オーストラリア次世代潜水艦事業について、中国とロシア側がハッキングを試みて、この事業へ入札参加する企業は、重要な情報が記載された書類を直接手渡しで渡ているのが実情だとオーストラリアのメディアが9日報じた。
写真引用:聯合ニュース
中・露、オーストラリア潜水艦事業の入札業者相手にハッキング疑惑
引用:ネイバーニュース/聯合ニュース
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200億オーストラリアドル(17兆ウォン)規模のオーストラリア次世代潜水艦事業について、中国とロシア側がハッキングを試みて、この事業へ入札参加する企業は、重要な情報が記載された書類を直接手渡しで渡ているのが実情だとオーストラリアのメディアが9日報じた。
オーストラリアのメディアは、中国とロシアが最近数ヶ月間、オーストラリア潜水艦事業の情報を得ようと、ドイツとフランス、日本など3カ国の入札業者などを相手に継続的にハッキングを試みていると伝えた。 これらの入札業者は、オーストラリア海軍が要求している主な潜水艦技術など、重要な機密情報を持っており、 、中国とロシアが、これら狙っているということである。
入札参加企業であるドイツのTKMSの関係者は「私たちのシステム担当者によると毎晩約30〜40件(ハッキング)の試みがあると行っている」と新聞に語った。 またハッキング攻撃はドイツキールにある自社の潜水艦建造施設を標的としており、120人で構成されたチームがオーストラリア潜水艦の設計を仕上げいる時期にハッキングが顕著なった明らかにした。
TKMSをはじめとする3カ国の入札業者がハッキングの背後を指摘しなかったが、中国やロシアだろうと見ていると新聞は伝えた。
現在、中国は独自の潜水艦建造に心血を注ぎながら、南シナ海では領土紛争を起こしており、ロシアもアジア太平洋地域での海上活動を強化している。
これと共に今回の事業を何とか受注しようとする入札参加企業が競合他社の情報を取得しようと、お互いにサイバー攻撃をしている可能性があると新聞は付け加えた。
まだ機密情報が漏れたような被害はないが、会社が今月末までに最終入札書を提出する時期が近づけば近づくほどハッキング活動もさらに活発になるものと見て、オーストラリア当局や入札業者も緊張せざるを得ないのが実情だ。
>>>管理人補足
少し前の記事でコメントがつくのを待ってたんですが、結局コメントは付かず・・・ しかし興味深い記事だったので翻訳してみました。
記事中で言われている今月中というのは、11月末で、日本も書類を提出しています。この内容の記事も既に韓国では報道されていて、注目を集めているので、夜にでもアップします。
ただ武器を輸出するということは、格段に技術が流出する可能性が高くなるのは必然で、まぁそこは「技術」をとるのか「金」をとるのかのバランスでしょうね。
どうしても「金」では変えられない技術なら、F-22のように「輸出しない」という選択肢もあるわけで、敢えて輸出しようとしているのなら「流出を前提」とした、既に古い技術を用いた設計など対策はしているでしょう(多分・・・)
まぁどちらにしても、やるなら徹底的に技術流出を「前提」としたモノを用意して是非、勝ち取って欲しいし、そういった対策がない場合は「撤退」で。とにかく中途半端はやめて欲しいです。
最近、面白いニュースが無い時は、思い切って休むようにしてます(笑) ほんとカイカイさんやみずきさんは、淡々と年末以外更新が止まらないあの鉄人のような更新スタイル・・・
どうみても私には無理っす_| ̄|○