韓国政府「KFXに必要な技術の90%は開発済み」 ⇒ 嘘でした ⇒ 実際の国内開発率は14%??? by 韓国の反応の続報です。
正義党「防衛事業庁の釈明に反論、KFXのコア技術は国内にはない」
引用:ビューズ・アンド・ニュース
http://goo.gl/ypfCb4
>>>記事の要約と解説
先日お届けした「韓国政府「KFXに必要な技術の90%は開発済み」 ⇒ 嘘でした ⇒ 実際の国内開発率は14%??? by 韓国の反応」ので、政府が主張する「KFX開発に必要な技術を90%程度確保済み」と言う主張に、韓国の政党「正義党」が「90%なんてとんでもない。実際には14%程度」だと追求しました。
これに関する記事が出ているのでが、かなりに小難しいので管理人が要約してお伝えします。
正義党の「確保出来ている技術は14%程度」と言う追求に対して、韓国政府(防衛事業庁、以降は防衛事業庁で統一)側が反論し、それにまた正義党が再反論する形で非難の応酬が続いています。両者の主な反論ポイントをまとめると・・・ 防衛事業庁側の反論:
正義党の主張の根拠である韓国航空宇宙産業のレポート(14%程度しかないと評価した張本人)は、韓国国内の一部企業や研究機関だけに技術水準の調査を行ったもので、国防科学研究所を含んだ国内の保有技術を全体的に調査したのではない。
⇒正義党が持ちだした韓国航空宇宙産業のレポートの数字はアテにならない
正義党側の再反論: 防衛事業庁の反論報道資料を見ると、防衛事業庁自身が「レーダーの国内開発は難しい」という韓国科学技術企画評価院の判断があったことを最初に認めたという点は非常に意味が大きい。 防衛事業庁のプレスリリースから引用:
「2014年に調査した客観的技術の成熟度調査では、コア技術の保有水準は14%にすぎない」との報道内容と関連して、2014年に調査された韓国科学技術院の研究用結果報告書にAESAレーダーの国内開発が難しいという内容はあるが、重要な技術の保有水準を14%と明示した内容はない。
⇒防衛事業庁や政府は開発が難しいことを、自ら認めている さらに14%という調査結果は、韓国科学技術院ではなく、韓国航空宇宙産業の行った結果だとしても「技術水準が低い」という点、両者のレポートに差がない
そして一番の爆弾発言がコレ(笑)
最大の議論になっているAESAレーダーの技術について、防衛事業庁は国内で開発した技術で製造したテスト機を地上で試験中だというが「実際には米国のプリスケール社と、ドイツのインフィニオン社から部品を輸入し組み立てただけ」と指摘。
仮に、これが地上で固定した状態で運用可能だったとしても、これを艦載用として韓国が独自に開発したと言う主張は「笑い話」でしかない。
正義党は航空機への搭載の難しさを考慮すれば、実際の技術成熟度は「14%以下だ」と指摘しました。
これに対し防衛事業庁は、今のところ反論をしていません。技術を◯◯%と評価すること自体に無理があると管理人は思うのですが、政府側(防衛事業庁)がKFX推進のために、相当話を盛っているのは明らかですね。
数週間前には「自前の技術でAESAレーダーのテスト機を作って既に試験中」と、自慢気に国会に報告していましたが、やっぱり部品を持ってきただけという、韓国らしい話でした。
因みに米国のプリスケール社と、ドイツのインフィニオン社はAESAレーダーアンテナに使用する「GaNトランジスタ」を製造する会社なので、AESAのアンテナモジュールが韓国ではまだ作れないのでしょう。
韓国はF-15やF-16ぐらいの戦闘機があれば十分でしょ