韓国の掲示板に「オーストラリア、AIM-120Dを米国以外で始めて購入」というスレッドを紹介します。
オーストラリア、AIM-120Dを米国以外で始めて購入
引用:http://bemil.chosun.com/
http://goo.gl/WfqZSR
>>>記事の翻訳
輸出禁止に指定されていたD型が禁止を解除されたみたいです。オーストラリアが450発を$1.22億で購入することが承認された記事です。
http://thediplomat.com/2016/04/australia-to-buy-450-advanced-us-made-air-to-air-missiles/
管理人補足:AIM-120Dとは
米空軍や海軍が採用する空対空ミサイルでAIM-120 AMRAAMの最新バージョン。従来のAIM-120に比べて射程が大幅に伸び(推定150km以上)、その他多くの改良が施されている。注目すべき点は弾頭の断片化を強化したこと。いわゆる指向性破片弾頭ってやつ。
よくAIM-120とAAM-4はどちらが優れているかという話があるが、これは開発コンセプトが異なるので比較するのが難しい。
AIM-120はAAM-7に比べ小型することでAIM-9専用のハードポイント(F-16の翼端パイロンなど)にも、AIM120が搭載が可能で、従来よりも視界外戦闘用兵器の搭載を重視している現れ。
AAM-4はAAM-7の後継として開発され、サイズも重量もほぼ同級。なので戦闘機が搭載する武装の構成に変化はない。
AIM-120は敵機を直撃するのではなく近接での爆風で損傷をあたえ、とにかく戦線から敵機を離脱させること重視し、AAM-4は敵機を直撃し完全に敵機を取り除くことを重視している違いもある。
一口にスペックだけで、何方が優れているのかを語っても意味が無いと言えます。
>>>韓国人のコメント
※コメントは下記掲示板からも拾っています。
https://milidom.net/news/309371
韓国人
以前のバージョンよりも射程距離が大幅に伸びたと言うが・・・ GPSを利用して、弾道と誘導コースを最適化して、ロケットモータの容量変更なしに射程距離を増やしたバージョンですね。C7バージョンの射程が80kmというJanesの分析を見たことがあるが、今回はどれぐらい射程が伸びたのか?
韓国人 ネットではAIM-120Dの射程は180km以上だと言われています。 韓国人 Janesでは射程距離を120km以上と言っています。おそらく180kmは飛翔速度を抑えた場合の最大ロングレンジではないかと思います。
韓国人 個人的にはD型ではロケットモーターが交換されたのか?という点だけに興味がある。旧モデルにも適用可能なんだろうか?
韓国人さすがオーストラリア・・・ 世界でも米軍を除いてAIM-120Dを唯一売ってもらえる国・・・ 韓国人全面的に禁輸措置が解除されたと言うよりも、オーストラリアだから売ったのではないのか? 韓国人オーストラリアに売るのなら、韓国にも売らなければならないだろう
韓国人 ミーティアという強力なライバルが存在するため、必ず販売すると思いますよ。
韓国人 そうですね、もし韓国に売らなければミーティアを導入すればいいだけです。 韓国人 去年、韓国空軍がAIM-120Cを大量に購入していなかったか? それがもう旧式に? 無償でD型にアップグレードしてくれないのか?
北朝鮮には旧世代の兵器でも十分対応可能なんだから、戦闘機をきちんと運用出来る体勢を作る方が先だわ