一般人にとって聞き慣れない、この大会に2013年から参加している韓国陸軍士官学校の生徒たちが、大会参加2回目にして中上位圏の成績を納め、新しいダークホースとして浮上したという知らせである。 これは本当にだろうか?
写真引用:ソウル新聞
※記事の内容が非常に長いので記事翻訳の後に、要約をしておきますので記事翻訳は読まなくてもOK 米軍で特訓を受ける陸士生徒、韓国軍の暗鬱な未来
引用:ネイバーニュース/ソウル新聞
http://goo.gl/X1l471
>>>記事の翻訳
米国ニューヨーク州、ウェストポイントにある米国陸軍士官学校は毎年4月初めになれば、米国内の他の士官学校やROTCだけでなく、世界各国から集まった士官候補生たちで混み合う。
これは二日間の実戦に近い様々な状況下で、これまで磨き上げた技量を発揮し、どの国の、どの士官学校が世界最高であるのかを掛けて熾烈な勝負を繰り広げる。まさに50年以上の歴史を誇るサンドハースト大会(International Sandhurst Competition)である。
一般人にとって聞き慣れない、この大会に2013年から参加している韓国陸軍士官学校の生徒たちが、大会参加2回目にして中上位圏の成績を納め、新しいダークホースとして浮上したという知らせである。
これは本当にだろうか? 最初の大会参加時の成績は、58チーム中52位だった。
サンドハースト大会は、本来国際大会ではなかった。ベトナム戦の真っ最中だった1967年、米陸軍士官学校に勤務していたイギリス陸軍将校の提案で、米陸軍士官学校生徒の体力と小部隊戦闘技術を評価するための競技大会として始まったのがサンドハースト大会だった。
大会の名前米陸軍士官学校の別名「ウェストポイント(West point)」ではなく、英国陸軍士官学校を意味する「サンドハースト(Sandhurst)」なのは、最初の大会を提案したイギリス陸軍将校が大会優勝商品として掲げたのが、英国陸軍将校用の軍刀(Officer's Sword))であったためだ。
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この大会は米海軍士官学校と空軍士官学校、そして各大学のROTCが参加し始めて規模が大きくなった、1994年には外国の士官候補生の参加が許可され、今のような「士官候補生のオリンピック」となった。
毎年10カ国以上から1000人余りの生徒が参加するこの大会は、実戦で必要なさまざまな技量を評価する。9人で1つの部隊を構成(女性生徒1人を含む:必須)して実施される評価項目は、個人火器と共用火器などの射撃術と体力、手榴弾投擲、応急処置と負傷者の輸送、戦術通信と火力支援要請、軍用車両操作のような戦闘技術から交戦中に発生する国際法的な問題への解決能力など、非常に広範囲である。
評価は、一人一人に非常に高いレベルの体力と熟練した戦闘技術を必要とし、特にチーム単位で評価を受けるため、高度のチームワークも必須だ。
主催側の米陸軍士官学校は、毎年平均30個のチームを、米海事と空軍、沿岸警備隊士官学校とROTCは年平均20個のチームを参加させる。
海外チームでは、韓国とイギリス、カナダ、チリ、中国、メキシコ、ドイツ、ラトビア、オーストラリア、トルコ、日本など11チームが参加した。
1994年に海外生徒が参加してからの優勝はアングロサクソンの独壇場であった。毎年2つのチームを出場させるイギリス陸軍士官学校がなんと16回も優勝し、世界最強を自負している。
その後、米国陸軍士官学校、オーストラリア、カナダ陸軍士官学校の生徒たちが追いかけている。
我が国の陸軍士官学校は、2013年からこの大会に参加した。最初の大会参加時の成績は、58チームのうち52位。陸軍士官学校は国内最高のエリート将校養成機関であることを自負したが、世界的なレベルに全く及ばないということが如実にあらわれた。
(中略)
問題はサンドハースト大会を通じて、韓国軍の将校養成教育システムの深刻な問題が、そのまま明らかになったのである。
陸士生徒は3人2室(ベッドルーム+学習室)の快適な生活空間に加えて、高品質の被服・食事が提供され、ノートパソコンをはじめとする様々な学習機材が支援されるだけでなく、品位維持費として月40万ウォン以上の給与が支給される。
このように陸軍士官学校が1人の士官候補生を養成するのに使うお金はなんと2億4000万ウォンを超える。ROTC候補生の20倍、他の士官学校の生徒の4倍を上回る費用である。
多くの予算と時間が投資されただけに陸軍士官学校の士官候補生は、いくつかの将校養成課程の中でも最高のエリートで評価される。
ところが、このように多くの予算と時間を投資した生徒たちでさえ、外国士官候補生たちとの競争では、低い成績を受けたとすれば、大韓民国の初級将校たちの全体的な質的レベルが深刻な状態であることを推測することができる。
