私たちは今回のラオスで行われたARF会議で、中国の王外交部長がサード問題で韓国にとった高慢で傍若無人な態度を目撃した。
大韓民国の選択
引用:ネイバーニュース/朝鮮日報
http://goo.gl/F6hwi4
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大韓民国はますます四面楚歌だ。
サード問題と南シナ海問題で中国は最終的に、アジアの盟主として牙を表している。米国は大統領選挙を契機に、保護貿易主義に回帰する兆しだ。日本は安倍の指揮の下、過去の強国だった時代の夢を再び見ようとしている。英国のEU脱退で、私たちの欧州市場は揺れている。
3年前、私は「韓国人だけが知らない3つの事」というタイトルのコラムで「韓国人は中国と日本がどれだけ恐ろしい存在なのか知らない」という世界の人々の指摘を紹介した。
私たちは今回のラオスで行われたARF会議で、中国の王外交部長がサード問題で韓国にとった高慢で傍若無人な態度を目撃した。
私たちは王部長の目つきと身振りで、500年以上前に朝鮮の王をひざまずかせることで、中国支配者達が嘲笑と嘲弄の表情を浮かべていた事を連想することができた。
中国は自国の利害の前では、突然、帝国的に君臨する「恐ろしい隣人」であることを示したわけだ。
私たちの歴史は、中国と日本に対する屈従の歴史であった。これまでの4000年間の歳月は迫害と貧困の歳月だった。
そんな私たちは、第2次大戦後の中日に閉じ込められていた「刑務所」から解放され、米国の手によって世界の表舞台に出てこれた。
その後60年は、民族の歴史の中で最も豊かな国を作った。中日の束縛に閉じ込められているときに、私たちは惨め国であり、その柵から脱出したとき、我々は初めて豊かな国になったのだ。
しかし今、私たちは再び、中国と日本の魔の手が私たちを襲ってくるのを感じる。
私たちが記憶しなければならないのは、再び中日の中に閉じ込められられれば、私たちは死んで、それから脱出するとき、私たちは生きることができているという歴史の経験則である。
今や我々は、中国がどのように恐ろしく恐ろしい国なのかを実感している。
私たちは、世界の舞台に出てくるために手を引っ張ってくれたのは米国だった。共産主義と戦う戦争で、私たちを助けてくれて導いてくれたのも米国だった。
しかし韓国が今、中日の包囲網に再び立ち取り込まれないように足掻く時、私たちを受け入れてくれるはずの米国は、すでに昨日の米国ではない。
米国は、私たちだけでなく、米国の善意に便乗して無賃乗車することに慣れている全世界に、この「慣習」の見直しを迫っている。
一言で言えば、中国も、日本も、ヨーロッパも自分達の利益を取りまとめるため必死なので、もう米国も自分の利益を取りまとめなければならないという話だ。
100年前の旧韓末、私たちは国内の政変の渦中で「中国か日本か」の岐路で彷徨った。
1世紀が過ぎた今、私たちは「中国か米国か」の選択に直面している。
状況はその時よりも複雑で多面的である。中国の戦略は単に軍事的、外交的だけに限定するのではなく、韓国につけた首輪のように経済的利害関係を前面に出している。
私たちの手を取ってくれるものと期待していた米国も、もはや恩恵的ではなく、今では選択的に変貌している。
つまり、私たちは西側から押し寄せる中国の覇権主義と、東側に芽生え始めた米国の新しい保護主義の間でジレンマに陥った局面である。
米国の著名な外交戦略家のブレジンスキー博士は、彼の著書「戦略的ビジョン」で、米国がアジアで中国に押される状況になれば、韓国が選択出来る道を三つに要約した。
一つ目は、中国に従属すること。
二つ目は、核兵器を保有すること。
三つ目は、日本と協力して中国に対抗すること。
核兵器は、国際社会から孤立する恐れがあり、日本との協力は、むしろ日本よりも中国を好む歴史的経験から見ると不可能である。
