「韓国広報専門家」として活動中のソ・ギョンドク誠信女子大教授の修士論文が、いくつかの論文や文献などを盗作したという疑惑が提起された。
写真引用:日曜新聞
韓国広報専門家のソ・ギョンドク教授に論文盗作疑惑
引用:日曜新聞
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「韓国広報専門家」として活動中のソ・ギョンドク誠信女子大教授の修士論文が、いくつかの論文や文献などを盗作したという疑惑が提起された。
ソ教授は、論文の半分以上を、他の文献からそのままコピーしてきて、ソースのみ明らかにしてだけで、引用符号を入れたりインデントをしなかった。論文作成の過程で引用符を使用しない場合、原著作者の文章や研究者が直接書いた文章を区別することができなくなる。
これに加えて、論文のあちこちで内容とは関係のないソース、実際に存在していないソースを表記した虚偽引用も発見され、研究の水増し疑惑も提起されている。
ソ・ギョンドク誠信女子大教授は「独島を守る」「韓国広報専門家」として知られている。2005年、ニューヨークタイムズに独島広告を出して話題になった。それ以来、私費をはたいてビビンバ、プルコギ、韓服など、韓国文化と伝統などを世界に知らせるために活動した。
ソン・ヘギョ、イ・ヨンエなどトップスターたちも活動に参加しており、昨年MBC「無限挑戦」で日本の軍艦訪問編に出演しながら、この分野では、認知度が高い。
現在、国家報勲処傘下の財団法人「大韓国人」の非常任理事長にも在職している。
ソース表示しても引用がなければ「盗作」
問題になった論文は、ソ・ギョンドク教授の2004年高麗大学大学院修士論文「企業環境広報の手法の研究と戦略モデル-造園分野を中心に」である。
この論文は、ユン梨花女子大名誉教授、シン西江大学教授が2000年に執筆した「PR戦略論」と、ムン阪神大学教授の「企業PRのキャンペーン」を集中的にコピーしたことが確認された。
他にもいくつかの論文や新聞、隔月記事、企業のホームページの情報などの文章がそのまま論文に使用された。
ソ教授の修士論文114ページのうち、盗作疑惑が提起されたページは、計74ページ(64%)である。特に最も多くのページを占める4章と第5章の場合、文章の修飾語や述語などを変えるなどソ教授が新たに書き込んだり、直した痕跡さえなかった。完全に他の文献から丸ごと持ってきていた。
ソ教授の修士論文で発見された主な盗作形態は、別名「テキスト盗作」である。これは間接的な引用、盗作の形態のいずれか、コピーして貼り付け(copy&paste)盗作でも知られている。
(中略)
さらに「虚偽引用」もあちこちで発見された。本文の内容とは全く関係のないソース、または実際に存在していないソースを表示するかと思えば、共同研究論文の著者を分割表示した。 例えばソ教授の論文の1〜3ページは「毎日経済」 2003年10月1日付の記事をそのまま持ってきて、途中で「韓国経済」のソースを表記した。確認の結果、そのような韓国経済の記事はなかった。
58ページには、2001年に発刊された「月刊リフォーム」の記事の一部を移し、ソースには「建設産業情報」と表示した。
盗作と一緒に「研究水増し」疑惑も提起されている理由はここにある。
これに対してソ教授は「日曜新聞」と会って「当時の論文作成過程で引用符の使用などの基準が明確でなかった。原文をそのまま移す代わりにソースを表記すればいいと知っていた」と釈明した。
実際の取材の過程で、当時発表された修士論文の中でソ教授の論文と同じように作成された論文を、いくつかのを確認した。
(中略)
ただし、虚偽の引用についてソ教授は「膨大な資料を集めて出所を表示する際、混乱があった。明らか間違いだ。より入念にチェックをすべきだった」と述べた。
>>>管理人補足
コメントは付いていないのですが、面白い記事を見つけたので翻訳してみました。
ソ教授の言い分としては、論文を書いた当時は、引用先させ明記すれば、丸写しをしてもOKな時代だった。ただ引用先にミスがあったようだと言う事。
全ては時代のせい、今とは基準が違うと言っています(笑)