韓国の掲示板に「大韓民国海軍によって墓から復活する対潜哨戒機S-3バイキング」というスレッドを紹介します。
大韓民国海軍によって墓から復活する対潜哨戒機S-3バイキング
引用:http://www.gasengi.com/
http://goo.gl/keoOc0
>>>記事の翻訳
12機導入×1機当たり600億ウォン(機体300億ウォン+搭載装備や電子機器300億ウォン)= 7200億ウォン
15〜20年の運用が可能だと言われている。新造機ならば25年の運用に+機体補強などのアップグレードで、+15年の運用が可能ではないのか?
たった15年しか使用できないのなら、お金が勿体無い気持ちになって・・・ 導入の経緯には共感する部分もあるが、どうしても物足りなさは残るね。
>>>韓国人のコメント
韓国人
腐った国防部がやることなので、もうどうにもなりません。
韓国人 P-8は高すぎて予算内では購入できない
P-3は製造中止なっていて購入できない
他の機種は、性能の検証が出来ていないので・・・ バイキングよりも性能的な優位性を確信もできないまま、高価な機体を導入するのは不可能で・・・ 結局、これしかないんだ。 韓国人 あくまで中古機は中古機で、その全てが費用を掛けてまで再生し使用に耐えうるのかは検査してみないと分からない。S-3バイキングも砂漠に保管されている100機以上の機体から、なんとか使用に耐える機体が12機あったというだけで、当初は20機の導入を予定していたんだ。だがマシな機体がこれだけしか無くて・・・
もしできるなら、P-8を少数でもいいので導入した方が、今後P-3Cの代わりP-8を導入予定なので、機種が統一出来て運用が楽になるのではないかと考えるが・・・
韓国人 あんな老朽化した機体に300億ウォンも支払うこと自体、話にならない。さらに機体に搭載するための装備をまるごと入れ替えるために、追加で300億??? 話にならない。 韓国人 12機先行導入に加えてオプション8機です。機体が見つからなかった訳ではありませんよ。どちらにせよ、S-3バイキングの導入は、本当にお金を出すのが惜しい・・・ しかし選択肢が他に無いのが残念だ。今回の導入は現在の必要な対潜哨戒機36機を急いで満たすための事業なので、予算内でP-8を20機も購入するのは不可能です。
韓国人 しかし、P-3の操縦経験のあるパイロットのP-8の悪評を見れば、強力な機体ではあるが、近海作戦能力は落ちて、武装もまたは、小型艦艇を効果的に打撃する手段が不在。沿岸作戦で効率的に打撃するには、他の機体の応援を受ける必要がある。これが韓国の必要とする機体だろうか?
韓国人 近海作戦能力が落ちるのはS-3Bも同じこと。むしろ短所がさらに深刻です。初期型のS-3Aに比べ、ソノブイの搭載量を12基に減らしてしまった上、MAD(磁気探知装置)まで降ろしてしまっているのがS-3Bだ。
そのおかげで実際の任務ではP-3Cに比べて3分の1の作戦も行えない水準でしょう。
P-3C1機の作戦任務を、3機のS-3Bを動員して、同じ内容の任務が遂行できるという意味で、それを言いかえれば12機導入しても対潜水任務の向上レベルはP-3C4機程度にしかならないという意味です。
このまま黙って待っていれば米軍の余剰P-3Cを7000億ウォン程度の予算で最低でも6機、P-3CK2に次ぐ水準の内容で改修し、導入することが可能な金額です。
シーホーク対潜水ヘリでも、24基のソノブイを搭載し運用するという事実を考えてみれば、今回導入しようとしているS-3Bはシーホークのような対潜水ヘリコプターよりも、さらに対潜水能力が劣っていると考える必要がある。
参考までに、シーホークはキャビンに予備のソノブイを搭載することが可能だ。
せいぜい12基のソノブイしか搭載できない哨戒機で行える対潜任務の範囲は、かなり限定されたものになるだろう。その上、MADがないので、12基しかないソノブイをばら撒いたら、潜水艦の音が拾える事を神に祈りながら、ひたすら待たなければならないと言うのがS-3Bの現実だ。
こんな機体を導入するために、金を使うなんて無意味です。
P-3の操縦経験をもつパイロットがP-8Aの悪評を話したという話に根拠はあるんですか? 近海作戦能力が落ちるという話は、ターボファンエンジンを搭載する機体で、P-3に比べて相対的に高速移動に効果的という声は聞いたことがあります。
P-8の搭載武装はAGM-84ハープーン6発、もしくはSLAM-ER 6発、機雷、Mk.54魚雷、航空爆弾などを運用でき、長期的にはLJDAMなどを運用する予定で、搭載兵器の改良や、新規開発される武器が整えば、P-3に比べて脆弱な部分は無くなるでしょう。 韓国人 http://photolog.blog.naver.com/PostView.nhn?blogId=yahoour&logNo=
220061442680&parentCategoryNo=35&categoryNo=&viewDate=&isShow
PopularPosts=false&from=postView 管理人補足:リンク先の話の内容を簡単にまとめると・・・