結局、残された私たちの選択は、中国の属国になるしかないのだ。
韓国が万が一、サード配備に失敗し、アジア諸国が中国の南シナ海掌握に中途半端な対応をとれば、米国は最終的に日本列島まで米国の防衛線を後退させ、アジアを中国に明け渡すしかないだろう。
これは米国が韓国を放棄するという意味である。
私たちは、米国か中国かの分かれ道で、中国を選択した形になると、その後、私たちは独立した存在として生き残ることは出来ず、中国に隷属する結果を迎えるだろうと言うのがブレジンスキー博士の予言である。
目を国内に戻してみた時、国内の事情は本当に惨めだ。
政界は与野党や派閥の戦いに余念がない。今、私たちは外交や安保でどのくらいの危機的な状況に置かれているかどうか、私たちがどのような選択をしないといけないのかの議論すら見えない。
大統領府は、できるだけ米中問題に関心を見せない「曖昧戦術」で押し通すつもりだ。
何をどうしていいのか分からないのか、自信がなくてそうなのか、我々には知る術がない。
今、大統領は国の安全と危機に関する重大事を直接、国民の前で説明し、国民的コンセンサスを形成する指導者像を示すこと切実だ。
国家的大問題を会議で「指示」だけ通達し、政治的な批判を受けることのない会議や、市場に遊びに出るほど、現在、国が直面する事情は暇ではない。
>>>韓国人のコメント
※コメントは下記記事からも拾っています。
http://media.daum.net/editorial/column/newsview?newsid=20160802031304486 共感007 非共感003
この記事を、全ての国会議員たちに直接見せてやりたい・・・
共感007 非共感004朝鮮日報が、国を救う指導者として朴槿恵に肩入れをして、熱心に選挙運動をサポートし当選させてしまったんだろう。 共感002 非共感002 このような状況下で、韓国がこれ以上孤立すれば、中米関係は限界まで行くでしょう。これは良いコラムです。
共感004 非共感000 既に李明博が登場した辺りから、この国は滅びに向かっていた。
共感006 非共感001 このような記事で政権を批判する資格が、朝鮮日報にあるのか? 朴槿恵が親中外交を行っていた時、手放しで賞賛していたのはどこのメディアなのか? 共感000 非共感001 私たち国民にとって、歴史に名が残るほど優れたリーダーが全く出てこないというのが最大の不幸である。 共感009 非共感000 朝鮮日報が滅びる日が本当の意味で大韓民国の独立の日です。
共感000 非共感000 米国のスボンの裾を掴む外交戦略で、あとどれくらい持ちこたえられるのか・・・ 韓国人のコメントは少ないのですが、興味深いので翻訳してみました。
現在の状況だけで判断すれば、1年前に「韓国は中国と米国からラブコールを受け、利益を最大化させる」と轟々していたバランス外交、親中外交は完全に裏目で、大国、ここで言えば米国や中国やロシアなどに依存している国(日本もですが・・・)にとって、選ぶ相手を間違えると、強烈なしっぺ返しを受けるという見本のような結果です。
あのまま民主党政権が続いていれば、今の韓国の状況は、日本の状況だったのかもしれません。
一つ目は、中国に従属すること。
二つ目は、核兵器を保有すること。
三つ目は、日本と協力して中国に対抗すること。
記事ではどれも無理ですと否定し、ではどうするのか?という独自の結論がなく、起承転結の「起承」だけで終わっています。
現在のアジアの覇権問題は、韓国が主体的に解決することが出来ないのに、現実的妥協を勧めるわけでもなく、なんとか韓国の面子を保った状態でと言うのは、もはや見ていて呆れてしまいます。
韓国が自ら招いた問題。
こういう状態になってもまだ日本を敵視する国民性。
日本の好意は理解されないことを全国民に知らせるべき。
日本は無視でよい。