韓国型戦闘機(KF -X)の技術開発を担当する国防科学研究所(ADD)は、KF -Xの核心装備であるAESAレーダー技術を既に80%程度を確保しました。
国防科学硏「KFXのコアレーダー技術約80%を確保」
引用:ネイバーニュース/聯合ニュース
http://goo.gl/Vtr85P
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韓国型戦闘機(KF -X)の技術開発を担当する国防科学研究所(ADD)は、KF -Xの核心装備であるAESA(多機能位相配列)レーダー技術を既に80%程度を確保しました。ADDの関係者は、今月6日、大田のADD本部で記者たちに会って
「テスト開発のステップを基準にすると、AESAレーダー技術は米国を基準にして75~80%程度は確保した」と説明した。
彼はADDが保有しているAESAレーダー技術の
具体的な数値算出基準については、セキュリティ上の理由から公開しなかった。 AESAレーダーはアンテナがレーダーの角度を電子的に自在に調節しながら照射して、空対空、空対地、空対艦の標的を複数同時に追跡することができる重要な装置である。簡単に言うとKF-Xの目と言える。
KF-Xに装着されている主要な航空電子機器は、AESAレーダーをはじめ、IRST(赤外線ナビゲーション追跡装置)、EO TGP(電子光学標的追跡装置) 、RFジャマー(電波妨害装置)など4つだ。
このうちAESAレーダーの開発は最も難しく危険度大きいため、ADDが実行中で、残りの3つの装置開発は、国内の民間企業が担っている。ADDの関係者は「航空機に搭載するAESAレーダー応用研究は、すでに完了した状態」と「方位・高度方向に電子走査が可能な多機能位相配列アンテナをKF-X運用環境に合わせて開発中」と明らかにした。
ADDは同日、記者団にAESAレーダーの応用研究の結果に基づき作り上げた試作品を公開して稼動デモも行った。AESAレーダー試験開発の第1段階に入ったADDは空対空モードを開発中であり、2017年には、試験開発の第2段階に進入して、2021年までに空対地・対艦モードも開発する計画である。
KF-Xの開発目標期日は2025年である。 試験開発第1段階でADDは戦闘機の飛行環境に合ったAESAレーダーの空対空モードソフトウェアを開発して飛行試験を開始する予定である。
AESAレーダー飛行試験は空軍の輸送機にレーダーを搭載することで、100回以上行う案を検討していることが分かった。 続いてADDは2022年から2025年まではKF-X試作機にAESAレーダーを搭載して試験飛行を行う方針である。
ADDの関係者は「AESAレーダー装置は、国内技術で開発するものの、空対地・対艦モードのソフトウェアは、外国企業との協力で、アルゴリズム(運用概念)を獲得して、KF-X搭載用にアルゴリズムに変換して、独自技術の所有権を確保する」と説明した。 ADDはAESAレーダーの開発のために、欧州メーカーと協力する案を推進しており、この会社も技術協力に肯定的な立場であることが分かった。AESAレーダーをKF-Xオペレーティングシステムに統合する技術開発に関しては、ADDの関係者は「無人航空機システム統合技術開発の経験をもとに、必要に応じ、外国メーカーの協力を得て、2025年までに開発するだろう」と明らかにした。
ADDはIRSTを含む3つの装置は、既に保有している技術と経験をもとに、十分に装備だけでなく、システム統合技術も国内開発が可能であると見ている。
敵のレーダーをかく乱するRFジャマーの場合ADDは、すでに戦闘機に搭載することができる「ALQ -200」を開発した状態だ。
標的の映像情報を捕捉し、レーザーで誘導ミサイルの飛行を制御するEO TGPは、ミサイルの精密誘導技術などが開発中であり、IRSTは海軍艦艇用機器の小型化・軽量化・精密化を経なければならない。
ADDはこの日、KF-Xにステルス機能を付与することができる電波吸収用塗料、パネル、フィルムなど、既に開発したステルス素材も公開した。ADDはKF-Xをステルス戦闘機にするという政策決定のみ下されれば、ステルス技術を適用するために無理がないという立場である。 ADDのステルス技術は、米国には及ばないものの、中国と似ていたり、それ以上と評価される。 ADDの関係者は「KF -X事業は、独自のパフォーマンス改良が可能な戦闘機を確保するためのもので、自主国防のために非常に重要な国家的な事業」とし「この程度の障害はありますが、ADDと国内業界が協力すれば十分克服することができる」と強調した。
>>>管理人補足
この記事から分かる事を簡単に解説します。
レーダーによる探知で一番開発の難易度が低いのが対空モードのソフトウェア。細かい事を抜きして簡単に説明すると、空に電波を照射したとき、邪魔になるものが少ないので、照射した電波が跳ね返ってくれば、それが「何らかの空中に浮いている物体」と判別できるから。
記事に「空対地・対艦モードのソフトウェアは、外国企業との協力で、アルゴリズム(運用概念)を獲得」と書いています。要するに韓国は空対空モードは自力で開発するけど、空対地・対艦モードのソフトウェアの開発は無理と認めているのと同義。
では、なぜ対地・対艦モードのソフトウェアは、外国企業との協力で開発しようとするのか?