米軍のP-8は、P-3とは異なる概念で開発された機体で、どう異なるかと言うと、P-3は海面上空を低高度・低速飛行し、ソノブイやMAD(磁気探知装置)で敵潜水艦の捜索を行うのに対し、P-8は海面上空を高高度・高速飛行し、無人哨戒機のMQ-4Cトライトンを飛ばして、これと連携してP-3に比べて広範囲な哨戒範囲が特徴。
米軍はもはやMAD(磁気探知装置)による潜水艦探知を放棄したのか、今後、MQ-4Cに何らかの形で搭載するのかは現時点では不明。まぁ世界の海中には米軍の原潜もいて、この原潜が探知した情報もリンクされて、MQ-4C、P-8、原潜による、ネットワークの形成により、広範囲を効率的に捜索可能なのがウリ。なぜこのような方向に進んでのかは話が長くなるので割愛。
日本のP-1は、P-3の正当進化版といった感じ。
で、現在、この広範囲のネットワークを形成するためのシステムやMQ-4Cの配備、低空に降りてこなくても運用可能な、対潜魚雷等の開発などが、まだ間に合っていないので、この実力を発揮出来ていないと言う話。
さらに低空を飛行して作戦行動をすることを前提としていないので、小型艦艇への武装面(マーベリックやレーザー誘導爆弾)で、対処が難しい。搭載できないのではなく、マーベリックなどの小型ミサイルは、ある程度標的まで近づく必要があるので、P-8向きではなく、射程の長いハープーンで、小型艦艇を攻撃すれば威力がありすぎて木っ端みじんになる。
あとは、インド輸出型にはMADが搭載されているのに、なぜ米軍型には搭載しないのかとか、対空ミサイルに対する防御が脆弱。B-2やB-1などに搭載されてる強力な電子戦用の機器を搭載すべきなどと指摘している。
そもそもP-8は、P-3のように前線には行かず、安全な後方から広範囲の海域を哨戒するために設計されているので、従来のような小型艦艇などの不審船への対処などは切り捨ててしまったか、将来的にMQ-4Cに小型誘導兵器を搭載して、肩代わりさせるかを考えているんでしょう。
高価で、乗員数も多い機体を極力危険に晒したくないのが米軍の本音なので、P-8にP-3の全任務を肩代わりさせようとするのは端から無理なのか、インドのように金さえあれば可能といったところ。
更に管理人が補足するとすれば、この武器を見て欲しいwww
これは高高度から潜水艦狩りをするため、現在開発中のMark.54魚雷を改修するキッド。こいつは高度1万メートルから発射可能で、現在の対潜作戦の常識外から魚雷が降ってくるという代物(笑)
このようにP-8の運用方法は、従来のS-3とは全く別物で、P-3の正当進化版である日本のP-1とも別次元です。
なので、米軍のP-3操縦経験のあるパイロットのP-8に対する悪口とは、まだ完全ではないP-8に対する不満といったところでしょうか?(たぶんw)
韓国人どうせMADはS-3Bにも無いし、マーベリックは韓国軍のP-3Cも同様に運用せずにいます。(装着は可能ですが、実質的にはほとんど運用しません)
リンクしてくださった記事の中に、MADの有無が近海任務に支障を与えると書かれているが、我が国の場合、近海の海が浅く、障害物も多いため、MADの運用が極めて制限されている環境です。 そのためMADには、ほとんど効果はありません。
中国と韓国が吐き出す膨大な量の重金属や金属粒子が海に捨てられているためです。実際に私たちの近海では、MADによって沈没船すら検出できないらしい。
そのため、ソノブイが12基しかないというS-3Bでは、基本的な対潜作戦能力が不足するんです。米軍の不満は問題ではなく、S-3Bの絶対的な性能不足が問題なんです。 韓国人指摘されている話は良く分かるんですが、中古のS-3Bを300億ウォンもかけて改造するんだから、韓国海軍の要求にあった仕様、ソノブイの搭載量を増やすとか、MADの搭載とか、何らかの改良が行われるんじゃないですか? 韓国人 S-3Bの中古機の機体構造を補強して使用するんだから、P-3CKもP-3Bベースなのでソノブイなど、P-3C新規機体に比べると性能が少し低下します。手動でいちいち投下していますからね。それに比べてソノブイの投下装置自体を抜いて、MADを完全に廃止していまったS-3Bを改造するなら、その苦労ははかりしれないでしょう。
韓国人
航空機搭載対潜システム価格が300億ウォンほどです。現在予定されている装備を見れば、その価格は妥当な範囲です。音響情報処理システム、ソノブイインジケーター、レシーバ、哨戒レーダー、FLITやEO/IRST、ESMとRWRまで考慮すれば、300億ウォンという価格は安い方だ。
問題は150億ウォンで購入できると言っていた、中古機体の価格が300億に急増したという点。ここまで価格が高騰すると、もはや中古P-3を導入し、改修して使う方がはるかに優れているという結論しか出てきません。
過去のP-3CK事業の場合、1機当たり650億ウォン前後でしたから、いくら機体が老朽化したP-3だったとしても、艦上運用でボロボロになっているS-3Bよりマシです。
北朝鮮の潜水艇に対応出来れば問題無いんだし、性能や最新鋭に拘らなくてもいいでしょ