韓国の掲示板に「11月26日現在のKFX進行状況」というスレッドを紹介します。
11月26日現在のKFX進行状況
引用:http://bemil.chosun.com/
http://goo.gl/VnlwFY
>>>記事の翻訳
1.関係者たちが現在、KFXエンジン選定のためにユーロジェットに出張中で、来週にはGE社を訪問し実態調査を行う予定です。来年2月を目標にエンジン選定作業は進行中です。
2.レーダーは国防科学研究所担当者がイスラエルのエルタと交渉中で、韓国型EL/M-2052が誕生する予定です。セルレックス社は脱落。
管理人補足:
イスラエル製のEL/M-2052は、最大64個の標的を同時追跡する能力があると言われている。対空、対地モードを搭載し高解像度のマッピング、地表ターゲットの検出が可能。
中国の企業にEL/M-2052の技術を売った可能性があり、中国はEL/M-2052と同じ性能のAESAレーダーを販売中
>>>韓国人のコメント
韓国人
米国の技術移転難航関連に抗議の意味も込めて、エンジンなど他の導入品は、米国を排除して選定されるべきだ。
韓国人 エンジンはユーロジェットでいきましょう! 米国はどうせOEM戦闘機を作らして、第2のFA-50化を狙っています。 韓国人 将兵たちの労苦に感謝し、KFX開発の成功のために努力している関係者の苦労にも力強い応援をおくります。
韓国人 エルタ社とレーダーに関して協力すれば米国の輸出管理規則は問題にならないですか? イスラエルの技術には、米国の技術が入っているのは間違いないのに・・・ 韓国人 インド場合を見ても問題はなかったので、米国の輸出管理規則は問題になりません。なので私たちの望む形で協力が得られるでしょう。
韓国人 米国:F22 370km
米国:F35 270km
米国:F18 180km
米国:F16 150km
日本:三菱F-2 250km
仏国:ラファール156km
仏国:ミラージュ2000-5 140km
欧州:ユーロファイター後期型178km
欧州:ユーロファイター初期型158km
イスラエル:EL2052 170km
イスラエル:EL2032 140km
ウィキペディアの資料を元にした数字です。
日本のF-2は、どのようなレーダーを搭載しているのか・・・ 私たちもレーダーを絶えず研究し開発する必要がありますね。
韓国人 早くKFXの予算増額決定が出れば、研究員たちも安心して仕事にかかれるのに・・・
韓国人 世界で初めて戦闘機に搭載された実用AESAレーダーは、日本のF-2に搭載されたJ/AGP-1です。AESAレーダーに関しては、米国の方がかえって日本にAESAレーダー技術を習った程、日本はAESAレーダーに関し技術が発達しています。
この時、日本がレーダーのT/Rモジュール製作技術を譲り渡して、米国からはエンジン技術とF-16のソースコードを受け取りました。
戦闘システムに関しては米国が日本を自身と同レベルであると認め、情報を互いに共有して一緒に研究する水準です。その為、対潜哨戒機のP-1とP-8とは性能が似ていると予想する人も多いです。
私たちより日本が先んじているのはエンジン技術だけでありません。 韓国人 KFXはどちらのエンジンでも装着可能です。ユーロジェットを選定して技術を最大限受けてください。
韓国人 日本がAESAを先に実用化したことは正しいが、米国はすでに該当技術を保有していたし、日本の技術が米国に移転されたわけではない。 韓国人 AESA技術を日本が最初に開発したとは言っていません。日本が米国に渡したのはT/Rモジュールの製作技術だと書いていますが、違いがわからないんですか? 韓国人
http://bemil.chosun.com/nbrd/bbs/view.html?b_bbs_id=10035&num=48
これを読んでみてください。
管理人補足:
読んでみろというURLの先は、専門的過ぎて頭がクラクラするので要約しておきます。
T/Rモジュールというのは3つのMMICチップと、1つのVLSIチップで構成される。MMICチップでも民生用は日本が市場を掌握している。民生用のMMICチップの主原料はGaAs,InPやSiGeが利用されている。
反面、軍事用は米国企業が掌握している。日本やヨーロッパが生産しているMMICチップよりも遥かに高い技術力を持っている。
軍事用MMICチップの原料はGaAs、GaN、SiCの3つです。材料的特性上、GaNやSiCが既存のGaAsより優れていて、この二つの材料が最新のT/Rモジュール製造に集中的に使われていて、関連した技術開発も活発に行われている。
