東日本大震災の際に「全世界でも類例がないほど想像を超越する支援をしたのが韓国」と言うのは何故なのか調べてみた。
日本で自然災害が起こる度に、韓国人が口にする「日本は韓国の寄付金を意図的に減らして国民に伝えている」と言うコメントですが、なんとなくネットを漁って情報を集めてみました。完全ではないですがある程度情報が揃ったのでまとめてみます。
韓国では一体、日本へ幾ら寄付したことになっているのか?
そもそも韓国の寄付の総額はいくらなのか? 韓国側に公式な集計はありませんし、ネットの情報もマチマチで一概にはいえませんが、韓国で言われている東日本大震災の際、韓国側が「集めた」という寄付の一覧の翻訳。
KBSと大韓赤十字社
4月に191億ウォン、26日(2回目)155億ウォン、計2回、日本赤十字社に送金
社会福祉共同募金会:132億ウォン(4月18日までの受付分)
民間団体基金:560億ウォン(4月20日までの受付分)
KBS募金:346億ウォン(4月191+155)
企業による直接寄付:300億ウォン
社会福祉募金会:132億ウォン(4月18日までの受付分)
朝鮮日報購読者:119億ウォン(4月10日までの受付分)
個人最多金額:1,300億ウォン(孫正義)
※精油施設支援:6,300億ウォン(倒壊した日本の施設への支援)
・SK:2億ドル(2000億ウォン、石油精製所が破損して精油のできないJX NOEの中東産原油200万バレルを代わりに購入し、26万バレルのガソリン支援と重油1万トンを日本の東北地方に供給)
・GS:150万バレル(1500億ウォン規模の原油をJX NOEから購入し、石油製品の供給を約束)
・S-Oil:240万バレル(2500億ウォン規模、日本を助けるため進行中だったすべての輸出取引を中止し、日本240万バレルを緊急支援)
総寄付:9000億ウォン(政府支援金と個人の直接寄付は含まず)
※個人の寄付は日本が独島話をしたため停止
※韓国政府:14億ウォン
ソース:http://goo.gl/f1G9Bg
このデータによると総支援金9000億ウォン(100円換算で900億円)となるんですが、「KBSと大韓赤十字社の寄付金」と「KBS募金」が2重表記されているのは?
※精油施設支援:6,300億ウォン(倒壊した日本の施設への支援)とありますが、確かに支援には感謝しますが、これは汚い集計の仕方です(笑)
6300億ウォンを現金で支援したのではなく、SKとGSは石油精製施設のダメージで精製が不可能なJX NOEが持つ原油を買い取ってくれたという話で、精製したオイルを日本に販売しただけ。S-Oilは優先的に日本に石油製品を売ってくれたという話で、タダくれたわけではない。6300億ウォンは日本に販売した石油製品の総額であり、これを寄付に含めるのはどうなのか?
あと一番おかしいのは「個人最多金額:1,300億ウォン(孫正義)」が韓国分の寄付に含まれてカウントされていること(笑) 多分、在日だからと言いたいんでしょう。
韓国のWikipediaでは、どの様に伝えているのか?
韓国の「namu.wiki(韓国版wikipedia)」からの引用を翻訳したもの(抜粋)
2chでは2011年3月28日時点で「韓国は台湾よりも少ない支援をしている」とか「この機会に少しだけ支援して後から、あの時の恩を返せと言い出す浅ましい発想」等などの発言をまき散らしている。
参考までに2chでは台湾から2億円程度の義援金がきた時、真の友好国として涙を流した。
韓国は国家次元で行った支援が1500億ウォン程度、民間による寄付金が2300億ウォンであるから合わせれば約4000億ウォンだ。韓国の全体支援金は、台湾の全体の支援金の約200倍という事実を考えてみれば本当にネット右翼は答がない。
その上このような差は、救助隊の規模や食品などを含んだ物品支援を含めばさらに広がる。
さらにソフトバンクの孫正義会長がひとまず100億円(約1300億ウォン)を寄付して、今後引退する時までの年俸全額(2009年基準1億8千万円、約23億ウォン)を引き続き寄付することにしたという。
ソース:https://goo.gl/949SO4
どうやら4000億ウォン~9000億ウォン(約400億~900億円)を日本に寄付したと、多くの韓国人は思っているようです。そして日本が台湾と比較して~とありますが、韓国特有の自尊心が許さないのか、台湾の正しい寄付額を伝えておらず、逆に台湾の寄付額を意図的に縮小し、韓国の寄付額と比較しホルホルしています。
どこで数字のマジックが起こっているのか?
因みに赤十字によれば、一概に寄付と言っても集計方法があって、国内外の個人や企業が直接、日本赤十字に募金を送った場合は「義援金」にカウントされ、各国の赤十字(赤新月)を通じた日本赤十字への支援金は「海外救援金」としてカウントされるようです。
日本のwikipediaによれば、韓国の義援金は約2億2000万円(約20億ウォン)、海外救援金は約30億円(約300億ウォン)、計32億円(約320億ウォン)と集計されています。
KBSと大韓赤十字社の寄付「4月に191億ウォン、26日(2回目)155億ウォン、計2回、日本赤十字社に送金」とあり、合計は346億ウォンで、日本赤十字が発表している韓国分の海外救援金額と大体一致します。
ということは、大きな食い違いがあるのは「義援金」の方で、おおよそ考えられるのは韓国の企業等が物資等で支援したものと、現金で支援したものを混ぜて考えているからこんな話に(笑)
このような物資と現金を混ぜて考えれば他国の義援金額も跳ね上がるし、そもそも国内外の個人や企業が直接、日本赤十字に募金を送った場合にしか「義援金」にカウントされないので、韓国だけと言うわけではなく他国も同じ条件で計算されているはずです。
特に酷いのは、精油施設支援として630億円、孫正義の寄付が、韓国の寄付としてカウントされているので、全世界でも類例がないほど想像を超越する支援をしたのが韓国だと言うんでしょう。
韓国と同じ集計条件で見た場合の台湾の寄付額は、義援金(2013年4月5日時点)約29億円、海外救援金(2016年2月29日時点)約70億円。どう見ても台湾の圧勝です。こちらも物資による支援金額を合わせればさらに額は膨らむでしょう。
やっぱり韓国人の考え方は異常
結論として、韓国人は義援金と海外救援金をあわせて約400億~900億円を日本に送ったはずなのに、日本は32億円だと集計を発表してる、この差額を理解できていないのが原因。
韓国人が言っているのは水からガソリン、サービスなどを全て現金換算した場合の額(本当の額なのかは知らないw)であって、そんな集計方法ではカウントしていません。もちろん全ての国も同条件。
素直に事実を認められない、韓国人らしい原因でした。はぁスッキリしたwww