潘基文国連事務総長の「西サハラ占領」発言にモロッコ政府が激しく反発する中で、国連安全保障理事会の常任理事国が次々と事態鎮火に出た。
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「西サハラ占領」潘基文VSモロッコ炎上、米仏鎮火に出る
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潘基文国連事務総長の「西サハラ占領」'発言にモロッコ政府が激しく反発する中で、国連安全保障理事会の常任理事国が次々と事態鎮火に出た。
今回の事態を巡って安保理内でも意見が分かれているが、ひとまず米国は潘基文総長を集中糾弾する「モロッコをなだめる」ことで糸口をつかもうとし、フランスは両者を仲裁するという意向を明らかにした。
今回の事態は今月5日、潘総長が西サハラ難民キャンプを訪問して紛争解決を促す過程で西サハラ地域に対するモロッコの過去の合併を「占領(occupation)」と表現したためにモロッコが反発した。西サハラを自国領土と見なすモロッコでは、100万人が首都ラバトの街に出て抗議デモを行うなど、潘総長に対する攻勢に火さがついた。
潘基文総長の発言に「受け入れることはできない」と反発したモロッコ政府は17日、西サハラに休戦・選挙監視のために派遣された「国連西サハラ総選挙支援団(MINURSO)」所属の民間人84人の撤収を要求するに至った。
米国はこうした中、19日に西サハラに自治権を与えたモロッコ政府の現立場を支持するという意向を表明した。国連駐在米国代表部のスポークスマンは、この日ツイッターにあげたコメントで「私たちはモロッコの(西サハラ)自治方式が真剣で、現実的で、信頼する価値はあると考える」と明らかにした。
スポークスマンは「私たちは国連主導のプロセスが西サハラ紛争で平和的で、持続的であり、相互に合意した解決方法を導き出せるよう、これを継続して支持していく」としながら「MINURSOを強力に支持する」と明らかにした。
フランスは潘総長とモロッコ政府の問題を仲裁すると表明した。フランス外相は前日、潘総長と電話で会談し、このような提案を伝達したと国連の外交官達が話した。外交官達は「フランス政府はどちらか一方に肩入れをして、事態に油を注ぐことを望まない」と伝えた。
安保理15ヶ国の理事国はモロッコからMINURSO縮小の要求が出た17日、長時間の非公開会議を開いたが合意には至らなかった。モロッコを批判する声明も、潘総長を支持する声明も出てこなかった。
ただし理事国は「今回の事態が肯定的な方向で解決されるように「各国がそれなりのアプローチを取る」」ことで意見を整理したと分かった。特に、モロッコの友邦であるフランスとスペイン、エジプト、セネガルが潘総長の立場を支持する強力な声明を採択するのに難色を示したと伝えられた。
潘総長は明快な立場を取らなかった安保理に遠回しに失望感を示した。国連のスポークスマンは安保理の立場について質問した記者に「安保理議長からもう少し明確な話を聞けると良い」として即答を避けた。
潘総長は21日安保理理事国代表との月例昼食で、この問題を再び提起する計画で当分論議が収束しないこともある。(引用はここまで)
>>>韓国人のコメント
共感001 非共感004
長い間、所有者のいない土地だった西サハラが、アラブの独裁国家になるよりはアルジェリアとモロッコに管理された状態で、住民たちが安全で幸せに暮らす方がマシなのに、潘基文総長はなぜ問題をより複雑にしてしまったのか不思議だ。
共感002 非共感001 モロッコ海域で操業中の韓国の乗組員がゲリラ組織に拉致されモロッコ政府が頭を悩ませているのに、そこに油を注いでどうするのか?1980年代に韓国の船員がモロッコに行って外貨獲得をどれだけ沢山稼いだのか忘れたのか? 我々はモロッコに感謝しなければならない立場だ。
共感001 非共感000 まだ結論が出ていない状況で判断することは出来ないが・・・ 私はこの状況で同族の潘総長に肩入れするのは、同じ韓国人として恥ずかしいだけだ。
>>>管理人補足