防衛事業庁は、韓国軍が北朝鮮の長射程砲を先制打撃するために開発中の「戦術地対地誘導兵器」に軍用GPSを搭載する案を米国側と協議していると7日明らかにした。
韓国、米国と「戦術地対地誘導兵器」に搭載する軍用GPS導入協議中
引用:ネイバーニュース/NEWSIS
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防衛事業庁は、韓国軍が北朝鮮の長射程砲を先制打撃するために開発中の「戦術地対地誘導兵器」に軍用GPSを搭載する案を米国側と協議していると7日明らかにした。
キム防衛事業庁のスポークスマンはこの日、国防部の定例記者会見で「韓国軍が開発中の戦術地対地誘導兵器に対ジャミング(Anti - jamming)が可能な軍用GPSが正常に導入することが出来るのか」という質問に「GPS販売承認手続きは、高度のセキュリティが要求され手順が難しい」とし「米政府と私たちの側との間の販売承認手続きが進んでおり、現在、米政府と協議をしている」と述べた。
国防部は先月30日、今後5年間の軍事力の構築の青写真を描いた「2017〜2021年の国防中期計画」を発表し、北朝鮮の長射程砲の脅威に対応するための方策として、戦術地対地誘導兵器の開発計画を明らかにした。
戦術地対地誘導兵器はGPS誘導技術を使用して、北朝鮮の長射程砲陣地を先制打撃する武器で、射程120㎞、地下コンクリート防火壁まで貫通することができ、韓国版バンカーバスターと呼ばれる。
韓国軍は2018年までに開発を完了し、早ければ2019年から実戦配備する計画である。これと関連し北朝鮮は私たちの首都圏を攻撃するために、軍事境界線(MDL)120㎞以内に新型300㎜放射砲と自走砲など300門余りの長射程砲を集中配置したと伝えられる。
キムスポークスマンは「韓米間のGPS合意覚書に基づいて、私たち軍が開発している武器システムに軍用GPSを搭載するのは不可能ではないか」との指摘には「装着は可能である。それほど大きな問題にはならない」と反論した。
キムスポークスマンはまた「相当なレベルのセキュリティ対策を講じなければならないだけに、米政府の販売承認手続きは、妥当な手順」と「厳格にあつかわなければならない」と説明した。
韓米両国が1994年3月に締結したGPS合意書によると、米国政府は対外軍事販売(FMS)方式で販売した武器システムだけに軍事用GPSの装着を許可していると伝えられている。これにより韓国軍が独自に開発した武器には妨害攻撃に脆弱な市販のGPSしか使用できないという指摘が提起されてきた。
>>>管理人補足
興味深い記事を見つけたので翻訳してみました。不覚にも管理人は「韓米両国が1994年3月に締結したGPS合意書」の存在を把握していませんでした・・・ 本当に反省しています。すいません・・・
米国政府は対外軍事販売(FMS)方式で販売した武器システムだけに軍事用GPSの装着を許可していると伝えられている。これにより韓国軍が独自に開発した武器には妨害攻撃に脆弱な市販のGPSしか使用できないという指摘が提起されてきた。
これって、韓国が自慢しまくってる玄武シリーズとか全滅じゃないですか? 管理人が知ってる範囲で名前を挙げても
・玄武-1 短距離弾道ミサイル 射程120km
・玄武-2 短距離弾道ミサイル 射程300km
・玄武-2B 短距離弾道ミサイル 射程500km
・玄武-3 巡航ミサイル 射程1500km
・海星 対艦ミサイル
・天武多連装ロケットに搭載される239mm誘導ロケット
・師団級とか呼ばれる小型の無人偵察機が多数
・米国から購入したイージスシステムを搭載した世宗大王級駆逐艦以外の全艦(戦闘システムやレーダーなど全て米国以外の国から調達してるはずなので)
一節によれば、玄武シリーズなんかは全体タイプ合計で3000発以上保有してるらしいのですが、これ全部、商用GPSを搭載しているのが確定というわけですね。あくまで半分冗談のつもりで見てた部分はあるのですが、GPS合意書の内容が本物であれば・・・
慣性航法装置だけでもある程度は誘導出来ると思いますが、こんなの開発するの金を使うぐらいなら米軍から購入した方がいんじゃないの? と思うのは管理人だけ? 売ってくれないというのは置いておいて(笑)
このままだと味方機と識別できないからな
どうすんの