降り注ぐ砲弾の中、肉弾突撃で北朝鮮軍の戦車を破壊した、シムイル少佐は6.25護国の英雄の一番手だ。
写真引用:朝鮮日報
北朝鮮の戦車を破壊した「護国の英雄」の不都合な真実
引用:ネイバーニュース/朝鮮日報
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降り注ぐ砲弾の中、肉弾突撃で北朝鮮軍の戦車を破壊した、シムイル少佐は6.25護国の英雄の一番手だ。
泰陵陸軍士官学校と原州の公園などに、彼の銅像が立っている。陸軍では毎年、最も優れた戦闘中隊長を選抜して「シムイル賞」を授与している。
国家報勲処が2011年に「今月の6.25戦争の英雄」を制定した時も、最初にシムイル少佐が選ばれた。選定理由はこのようになっている。
1950.6.25春川の戦いで、第6師団、第7連隊対戦車砲、第2小隊長として、北朝鮮軍の戦車型自走砲に対抗して、5人の特攻隊5人編成して手榴弾と火炎瓶で肉弾突撃、3両を撃破する戦果を収めた。彼の英雄的な行動は、瞬く間に伝播され、すべての前線で肉弾攻撃により敵戦車を破壊するきっかけとなった。
世間には、これよりはるかに劇的で、より躍動感があるように話を広めた。
シムイル小隊長を先頭に5人の特攻隊が北朝鮮軍の戦車に飛び乗って、砲塔の蓋を開けて手榴弾と火炎瓶を投げ込み、飛び降りると、直ぐに火柱が立ち上った・・・
筆者の小学校時代の教科書にも、このような英雄談が載せられたことを記憶している。
ところが、春川戦闘当時、第7連隊の第1大隊、第1中隊長のイデヨン少佐(当時)が、交戦四日間の状況と軍の配置図などを入念に記録した資料を渡した。その中には、このような意見が添付されていた。
韓国軍は過去に犯した虚偽・捏造のエラーを果敢に正し、正道を堂々と歩いて行かなければならない。予備役陸軍准将イデヨン
驚くべきことに91歳の老兵が正そうというのが、まさにシムイル少佐の英雄談だった。
このような偽りの神話が作られた方法は、その当時、誰も知らなかった。春川の戦いでシムイル小隊長は肉弾攻撃ではなく逃げた。私はすぐ上の高地で、その状況を見ることができた。衆寡不敵の状況だった。しかし対戦車砲1門を敵に渡して逃げたのは問題になった。彼の中隊長は激怒して「銃殺刑」にすると言って上層部に報告した。
シムイル少佐は補職を解任され、しばらくして閑職の砲兵連絡将校を務めた。国軍が北進して中共軍の介入で退却するとき、その中にいた。
1951年1月26日、彼は他の将校1人、兵士3人と一緒に妙香山の穴ぐらに隠れた。しかし中共軍にすぐに包囲された。彼は兵士1人と一緒に、裏口から飛び出して行き、銃に撃たれて死亡した。
その時28歳だった。他の3人は中共軍の捕虜になった。数日後、この将校は敵の監視が疎かになった隙に脱出した。その将校を通じてシムイル少佐の戦士の事実が確認された。
シムイル少佐の親は第7連隊に訪ねてきて「陸軍士官学校を出た三男も生死不明だ。共産を討伐をしていた警察官の次男は、死の病にかかった。そして長男(シムイル少佐)さえ死んだ、今では末っ子だけが残った」と叫んだ。これに対して後任連隊長が「勲章を一つ与える」と約束した後、帰っていった。
副官が「シムイル少佐は春川の戦いから逃げ、勲章を与えるほどの戦果がない」と報告すると、連隊長が「ノモンハン式で良いんじゃないか、満州で日本軍が肉弾突撃をして、ソ連軍の戦車蓋を開け手榴弾か入れたようにね。息子をこのように多く国に捧げたんだから、勲章を一つぐらいあげなければ」と叱り飛ばした。
たとえ英雄談が操作により出来たものでも、善意が土台になったのだ。1951年10月シムイル少佐に太極武功勲章が授与された。