韓国軍は、国連平和維持軍の経験が豊富な方だが、実戦経験はほとんどない。交戦状況が発生していない地域だけを選んで派兵し、交戦が発生し負傷者が発生した場合、世論が急速に悪化するため、交戦の状況が発生しても、現地指揮官が介入を極度に回避するためである。
実戦経験がないから、実戦での教訓を得ることができず、同盟国や友好国の実戦事例に接しても、これを戦訓に反映することが、ほとんどないほど硬直されているのが韓国軍である。
例えば、銃に付着する各種付加装置が発達して、市街戦と山岳戦での戦い環境の変化によって銃の携帯方法や射撃姿勢、そして射撃術も今では数え切れないほど多様化した。しかし韓国軍は今だに2種類の射撃方法しか教えていない。もちろん、薬莢の紛失や事故への懸念のため移動しながらの実弾射撃は夢さえ見ることができない。
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このような教育環境で育成された陸士生徒は、2013年のサンドハースト大会で58チーム中52位という衝撃的な成績で帰ってきた。特に射撃で、一般的な大学のROTCチームにさえ大きなスコア差をつけられ下位にとどまった。
このため陸軍士官学校は2014年大会には参加しなかった。良い成績を収めるため一年を越える期間、準備したのだ。
国際大会で、このような深刻な問題が明らかになった場合、軍全体に大掛かりな教育訓練システムの変化があるげきなのに、このような変化は陸軍士官学校内でのみあった。陸軍士官学校はサンドハースト大会をベンチマークし、生徒の教育訓練システムを強化し、在韓米軍の第1装甲旅団と第2歩兵師団の協力を得て大会参加チームのための訓練を受けた。
在韓米軍将校の中でウェストポイント出身、サンドハースト大会の経験がある将校を選抜し、東豆川のキャンプ・ケイシー(Camp Casey)で集中的なトレーニングを実施した結果、2015年大会では総合12位という優秀な成績を収め帰ってきた。
この成績に鼓舞されるように陸士は今年も在韓米軍に訓練を受けた。今年2月初めから韓米連合師団と訓練の協力関係の拡大覚書(MOU)を締結して、サンドハースト参加経験のある将兵を選抜して、陸軍士官学校の大会参加チームのトレーニングを任せだ。
今年、4日間実施された訓練を経て、陸軍士官学校のチームは13位の成績を収めた。
各国がサンドハースト大会に生徒を派遣することは、生徒間の競争を通じて生徒たち一人一人の成長欲を刺激し、体力と戦術的な技量を向上させ、各国の異なる戦術と最新の戦訓を共有し、自分たちの戦術と教義の発展を図るためである。
しかし我が国の陸軍士官学校は大会参加のためのチームを別に選抜して、そのチームのみ別の教育訓練をさせて大会に参加している。大会に参加して帰ってきた生徒たちが体得した貴重な教訓が陸軍の教育システムの変化に反映されることがないということだ。
2015年大会12位の記録後、陸軍士官学校の内部では、結果報告と学術誌寄稿などを通じて「高得点を得ることができる種目を集中的に準備して、脆弱な分野を補完する方法で、2016年を準備する必要がある」という意見が提示された。
大会を通じて体得した教訓を、私たち軍の教育訓練システムの変化のためにどのように適用するかについての議論は皆無だ。
これは、この大会を単に「順位遊び」として認識しているということだ。
しかし、このような現実は単に陸軍士官学校だけの問題ではない。生徒が国際大会を通じて貴重な教訓を持って帰って来ても、すでに硬直化してしまった韓国軍には、生徒たちの教訓を受け入れ教義の発展させようという意志ないからである。
米軍将校は、毎年繰り返される韓米連合訓練で韓国軍の行動を見て舌打ちする。
訓練を通じて戦術技量を向上させようという考えではなく、どのようにすれば安全で事故がなく訓練を終えることができるか、そしてどのようにすれば評価官や管制官に、気に入られるかを悩んでいるのだ。
(中略)
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韓国の無事故◯◯万時間を誇る戦闘機やヘリ部隊が多いのは、気象条件が良くなければ、その日フライトスケジュール自体をキャンセルしてしまうからである。
戦車や装甲車は敵陣に突撃するとき、敵から殺到する銃弾から人員を保護するための装備なのに、韓国軍は事故発生を恐れて、操縦手と車長などの乗組員が車体から上半身を出して車両を操縦する。
本来の趣旨から言えば、装甲車に乗る意味を完全に失わせるコメディに違いない。
このような教育訓練システムで「韓国軍の最高エリート」と評価されている陸士生徒でさえ、世界的水準には全く達しておらず、良い成績を出すためには今後も継続して在韓米軍の助けを受けざるをえない。
しかし、このような大会のために特別に編成されたチームのみ行われる、特別な強化プログラムは韓国軍全体の戦闘力の向上には、何の役にも立たない。(引用はここまで) >>>記事の要約
