユーロファイターを購入すればいいだけ。
共感000 非共感000 金を払って、さらに物乞いのようにお願いしても、技術をくれない米国より、欧州に目を向けるほうが遥かに良い。 共感000 非共感000 一度、契約をすべて白紙に戻して、米国と欧州の話を聞こう。そうすればきっと有利な条件が引き出せるだろう。 共感000 非共感000 欧州がここまで歩み寄ってきているのに、これでもF-35を購入し、KFXを米国と共同で開発するのなら病気と言わざるをえない。 >>>管理人捕捉
まぁ米国の軍事産業は慈善事業ではないので、全てが正義かと言われればNOですね。
しかし韓国は、世界で唯一の分断状態で、さらには休戦状態です。さらに韓国の安保を支えているのは、紛れも無く「米軍」です。いざ韓国と北朝鮮の間で戦争が起こった時に、その戦争を戦い抜けるだけの武器や弾薬を持っているのかと言えば、これまたNOです。
どう見ても数日分から数週間分が限度でしょう。その際に補給を米軍から受けることが前提になっています。その際に主力兵器類の保守パーツや弾薬が欧州製の場合、果たして迅速に欧州から戦場となった韓国に届くでしょうか?
果たして欧州の防衛産業は、急激な需要増加に対応できるのか? 事前備蓄は十分あるのか? これもNOでしょう。
現在の防衛産業は、高価になりすぎた兵器の大量生産は既に放棄しています。逆に細く長く生産ラインを維持できるように、時間をかけて生産します。
第二次大戦中、日本は零戦を月産最大500前後(1日約16機前後)も作っていました。イタリアにあるF-35の組立ラインの月産は、驚きの「2」機です(笑) 年間で24機を組み立てます。一応最大で月産18機まで対応出来るらしいですが・・・
要するに月の生産量が少なければ、それだけパーツの供給量も少ないということです。これがいきなり最大需要までトップスピードで駆け上がる戦時に、保守パーツの供給を上げろと言っても、きっと数ヶ月先になるでしょう。
弾薬も同じで、特にミサイル類は戦争がないと消費されません。平時で消費されるとしたら実弾訓練時ぐらいです。その実弾訓練を頻繁に行っていては、その国は破産するでしょう。要するに消費のないミサイル類も兵器と同じく、少量を長期間に渡って調達する仕組みになっています。
特に銃弾と違って、電子部品の塊であるミサイルは、常に性能を向上させる研究が行われているので、仮に年間100発、計1000発調達する際、5年目に新しいタイプが完成すれば、のこり500発を新型として調達できます。しかし1000発を1度に生産してしまえば、新型に切り替えるには1000発を、そっくり新型に切り替える必要があります。
その上、兵器類にも寿命があるので、1000発を一変に調達すれば一度に廃棄し、もう一度1000発調達し直す必要に迫られます。1年に100発づつであれば、1年毎に寿命をむかえるのは100発づつになり、入れ替え幅が小さいので一度に大きな予算を組む必要がなくお財布にもやさしい(笑)
話が少し脱線したので本題に戻します。
結局は状況は米国でも同じでしょうが、米国は国内需要だけでも世界最大で、さらに世界の国々が米国製兵器を採用しているため、生産量は世界一でしょう。急激な需要(戦争需要)が発生しても、世界で一番その需要に応えられて、支える事ができるのは米国しかありえません。
韓国は軍需兵站をあまりにも甘く見過ぎ。ネットで注文したら明日届くんじゃないんですよ?
戦争の危険が異常に低く、海外でのテロや紛争に対応する程度か、潤沢な予算(オイルマネー)を背景に、予備パーツや弾薬を一度にどかーんと購入出来る国なら、主兵装に欧州製も悪く無いですが、韓国のように明日戦争になってもおかしくない国が主兵装に欧州製を選択するのなら、それは戦争の継続力が低下することを意味しているとホル韓管理人は感じます。
※あくまで一般論として