韓国の掲示板に「日本の戦艦武蔵の沈没」というスレッドがあったので紹介します。
日本の戦艦武蔵の沈没
引用:http://bemil.chosun.com/
http://goo.gl/UwBLhI
>>>記事の翻訳
>>>韓国人のコメント
韓国人
最後の出港前に、わざわざ目につきやすい色で塗装し出撃していたんですね。すなわち大和のようにバンザイ突撃を敢行して沈没したんです。しかし本当に大きですね。ところで同型艦の大和の方が武蔵よりも大きかったといいます。
韓国人 一番笑えるのは空母を活用して、真珠湾で大勝し、巨艦巨砲時代から空母時代に変わるキッカケを作ったのも日本だったのに、そうしておいて、戦艦で戦おうとしたなんて・・・ ふふふふふ 韓国人 日本の戦艦の甲板は黄色い木製でだったと言います。太平洋戦争で活躍したパイロットの話では、とても認識しやすく照準が簡単だったと言っていました。
韓国人 文章の最初から間違っていますね。
西欧海軍が巨大な戦艦の時代は、既に過ぎ去っていることを実感したと書いていますが、大和級が史上最大で巨大なことは置いておいても、西欧海軍も空母よりも戦艦建造に集中していました。
とりわけフランス、ドイツ、イタリアは新型戦艦を建造していたが、まともな空母戦力はなく、英国それなりに空母を運用していたが、その英国さえも新型戦艦を5隻も建造したし、ライオン級の建造を中断し、在庫部品を組み合わせてバンガード級を戦後になって完成させます。
米国だけは大量の空母を建造しながら、戦艦も大量に建造した。
反面、日本は大和と武蔵だけ完成し、3番艦の信濃は空母に変更、4番艦は建造自体を中止して空母建造にシフトチェンジした。大和級は自ら運用に困るほどの巨艦で、当初から艦隊決戦思想のような妄想でしかまともに活用できなかったのが問題だったんです。日本だからと言って事実関係を歪曲するのは問題だと思う。
韓国人 >当初から艦隊決戦思想のような妄想でしかまともに活用できなかったのが問題だったんです。
日本人は作った戦艦をまともに活用することができないと言うことを問題にして、韓国人が日本を無駄に卑下していると言いたそうですね。では、あなたの見解どうり、当初から日本の戦艦をまともに活用した場合、そのように活用したのか一度説明してみてください。
米国が黙って座ったまま、眺めていると思いますか?ふふふふ 韓国人 日本が戦艦を正しく活用していなかったのが惜しいというのではなく、客観的に見て艦隊決戦思想などと言う実現性が低い妄想に基づき、主力戦艦を温存しようとして有効に戦艦の火力を活用できなかった事を批判したんです。
他の列強は戦艦をそのような理由では温存せず、もっと自由に戦艦を活用していました。
日本軍はとても想像もできない、輸送船団護衛のような任務にも米国や英国は戦艦を投入しいました。日本海軍の戦艦は戦争中に何をしましたか? 金剛級が第一線で米海軍の艦隊と必死に戦って撃沈された時、艦隊決戦思想の中心である他の日本の戦艦は何をしていましたか?
大和級に水兵たちが付けたニックネームを知っていますか? 大和ホテルや武蔵旅館です。
日本海軍の主力空母4隻が撃沈されたミッドウェイ海戦で、一歩遅れて戦艦による米海軍艦隊の攻撃の際も、これを予想して距離を広げた米海軍艦隊に追いつかことができず、最終的に攻撃を放棄して帰還しました。そもそも空母機動部隊と戦艦部隊を離れた位置に配置しておいたのが、無駄に距離がひらいた原因です。
ガダルカナル島を巡って行われた数回の海戦でも金剛級以外の日本の戦艦は何しましたか? 金剛級の霧島が米海軍の新鋭戦艦ワシントンによって破壊されてい時、他の日本戦艦はどこにいたのでしょう?
私が最も最悪だと見ている日本の戦艦は大和です。いわゆる沖縄特攻に行く際に米海軍艦載機の集中攻撃で沈没しました。何千人もの乗組員たちと一緒にです。日本では大和を激しく美化してしまい、個人的には大和の最後こそ、当時の日本の軍国主義の実体だと思います。政府や軍の高官が面子のために何千人もの兵士を平気で犬死させたんです。それを美化して賛美する日本の極右には脳がないのかと思っています。 韓国人 ミッドウェイ海戦で米海軍がなぜ日本戦艦を避けたのか? まさに対応できる戦艦がなかったからです。
真珠湾奇襲で轟沈したアリゾナのほか、他の戦艦もみな修理中だったので、米海軍は残った空母機動部隊だけで戦っていたので、日本戦艦との接近戦は絶対に避けなければならなかったんです。
ガダルカナルでヘンダーソン飛行場や米海兵隊を攻撃するために、陸軍の兵士を送り込み銃剣突撃をさせるよりも、戦艦を何隻か送って砲撃を加えるほうが何倍も効果的なはずなのに、日本の戦艦の大半はホテルや旅館とよばれながブルネイで遊んでいました。
韓国人 戦争の後になればなるほど米海軍の戦力が強化され、日本海軍は度重なる戦闘により弱体化し、スレッドで書かれているように、その自慢の巨大戦艦を有効に使えず、ただ無意味に撃沈されてしまいました。
まだ戦争初期から中盤にかけて、戦艦が活躍できる状況もあったのですが、艦隊決戦思想に縛られ主力戦艦温存のため無意味な日々を過ごしてしまいました。
日本の右翼が美化して賞賛する大和に対して、韓国人である私が惜しんだりするはずがありません。 韓国人工業生産力だけでも8~10倍程劣勢で、戦略資源や食糧などの生産量はそれ以上で劣勢で、工業技術力と科学技術力もレベルの低い日本では勝つことは最初から不可能だったんです。
韓国人 たくさんご存知のようですが、議論を展開するには更に深い知識が必要です。
大和建造時には、既に日本海軍において世界初となる空母を主体とした航空決戦思想がほぼ確立されていました。山本長官が専攻の砲術を航空に変更して飛行機の操縦技術を習得しました。
大西や源田など航空の専門家達は射程が最大40km前後の戦艦に比べれば、400km程度遠方まで攻撃可能な飛行機と航空母艦が今後の戦闘の勝敗を左右すると進言しましたが、海軍はこれを無視して武蔵や信濃など大型戦艦の建造を進めました。
武蔵1隻の建造費で、空母飛龍を何隻も作る事ができたのに、開戦後何の役にも立たなかった戦艦に比べれば、飛龍の活躍は凄かったといえます。