韓国空軍の主力戦闘機である「KF-16」の性能改良事業が、防衛事業庁の無理な事業推進によって4年も遅れたことが分かった。
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防衛事業庁、無理なKF-16事業推進で1000億ウォン無駄
引用:ネイバーニュース/イーデイリー
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韓国空軍の主力戦闘機である「KF-16」の性能改良事業が、防衛事業庁の無理な事業推進によって4年も遅れたことが分かった。
特に米国政府の規制を無視して事業を推進し、1000億ウォン(約9000万ドル)を超える損失をもたらしたものと監査院は監査結果を明らかにした。
16日、監査院のKF-16戦闘機の性能改良事業 推進実態調査の結果によると、防衛事業庁はKF-16性能改良事業を対外軍事販売(FMS)方式で推進しながら、価格競争(商業購入)を通じて直接業者を選定し、この会社を指定してFMSを推進する計画を立案した。
FMSは米国政府との政府間契約により、友好国に武器などを販売する方式で、米政府が直接業者を選定し、品質保証などの責任を負う形式だ。
米国政府は、訓令を通じて商業購入とFMSの同時推進を禁止しており、米国の軍当局も2011年5月「購入国とメーカーの間で行われた交渉価格は、購入国と米政府間とのLOAに反映されない」と防衛事業庁に通達した。
LOAはFMS方式において、契約金額など契約内容を盛り込んだ一種の契約だ。
それにも関わらず防衛事業庁は、2012年7月に価格競争を通じて性能改良事業者にA社選定して、A社と交渉した価格でFMSを推進した。
これに対し2012年9月、米政府は「防衛事業庁とA社との交渉価格には拘束されない」とし「総事業費は2兆3400億ウォン(20億ドル)と予想される」という意見を提示した。
その後、米政府は、A社の経験不足で、総事業費及び事業期間など防衛事業庁の要件を満たすことは難しいとして、B社への変更を要求した。
この過程で防衛事業庁は、2013年9月、米政府と総事業費の交渉が完了していないのにLOAを2段階に分けて締結することにし、2013年の予算額2153億ウォン(1.84億ドル)で、1次LOAを推進した。
防衛事業庁は、特に2013年11月の事業管理分科委員会と防衛事業推進委員会に米政府と総事業費、1兆9890億ウォン(17億ドル)で合意したかのように報告した。
また2013年12月、米国から寄せられた1次LOAの内容が国防委員の議決と異なるにも関わらず、担当チームにLOAを受け入れるよう通知した。
監査の結果、O担当者がLOAをまったく確認したこともないのに、そのチームに送られた文書には、 O担当者が受け取ったLOAの内容と、国防委員の議決内容が一致することを確認したと記載されていた。
これにより2013年12月1次LOAを受け入れ、代金を米政府に送金したが、2次LOA総事業費の交渉時に米政府が2兆8080億ウォン(24億ドル)を要求した。
結局、防衛事業庁は米政府が望むBメーカーに変更して、合計2兆2230億ウォンで事業を推進することにした。メーカー変更により事業着手は4年余りの間の遅延され、すでにA社が執行してしまった予算、約1000億ウォン(推定)規模の損失をもたらした。
監査院の関係者は「防衛事業庁にLOA受け入れ決定業務を不当に処理した担当者2人に対して解任を要求した」と明らかにした。
>>>管理人補足
分かりにくいので簡単に補足
米国から兵器を購入する際、米国政府と購入国が契約をして引き渡すFMS方式と、民間企業と直接取引を行う商業方式とがあります。
FMS方式は、一言では言えませんが、武器を購入出来ない国への無償武器援助にも利用されたりしますが、金が払える国にとっては、米国政府が開発費を投じて完成させた兵器を、第三国に販売する際に、開発を上乗せしたり、米軍の発注分にFMS方式で受注した分を計画的に混ぜて、単価を引き下げたりと、まぁ上手く出来たシステムです。
当時、韓国はKF-16の性能改良事業の費用を、米国が後から不当に値段を釣り上げたと当時は言っていました(笑)
真相はKF-16の性能改良事業はFMS方式で行うと米国が通達したにも関わらず、韓国はメーカーと直接交渉し、BAE社とロッキード社に金額を競わせ、費用の安いBAE社に事業者を勝手に決めてしまいます。
当初からロッキード社は、韓国の要求するKF-16の性能改良事業を行うのに、提示された予算では足りないと主張し、入札には提示された予算を超える額で入札したらしい。
一方、BAE社は米国国内の防衛企業を買収し、BAE社の子会社にして初めて行うFMS方式での事業で、結果的に経験不足なのか、初受注を狙ったのか、韓国の提示した予算で入札し、KF-16の性能改良事業を受注しました。
米国はこの段階で、「勝手に価格交渉すんな」と韓国側に釘を刺したにも関わらず、韓国側はこれを無視します。
その後、米国政府との契約で、事業者をもう見つけて、価格もこの予算(1兆9890億ウォン)でできると話がついてるのでよろしくと頼んだところ、米国がBAE社とFMS方式で事業を行った際の見積もりを作ってみると、全然足りないのでこの金額でと提示されたのがが2兆8080億ウォン。
結局、正確な経緯を伏せたまま、この金額だけが一人歩きをして「米国が韓国からぼった」と批判を受けます。
その後、韓国はBAE社が契約を一方的に破ったとして、契約を破棄してロッキード社と契約をし直します。しかし、実際には米国にBAE社は経験不足なので、ロッキード社へ変更するよう要求されていたのが事実。
そして再度、出てきた見積もりは27億ドル(3兆2000億ウォン)
結論:韓国が勝手に動いてBAE社と契約したけど、米国に怒られて破棄させられた(笑) きっと少しでも安く上げて、余った予算を横領するつもりだったのでしょう。 >>>韓国人のコメント
共感004 非共感003
もう驚きもない。そんなことだろうと思っていた。
共感015 非共感001 無能な公務員をクビにしろ・・・ どれだけ税金を無駄にすれば気が済むのか? 共感1342 非共感016 記事を読まなくても、おおよそ話の内容に予想がつくのが悲しい・・・ 共感016 非共感002 その1000億ウォンは誰のポケットに入ったのか?
共感1876 非共感048 防衛事業庁の職員全員を死刑にして欲しい・・・
共感003 非共感001 どうやったら、あのように国民の血税を無駄にできるのか?
共感082 非共感005防衛不正を生計型不正という国防長官がいる限り、絶対に変わることはないだろう 共感005 非共感008 刑事告発すべきなのに、なぜ解任なのか?
共感008 非共感000 防衛事業庁は北の傀儡政権から指令でも受けている集団なのか? 国防に役立つ集団ではなく、ただ国防予算を無駄させる集団・・・ 共感016 非共感000 4ギガのUSBを軍隊に納品すれば95万ウォンも支払う狂った国
共感018 非共感000 また防衛事業庁が始まった・・・
この一言に尽きる!w