ところが、国防部政訓局将校が偶然、勲章上申書を見て「すごい英雄を発見した」と国防雑誌に紹介した。これにシムイル少佐の陸軍士官学校時代の教官だった大佐が、レポートで「教官時代、生徒たちに「ノモンハンの戦い」の精神教育を行い、シムイル少佐がそのまま実践した」と撒き散らした。
軍首脳部と親しかった彼は話をもう一つ作った。
中共軍に包囲されたが、脱出したシムイル少佐が私を訪ねてきたので、調査中隊長の職務を与え寧越戦闘に送り出したが敵弾によって死亡した。
そのため寧越にシムイル少佐の慰霊碑が建てられたと・・・
偽りの神話が作られることを、なぜその時、直ぐに正せなかったのだろうか。イデヨン予備役陸軍准将はこう述懐した。
1970年代頃、春川戦闘当時、連隊長と会って「シムイルの両親が亡くなった後に正そう」と議論した。ところがシムイルの母親は、なんと100歳まで生きて2005年に死亡した。その前に連隊長が先に死亡し、戦友たちもあの世の住人になった。
最終的には生きている私に責任が残るた・・・
彼はこれまで国防部と6.25戦士編纂委員会に、このような証言を伝えた。しかし「神話」として成立したことを、今になって正すの負担になると言った。
マスコミに身を置いてみると、事実を記録することは、時には勇気が必要である。さらに、すべての人が事実と信じたいことが事実ではない時、それを正そうとするとき、自分の全てを掛ける必要があるほど危険である。
>>>韓国人のコメント
※コメントは下記記事からも拾っています。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2016/06/16/2016061603416.html 共感010 非共感000
こんなとんでもない話があったのか・・・ 今からでも正すべきだ
共感010 非共感000 どうしてこんな嘘が・・・ これはもう対国民詐欺だ 共感002 非共感000 これが事実なら大変なことになる。私も第6師団の第7連隊出身だが、シムイル少佐の英雄談は信じられないほど何度も聞いた。
共感000 非共感000 軍は今も昔も名誉というものが何なのかを知らないようだ・・・
共感000 非共感001 偽の英雄談でも必要な時があるんだ。それを今更正してどうするのか? どうせ歴史自体が嘘の塊なのに・・・ 共感129 非共感002 泣くことも、怒ることも出来ない話だ・・・ しかし歴史は正すのが正解。
共感014 非共感000 プライベート・ライアンの韓国版か? 共感013 非共感000 シムイル少佐の英雄談は、完全に嘘だなんて信じられない・・・
共感010 非共感002 日本人は韓国人は口を開けば嘘ばかりつくと悪口を言っているが、どうやら証明されてしまったようだ・・・ 共感010 非共感000 敵前逃亡をした臆病者が英雄だなんて・・・ これは事実なのか? 事実ならこれほどのギャグは見たことがない。 共感032 非共感025 私は絶対にこのような話は信じない。シムイル少佐の名誉を陥れようとする陰謀だ。
共感010 非共感001
誤った事を正す勇気は本当に賞賛しなければならない。
共感007 非共感000 これは何も恥ずべきことではない。日本のような過去を否定する嘘ではなく、両親を気遣った良い嘘だ。 共感006 非共感004 嘘は嘘だ。それ以上でも、それ以下でもない。嘘が嘘を作り出すんだ。
共感004 非共感000 確かに嘘かもしれないが、我々民族特有の他人を思いやる優しさが生んだ優しい嘘だ。こんな嘘なら騙されていい。 共感012 非共感003 この国で真実と言われている話は大半は嘘なんだろうな・・・ もう何も信用できない。 共感007 非共感003 さすが捏造と操作の大国、大韓民国
共感005 非共感008 この国に捏造で作り上げられた愛国者はどれだけいるのか、一度調査してみたほうが良いだろう