戦闘機は地表(海面)よりも高い高度を飛行しています。そこから地表(海面)に向けて下向きに電波を照射すると、目標以外にも様々ものが沢山ある(地表や建物や海面や、それはもう沢山)ので、膨大な電波の反射が戻ってきて解析不可能(どれが目標で、どれがそうでないのか判別不明)になります。
なぜ判別不可能かというと、人間の目のように、形や色で見分ける事ができないから。
そこで地上や海面の目標を検出するためには、細かい事を抜きにして簡単に言えば、膨大な電波の反射から不要な反射を取り除く電子的なフィルターをかけて、必要な目標からの反射電波だけにします。
ユーロ-ファーターのCAPTORレーダーも、F-35のAN/APG-81レーダーも、下向きに電波を照射する必要がある対地・対艦モードのソフトウェア開発は後回しにして、対空モードのソフトウェアを先に開発して量産機に搭載して配備しました。
※あくまでソフトウェアの問題で、ハードウェアの問題ではないので後から対応させることが可能
要するに韓国は、戦闘機用レーダーを開発したことがないので、下向きに電波を照射して結果を得るための「不要な反射を取り除く電子的なフィルター=アルゴリズム」を海外から入手しようと言うことです。
これが俗に言う「ルックダウン能力」と呼ばれる奴です。
果たして、ルックダウン能力を獲得するための「アルゴリズム」を入手出来たとしても、KFX用アルゴリズムに変換(?)して、果たして「独自技術の所有権を確保」出来るのか疑問ですね。
問題を解くための方程式を買ってきて、その方程式に入れ込む数値はKFXに搭載されるレーダーから得たものなので、、方程式から導き出される答えはもちろん、その方程式まで韓国の技術だと言うつもりなのでしょうか?
大体、簡単に言うとこんな感じです。KFX用のレーダー開発のソフトウェアの部分で何がネックになっているのか、よく分かる記事でした。(※あくまで管理人の個人的見解ですよ) KF-X用試作レーダーの性能は...戦闘機8機の同時追跡、80㎞の探知距離
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=100&oid=001&aid=0007972159
ついでに、別記事の話ですが試作用の性能が出ていました。これは本番の半分のサイズなので、実際にKFX用の本番はコレよりも性能が上がるはずだと書いていました。 >>>韓国人のコメント
共感279 非共感010
命をかけて開発してください
共感145 非共感130 とても簡単に国内開発が出来るように書いていますが、この技術の為に数十兆の買い物をして買ってこようとしていたのに、本当に出来るなら奇跡だよ。もしこれが可能なら、我々は米国よりも先に火星へ有人飛行船を打ち上げて、太極旗をなびかせることも10年程度あればかのうでしょう。 共感592 非共感238 AESAレーダーは、すでに2006年から1兆ウォン以上を投入しながら密かに開発中だったんだよ。いきなり開発に成功したわけではない。 共感374 非共感153 心強いニュースですね。多くの不安を感じていた韓国型戦闘機計画を霧散させようとしたメディアは、従北、アカの策略に過ぎないことがハッキリしました。あとは積極的に国が後押しすることだけが残っただけです。韓国の領空は韓国型戦闘機が守護するんだ。 共感005 非共感006 80%の技術開発が1億ウォンで、残りの技術20%を開発するのに1兆ウォンも必要。ふふふふ
共感017 非共感014 デスクトップは作成できたので、手のひらサイズのスマートフォンにサイズをダウンさせるだけだ。部品を小型化させるのが真の技術力で、韓国が得意とする分野です。 共感034 非共感005 正直、F-35を購入する予算をここに投資すれば、KFXが直ぐにでも完成するのではないのか? それとも私の勘違いなのか? 共感005 非共感004 統合技術がないと言っていのに、なぜ個別の技術をアピールするのか・・・
共感003 非共感002 最先端兵器の世界で99%と100%には、数字以上の激しいギャップがあるのに80%?(笑)
共感003 非共感002 ファイティング!!! 私たちは自力で開発できる能力をもっている。 共感003 非共感003 もう何が嘘で、何が真実なのかさえ分からない。きっとこの国の人間はだれも分かっていないだろう。
共感004 非共感004
韓国人には、優れた頭脳と器用さがあるので可能だ。ファイティング!!!
共感000 非共感002 そもそも80%という算出方法が示されないかぎり、とてもじゃないが信用出来ない。
共感043 非共感010 船舶も電車も半導体も私たちが世界を牛耳っている。他国ができないからと言って、私たちにできない理由がどこにあるのか。 共感006 非共感005 あれをそのまま搭載するには、戦闘機がボーイング747程度のサイズがないと無理だろうね(笑)
これはどうなるのかな?