米国陸軍士官学校で開かれるサンドハースト大会は、世界各国の士官学校候補生が参加し、どの士官学校が世界最高であるのかを掛けて熾烈な勝負を繰り広げる。
韓国陸軍士官学校が2013年に初めて参加した時の順位は53チーム中52位。
これに衝撃を受けた韓国は2014年の参加をパスして、特別に編成されたチームに、サンドハースト大会用の特別強化プログラムを実施し、さらに駐韓米軍の中でサンドハースト大会に参加経験をもつ将校に指導してもらい臨んだ2015年大会で12位と躍進を遂げた。
さらに2016年は、韓米連合師団と訓練の協力関係の拡大覚書(MOU)を締結し、完全に駐韓米軍にトレーニングを任せ、13位という成績を収める。
問題はサンドハースト大会の本来の趣旨、各国との交流や、異なる戦術と最新の戦訓を共有し、自分たちの戦術と教義の発展を図る目的が欠落していること。大会用の特別強化プログラムは、参加するための特別編成されたチームにしか適用されず、大会で得た最新の戦術や戦訓も、軍の教育プログラムに全く変化を与えていない。
参加者による報告書も「高得点を狙える種目を集中的に準備して、脆弱な分野を補完する方法で、2016年を準備する必要がある」と報告するほど、この大会を単に「順位遊び」として認識しているということだ。
これは韓米合同訓練でも同じだ。米軍将校は、毎年繰り返される韓米連合訓練で韓国軍の行動を見て舌打ちする。
戦術技量を向上させる気は全くなく、ただ安全で事故がなく訓練を終えることしか考えておらず、評価官にどのようにして気に入られるかを悩んでいる韓国軍に舌打ちをするのだ。
韓国の無事故◯◯万時間を誇る戦闘機やヘリ部隊が多いのは、気象条件が良くなければ、その日フライトスケジュール自体をキャンセルしてしまうからである。
本来の趣旨から言えば、これは完全にコメディだ。
※2015年サンドハースト大会で12位を獲得した当時の記事
日本の自衛隊を圧倒する韓国軍の実力とは?
陸軍士官学校が10、11日の二日間、米国陸軍士官学校で開かれた2015年サンドハースト大会で12位の成績を収めた。
一部では、8カ国59の参加チームの中で上位というだけで拔群とは言えないと評価する者がいるが、そんなことはない。言葉の壁や不慣れな訓練場の状況、韓国軍とは差がある戦術教義状況下得られた貴重な成果だ。
初参加の2013年大会で58チーム中52位を記録した2年前に比べれば成績が飛躍的に向上した。アジア諸国の中では順位が最も高い。日本の自衛隊の士官学校である防衛大学の47位とは比べ物にならないほど良い成績である。
(中略)
陸軍士官学校は来年から2チームを大会に参加させて10位以内に入り、徐々に成績を上げていくという目標だ。陸軍士官学校の2·3·4年生の生徒13人で構成された[サンドハースト派遣チーム]を率いたバク・サンジュン中佐は、「業務後に自発的にフィットネスなどをして、大会準備をした後輩の生徒の努力の成果だ。世界各国のエリート士官候補生たちとの交流と競技を通じて自信を高め、戦闘技術の国際的な流れを把握するようになったのも目に見えない成果」と述べた。
サンドハースト大会で陸軍士官学校が良い成績を収めたため、国内の他の将校養成機関の関心も高まった。
>>>韓国人のコメント
共感1051 非共感004
我が国では、大抵のものが見せかけであり競技大会のようなルール下では実力を発揮するが、実戦では全く通用しない。
共感642 非共感021 いつ韓国軍の未来が明るかったったのか?(笑) 共感345 非共感014 本当に言うべきことがないね。あのようにしてまで良い成績を収めて何の意味があるのか?
共感056 非共感002 点呼準備だけは世界最強である 共感032 非共感000 久々に正しいことを指摘した記事だ
共感032 非共感007 これが60万強軍の真の正体であり、その実態は張子の虎と言うのがぴったりだね。
共感023 非共感005 この記事を読むと顔が真っ赤になって・・・ ただ恥ずかしいという言葉しか出てこない。 共感011 非共感002 ここまでしてサンドハースト大会に出場する意味があるのか? 実際の韓国軍の実力や戦術などからかけ離れた特別編成の部隊が良い成績をおさめても、韓国軍の実力を示したとは到底言えない。 共感009 非共感002 まさに受験勉強に近いね(笑)
共感006 非共感000 米軍に訓練を頼むなんて・・・ もはや韓国軍ではなく米軍としてエントリーした方が正しいのではないか? 共感008 非共感000 これは韓国軍だけの問題ではなく、韓国人の問題である
共感005 非共感001
非常に深刻ですね。このような上辺だけの数字を信じて油断をしていれば、実際の戦争でどんな目に合うのか・・・
共感005 非共感001 もう韓国軍は軍隊ではなく、ボーイスカウトのキャンプである。
共感006 非共感002 米軍が冷めた目で我々の軍をみているのを実感しました。世界5大陸軍??? 本当に笑わせますね。