MMICチップに関連して注意をしなければならない点は日本の能力が過度に誇張されて報道された点です。
武器システムに対する専門知識が不足した一部の政治外交学の教授が、日本の軍備増強を強調する目的で、いくつかの日本企業のMMICチップが、米国のレーダーやミサイルなどに使われていて、このチップを供給しなければ米国の先端兵器の生産に大きいな支障をもたらすという話まで報道されたりしています。
しかし事実とは全く違います。
民需用よりも遥かに高い難易度を要求する軍事用MMICチップは、米国が市場を席巻していて、皆さんもよく知っている防衛産業企業、例をあげるなら、レイセオン、ノースロップ・グラマン、ロッキード・マーティンなどが、国防省のプロジェクト入札に、単独あるいは共同で応札し、色々な研究を進めていて、このようにある程度公開されたMMIC T/Rモジュール関連の主なプロジェクトだけでも15~16件に達するほど物的、人的投入レベルは他国と比較するのは難しいほどの高いレベルです。
日本がF-2戦闘機用に開発したJ/APG-1もまた、全体的な性能、ソフトウェアは言うまでもなく、T/Rモジュールの性能も、当時の米国製の1/3程度に過ぎなかったと知られています。
もちろん日本は自主的に改良を行い、性能向上を成し遂げているのは事実ですが「米国の技術レベルに追いついた」という情報は事実ではありません。
なぜなら米国が先に進む速度よりも、日本の追いつく速度が絶対に遅いためです。
T/Rモジュール関連技術のデータは第1級の機密として、その資料への接近が非常に難しいので、なかなか格差を狭められずにいるのが現実です。
韓国人 確かに、全体的に米国と日本が完全同レベルだと見ることはできないかもしれません。しかし日本は、日本で強みを持っている部分があると思います。
http://www.rand.org/content/dam/rand/pubs/monograph_reports/2007/MR432.pdf (英文のレポートなので何を書いてるのか管理人は理解不可能)
韓国人 これはどの視点か見るかが問題なようです。
たとえばK-STARの場合、超伝導体を利用した核融合発電を我が国が最初に作りました。これが我が国の技術と見るべきなのか、そうでないのかと言い合う状況と同じでしょう。
この技術は、実際海外の科学者が研究していた核融合の研究成果を、私たちに伝え、技術指導があったので可能だったという意味です。しかし他国は理論的源泉技術はあったが、製造技術は私たちが先んじていたし、実際に最初にやり遂げました。
我が国がやり遂げた成果をベースとして、国際共同研究用の核融合発電所が建設されています。しかも、ここに使用される大型超伝導体は私たちが製造をしています。
この場合、基礎固有技術は海外から持ってきたが、製造技術は外国が我が国から技術を伝授されると見るのが正しいのでは?(OLEDや半導体、メモリーも同じように製造技術は私たちが最高です)
これと同じように日本のT/Rモジュールも似たケースだと思います。製造したものが不良品率も少なく優秀だったので、米国がその製造技術を受け取ったと言うことです。
これはこれで正しい部分で、基礎固有技術は米国が先んじていることが正しいと思います。ただ製造技術は日本の方が優秀だったというだけ。 韓国人 我が国のレーダー技術において半導体技術がとても優秀です。つい最近出てきた内容ではF-15Kの機械式レーダの130%水準、探知距離は300km程のものが作れるそうです。
韓国人 とにかくKF-X事業がうまくいくように願っています。
韓国人 EJ200を主エンジンにして、顧客が要求すればF414を搭載できるように設計したら良いと思います。レーダーはEL/M-2052で大丈夫でだと思います。
セルレックス社が脱落したのは本当に意外です。やはり同じアングロサクソンの国なので、米国が圧力を加えたようですね。
でなければ完成品の販売のみに固執して脱落したかもしれない。 韓国人 えぇ???? サーブとは決裂したんですか???
韓国人 サーブ社が国産AESAレーダーの製作を指導しているというニュースもありますよ。
韓国人 金させ払えば、スムーズに技術を移転してくれるイスラエルとの方が仕事をしやすいのは事実です。後から文句ばかり言うどこかの国の企業とは大違いです。
KFXはどちらのエンジンでも装着可能です。
そりゃなんにも決まってないんだから核パルスだろうが波動エンジンだろうが積み放題だろうよ