日露海戦を勝利に導いた日本の提督が輝かしい戦功を立てたのは事実だが、李舜臣将軍と比較すると、足の指一本も及ばない。
忠武公の誕生日記念特別寄稿
偉大な亀甲船、なぜ私たちを見すぼらしく見せるのか?
引用:ワシントン中央日報
http://goo.gl/nn4eLI
>>>記事の翻訳
偶然と言うには本当に不思議な一致である。
4月28日忠武公の誕生日を控え、米海軍研究所USNIニュースは4月6日付の記事で、突然、人類の歴史の中で最も偉大な戦艦7隻を、900人の専門家の意見を参考に選定し発表した。李舜臣将軍の亀甲船は、その中でも2番目に紹介された。
まるで忠武公の誕生日に際して、李舜臣将軍にもう一度、敬い礼賛でもしようとするようで、紹介順位を見ると、亀甲船の次には、太平洋戦争でも活躍した艦名を引き継いだ海上要塞9万5000トン級空母USSエンタープライズと、韓国戦争に参戦した戦艦USSアイオワなど巨艦が付き従っていることに当惑をする。
しかし、一番最初に紹介された戦艦が米国独立戦争中に、海洋大国の英国海軍を無力化させた木材帆船戦艦USSコンスティテューションを挙げたことから、その相関性を探してみる。
すなわち、USSコンスティテューションは、サイズが約3倍大きいが、亀甲と同様に木船であり、帆は1つ、多くても3つをつけて、鉄板による装甲をもった鉄甲船である。
米国人の認知度と自尊心のために、米国の独立に貢献した神話的戦艦であるUSSコンスティテューションを冒頭に上げたため、この船と類似性が多いながらも、時期的にはむしろ206年も先に、奇抜な屋根装甲まで備えた亀甲船の独創性を認めない訳にはいかなかったのだろう。
特徴的な違いは武器の発達と防御対象に応じて、鉄板の部位が異なるという点だ。
亀甲船は鳥銃(火縄銃)と日本軍の特技である、敵船上に乗り込み刃物による白兵戦から船を守るために、鉄板の屋根を被せたことに対し、USSコンスティテューションは、二百年の歳月を経て強大になった艦砲から船を守る目的で、船の側面外壁に鉄板を取り付けた。その結果、英国軍艦の砲弾がUSSコンスティテューションに命中しても、鉄板を貫通することができず跳ね返したため、USSコンスティテューションは不敗神話的な名声を得た。
亀甲船の鉄板による屋根説は韓国の主流史学界では否定されているが、日本側の参戦記録には登場している。
私は亀甲船の鉄板による屋根は、防弾の目的ではなく、放火の目的のために設置した可能性が高いと思う。当時は干し草に火をつけて敵船に投げ込む火攻戦法が珍しくなく、鉄釘が突き出ている亀甲船の屋根は、火がついた干し草がかかって落ちずに燃え広がるという決定的弱点があり、その補完策が必要となったものと考えられるからである。
ただ米海軍の亀甲船の解説には、私たちを恥ずかしくさせる重要な記述が一行含まれている。
引用すると「李舜臣は(壬辰倭乱の1年前)1591年、それよりも約200年前にあった設計と特徴を復活させて改良して、亀甲船を開発し建造した」として、ほとんどの韓国人が亀甲船は李舜臣が考えだし作ったという常識を否定している。
これは「太宗が臨津江で練習をする亀甲船を見た」という、太宗実録の記録を引用したものである。
1920年代の日本海軍が戦略研究のため、李舜臣将軍を深く研究したと主張する川田功は、自書「砲弾を潜りて」で「日露海戦を勝利に導いた日本の提督が輝かしい戦功を立てたのは事実だが、李舜臣将軍と比較すると、足の指一本も及ばない。李舜臣将軍にネルソンのような国を挙げての支援や、豊富な武器と船を与えた場合は、私たち日本は一瞬にして占領をされていただろう。大変に失礼なこととは知っているが、韓国人たちは李舜臣将軍を英雄だと持ち上げるだけで、彼が本当にどれだけ偉大な方であるかということは、私たち日本人よりも知っていない」と書いた。
確かに恥ずかしくて頭を挙げることができない。
再び、この偉大な先人の誕生日を迎え、私たちは李舜臣将軍をまだ知らないという謙虚な気持ちで再度勉強して、新しい忠武公李舜臣に会うきっかけを作ってほしい。
>>>管理人補足
ワシントン中央日報の記事で中央日報の米国版みたなところの記事です。ポータルサイトには記事を配信していないので韓国人のコメントはありませんが、笑えたので翻訳してみました。
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鉄釘が突き出ている亀甲船の屋根は、火がついた干し草がかかって落ちずに燃え広がるという決定的弱点があり、その補完策が必要となったものと考えられるからである。
突き出ている鉄釘を最後まで打ち込むか、飛び出している部分を削るほうが現実的ではないですか?(笑) 軽い木造船体の一番上の部分に鉄板なんか取り付けたら、とっぷへびーでひっくり返るだけ・・・
あと李舜臣と言うと、必ず出てくる川田功(笑)
李舜臣将軍と比較すると、足の指一本も及ばない。李舜臣将軍にネルソンのような国を挙げての支援や、豊富な武器と船を与えた場合は、私たち日本は一瞬にして占領をされていただろう。
だんだん内容が酷くなっていくんですけど・・・
とある日本人が言っていました、李舜臣ネタにハズレ無し!!! と(結構本気)
誰を尊敬するかは勝手だが、記録に基づいた活躍にさせておけよ